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オナホビッグ対談

オナ郎がオナホメーカーとがっつり対談してみようという企画のコーナーの第2回目です。
今回は前回から告知していた通り、「トイズハート」 との対談になります。

第1回目:RIDE JAPANとがっつり対談してみよう

オナホビッグ対談の趣旨について
オナホールの商品単体よりも、「オナホメーカーの認知度を上げた方が面白い」なんて思っているオナ郎が商品のレビューだけでは伝えきれないメーカーの特色や考え方というものを、対談を通してもっと深く掘り下げ、メーカーに対する理解を深めてもらおうというチャレンジングなコーナーです。
今回はトイズハートの常務、石田さんにお話を聞かせて頂きました。
トイズハートのレビュー一覧はこちら

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オナ郎
 まずはメーカーの紹介みたいな所で、1983年に創業でしたっけ?

トイズハート(以下トイハ) もともとは「全協販」という名前でやっていて、その親会社がタバコの自動販売機を販売している会社だったんですよ。

オナ郎 ほぉ・・・そうだったんですね。

トイハ その自動販売機繋がりで、「エログッズの自動販売機も売れるじゃん」となったらしくて。でもエログッズを親会社でやるのも色々問題があったので、子会社の子会社を作って・・・といった流れですね。

オナ郎 その子会社が全協販だったんですね。

トイハ 子会社というよりも、孫会社ですね。
その子会社が自動販売機を売っていて、全協販が中身を売っていたんですよ。そうすることによって昔だとトラブルがあった時にね・・・。

オナ郎 あぁ、分かります(笑)

トイハ だんだん時代的に自動販売機が売れなくなってきて、その自動販売機を売っている会社がなくなって直(ちょく)の子会社になった形ですね。
当時はAVとかも作っていたみたいですね。

オナ郎 AVも作っていたんですね。

トイハ 数年間だけの話なんですけどね。その時もおもちゃも扱っていたみたいなんですけど、その時は他社メーカーさんから買って完全に問屋でしたね。
それからしばらく経って1999年くらいに中身だけ仕入れてパッケージをうちで作ろうという流れが次に始まりましたね。

オナ郎 今で言うOEM的な感じですね。

トイハ そこから2~3年くらい経って、初めて自分たちでもオナホを作ろうという事で「サティスファクション」といったような、内部形状が曲がっているオナホなんかが出てきましたね。

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当時としては珍しかったうねる形状が特徴の「サティスファクション」

オナ郎 ・・・となると今から10年くらい前ですね。

トイハ それでもまだまだうちはマイナーなメーカーさんみたいな感じだったんですけど、やっぱり「セブンティーン」が大きかったですね。

オナ郎 火がついたのはやっぱり「セブンティーン」なんですね。

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トイズハートの火付け役になった「セブンティーン


トイハ それでも最初は全然売れなかったらしくて、あれも実は2層構造の第2弾なんですよ。
誰も気付いてないんですけど、パッケージにも第2弾って書いていたんですよ(笑)

オナ郎 書いてましたっけ??
全然気付いてないですね(笑)

トイハ 「恥ずかしいから第2弾は消してくれ!」といって今はなくなってるんですけど、少し前のものは第2弾ってしっかり書いていますよ(笑)

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オナ郎 第1弾はどうなったんですか?

トイハ とっくの昔に廃盤になってるんですよ、売れなくて(笑)
開発した本人も「二層構造はもう1回やらしてくれ!」という事でセブンティーンを出したんですけど、やっぱり火がつかなくて・・・。でもちょうどその頃にインターネットの普及とTENGAさんも出だして・・・。

オナ郎 あれ?TENGAの前にはもうトイズハートはすでに認知度があったんじゃないですか?

トイハ 商品の一部は業界では反応はありましたけどそこまで売れてはいませんでしたね。

オナ郎 昔はオナホール業界ってそこまで”メーカー感”というのがなかったような記憶がありますね。
トイズハートはそんな中でもメーカー感というのがあったような気がします。

トイハ 商標は早かったんですけど、そうは言ってもその当時は問屋の比率の方が大きかったですね。
ここらへんからメーカーとしてちゃんとやるようになった感じですね。

オナ郎 トイズハートの発展にはTENGAの流行とインターネットの普及が大きかったんですね。

トイハ 2000年頃はインターネットはもちろんあったんですけど、どちらかというとパソコンが好きな人しか持っていなかった時代だったので。この7~8年ですよね、大学生が当たり前のようにパソコンを持っているような時代になってきたのって。

オナ郎 その頃と言えば、Amazonの登場も大きかったんですか?

トイハ セブンティーンに関してはそこまでAmazonさんは影響はないですね。
セブンティーンボルドーは別ですけど。

オナ郎 ボルドーくらいになってくるとAmazonも絡んでくるんですね。

トイハ そうですね。ただそれまではAmazonさんは全く関係なくて・・・。
その当時「セブンティーンは知ってるけど、トイズハートは知らない」っていうのが多かったですね。
会社に電話しても「全協販です」っていうので、分かり辛いですよね(笑)

オナ郎 そういうのを出来ればなくしていきたいんですよね(笑)商品よりもメーカーの認知度を上げたいというか。
従業員って何人くらいいるんですか?

トイハ 正社員が40人くらいで、パートさんを入れると50人くらいですね。

オナ郎 めちゃくちゃ多いですね。

トイハ 他社メーカーさんから「正社員多すぎじゃないですか?」なんてよく言われます(笑)

オナ郎 そういえば、全協販からトイズハートに名前を変えた時ってどんな感じだったんですか?

トイハ 先ほどの話でもありましたけど、社長が「全協販って何の会社かよくわかんないし、会社名もブランド名にしよう」という流れがありましたね。

オナ郎 なるほど。もともとの問屋としての全協販の流れがどんどん少なくなってきて、グッズメーカーの比率が上がってきたという事ですね。名前を変えたのっていつくらいでしたっけ?

トイハ ちょうど4年前くらいですね。
全協販がM&Aの対象になったんですよ。その時に来たのが僕です。ただM&Aする際には元がIT系と異分野だったので現在の社長と2ヶ月ぐらいM&Aする・しないで争う毎日でしたね(笑)

オナ郎 あぁ~、そういう話をなんとなく聞いた事があります(笑)
そういうタイミングもあって名前も変わったんですね。

トイハ 実はその時に裏話があって、原材料の全体的な値上げがあって社内的にも商品の値上げを出した時期とかぶっちゃったんですよ。
「その時に経営が変わったから商品が高くなった!」ってよく言われましたね(笑)

オナ郎 儲けに走りやがったな!?トイズハート!
といった感じだったんですね(笑)

トイハ そんな感じでした(笑)
「違うんです!これはもっと前から決まっていた事なんです!」って半年か1年くらいはずっと説明していましたよね。

オナ郎 ちょうどいいタイミングだったんですね(笑)

トイハ いや、悪いタイミングですよ(笑)

オナ郎 そういえば機械系のホールって最近あまり作ってないですよね。

トイハ もともとうちの社員も機械ホールあまり好きじゃないんですよ(笑)
昔は社内に機械ホールが好きな社員がいたので作っていたんですけど。

オナ郎 そういえば思い出しましたよ!「尺八娘」!
少し前にトイズハートで好きなオナホールのアンケートをとったんですけど、その時にトイズハートの公式ランキングで「尺八娘」がランキングの10位くらいに入っていて、「嘘つけぇ!」って思いました!

トイハ ほんとうに売れてるんですよ・・・。
実はもともと違うオナホールで出していたんですけど、パッケージを変えて出したら意外と売れちゃって・・・。

オナ郎 「尺八娘」は僕もレビューしましたけど、「これはアカンでぇ!」ってなりました(笑)

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意外と売れているらしい「尺八娘


トイハ でもネット通販サイトのレビューとか見たら「抜けないけど癒し系です」なんて書いてくれてて・・・。うちでもなんで売れているか不思議です。

オナ郎 でもこれパッケージは凄くいいですよね。

トイハ 前と中身は同じなので、「パッケージってやっぱり大事なんだな」って教えてくれたのがこの商品です。

オナ郎 ちょっと!そんな商品出さないでくださいよ!(笑)

トイハ でも需要があるみたいなので・・・(笑)
昔はこの商品だったんですよ(昔のカタログを見ながら)

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オナ郎 吸いつきっ子!!

トイハ 癒し系・・・っていうのを見て「オナホールで抜かない人もいるんだな」なんて事も勉強になりましたね。

オナ郎 あぁ、感触だけ楽しめたら・・・みたいなのもありますね。

トイハ 色んな人もいるんだな・・・って事で今作っているような「分布図」のアイデアも出てきたんですけどね。

オナ郎 分布図!!!
あれは・・・どうなんですか、全然違うじゃないですか(笑)

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全然当てになりやがらねぇ疑惑のトイズハートの公式分布図


トイハ オナ郎さんが作ってくださいよ!
実はうちでも5~6人で試してもらったら全然違う意見が出てくるんですよ。

オナ郎 お?じゃあ、あの分布図って一体どういうバランスで作ってるんですか?
平均値みたいなものを出すんですか?

トイハ 今作っているのは企画の一人の人間が「自分はここだと思う」という意見で出していますね。

オナ郎 あぁ、今のあの分布図は一人の意見だったんですね!

トイハ そうですね。最初作る時にあまりも意見がバラバラで参考にならなかったんで一人の意見にしました。

オナ郎 「ぼくの生徒」ぜったいおかしいですよ!これ(笑)

トイハ それはだからあくまで一人の意見なので(笑)

オナ郎 トイズハートとして出している面はあるけど、あの表自体は個人の意見を参考にしているという事なんですね。実際僕が作ったら全く別のものになりそうです。

トイハ 新入社員とかに30個くらい渡して試してもらっていたんですけど、大抵みんな風邪引いちゃうんですよね。

オナ郎 風邪・・・ですか?

トイハ なんていうか、「試してみろ!」って言っていっぱい渡しちゃうと逆に試せなくなるみたいですね。

オナ郎 オナニー風邪ですね(笑)

トイハ そうですね(笑)
なので今では控えめにしてもらったりしています。

オナ郎 この前「ふわぷに」のレビューでAmazonに分布図の画像がなかったので、もしかしたら控えたのかな・・・なんて思っちゃったんですけど。

トイハ 本当ですか?それはたまたまで意図はないと思います。
うちは結構ミスが多いんで(笑)
実は「トイズハートカップ」も誰からもツッコミが入らなかったんですけど、ノーマルカップを「NOMAL」という表記で出荷しちゃったりしています。

オナ郎 まじですか!?僕もレビューしたんですけど、全然気付いてなかったですね!
嫌だなぁ、僕の使ったやつがNOMALだったら(笑)

トイハ 意外とみんな英語のところは気付かないみたいですね。
企画の人間が少し経ってから「少しお話があるんですけど・・・」って来て・・・、「うわぁ、だめじゃん!!」ってなりましたね。

オナ郎 どこからも言われなかったんですか?

トイハ NOMALは一回も言われなかったですけどね。
だから逆に今こうやって言っています(笑)

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メーカーのこだわり、核の部分

オナ郎 メーカーでいう「核にしている所」って何なんでしょうか?

トイハ 今はって感じになるかもしれないですけど、「販売するもののテーマ、誰に向けて作っているのかは決める」という事は大事にしています。

昔だと「ただ、面白いものを作る」という感じだったんですけど、それだと本当の意味でのオナニーになっちゃうので、買っている人がどう思っているのか、キツめが好きな人の為のオナホールなのか・・・といった所ですね。
実はセブンティーンを企画した人間はキツめのオナホールが嫌いなんですよ。昔はキツめのオナホールっていうのがほとんどなくて、でも業界的にはそういうのを求めているユーザーが多いので「転校生」みたいなキツめのオナホールを作ったりしました。

オナ郎 「誰に対して作るのか?」というをはっきりさせてから企画する・・・と。

トイハ 先ほどの分布図の話もありましたけど、それを見れば同じような刺激の商品を作らなくてすむので、自分の所だけで似たようなものにならないようにしています。
そこはズラしていって、全部まんべんなくっていうのは無理でしょうけど、うちとしては色々な商品を色々な好みにあった人に合うようなものを作るようにしています。
売れ筋の傾向というわけではないですけど、そういった極端な好みを持っている人もいるというを分かった上でうまく散らしていっていますね。

オナ郎 ある意味「トイズハートの中だけで完結している」んですね。

トイハ それに、うちなんかはサイトで顔や住所も出しているので、問題になるような無茶なやつは出せないですね。バイブなんかもだいぶ数を減らしましたよ。

オナ郎 そういえばトイズハートって廃盤がめちゃくちゃ多いですよね。
その意図というのはどういう所にあるんですか?

トイハ 僕がトイズハートに来た時に商品の在庫がめちゃくちゃ多かったんですよ。5年で全部がなくなるようなあまり売れないものだったりで・・・。
そこでどんどんスリムに、「これとこれの違いって何?」といった同じ商品で食い合うような商品は少なくしてお客さんに分かりやすくしたというのが大きいですね。

オナ郎 昔のカタログを見るとめちゃくちゃ多いですよね。

トイハ 昔はやはり問屋の感覚があって「数を多くもって」という意識があったと思うんですけど、メーカーとして考えた時に「数を多くもって」では他に勝てない部分はどうしてもあるので・・・。

オナ郎 そういった意味では数を絞って一つの商品の質を上げていった方がブランドとしての認知は上がりますよね。

トイズハートの素材について

オナ郎 そういえば新素材で言えばメーカーの中で一番出しているような印象がありますね。
やっぱり意欲的な所はあるんでしょうか?

トイハ 結局大人の事情で言えばオナホールの工場がかぶってしまうと、似たようなものになってしまうので「色々なものを見つけていかないとな」って思っています。
最近ではユーザーさんが素材感に対して過敏じゃないですか、良い悪いに対して。
どうしても、うちよりも広告力や機動力が上な所がいっぱいあるので、ブランドの信頼性となると素材にこだわっていかないとな、と思っています。

オナ郎 新素材・・・というよりも、その・・・「作っている工場の色・・・?」みたいなものになってくるんでしょうか?素材の開発を研究しているという訳ではなく・・・?

トイハ 工場の色というのは大きいですね。ただ、うちからの要望もかなり言っていますね。
やっぱり工場によっては「こういうのを作ってもらわないとダメなんですよ・・・!」っていってお願いしている所もありますね。「売れない素材で販売してもお互い損じゃないですか・・・」って。

オナ郎 だから「頑張って新しい素材を作ってください・・・!」といった感じですね。

トイハ それでベビースキンなんかは昔と比べるとだいぶ質感は変わってよくなりましたね。
少し固くはなってしまったんですけど、昔は何回言っても油っぽさがあったんですけどそこは多少改善されましたね。

オナ郎 そういえばあの「イズハ」の素材。
あれを初めて触った時は感動しましたよ。

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感動をくれた素材感のイズハ


トイハ ありがとうございます。
ただ、あれコストが高すぎるんですよ(笑)

オナ郎 やっぱり高いんですか(笑)

トイハ あれを同じ型でやると値段をもの凄く高くしないとダメなんですよ。
だからあれ以降出していないんです。

オナ郎 出してないですよね、あれ以降。
イズハはオナホ自体の評価は普通だったんですけど、素材感は本当に感動しました。

トイハ 皆さんからもよく言われますね。
ただ、工場で見積もりをとったら「んん!?」みたいな値段になってしまうんですよね。
同じ形でも素材が変われば金額は変わってもいいとは思うんですけど、やっぱり今ってグラムでいくらってなってるじゃないですか。

オナ郎 なってますね!
うちではnkpとか言っちゃってますけどね(笑)

トイハ あれはあれで、一つの指針になっていいですけどね。
ただ例えばですけど、ダイヤモンドで作ったものと鉛で作ったものは同じ価格で出せないぞ!というは思います。

オナ郎 この機会に聞きますけど、素材によって値段ってそんなに大きく変わるんですか?

トイハ 変わりますね。
物によっては1,5倍とかになるものもあって、過去には発売出来なかったものもありますよ。
Si-Xと同じ大きさで3000円上代で、「モノは絶対いいけど高くなっちゃいすぎるな・・・これが失敗したらまずいな・・・」とか。

オナ郎 出してくださいよ、それ(笑)

トイハ いやですよ(笑)
だから、もう少しメーカーがブランド化してくればやれない事はないですよね。

オナ郎 その・・・、値段が高くなればどれだけでもよく出来るもんなんですか?
限界はやはりあるんでしょうか?

トイハ 進化中な状態ではあるんで、結局提案のしあいですよね。
メーカー、工場、素材屋、原材料でも色々な所で提案を出し合って価格を決めているので・・・。
一番大事なところは、それが市場に降りてきた時に「なんだこの高いものは!?」というようにならないように、お店やユーザーさんが、対価に対しての価値を感じてるもらえるようになってほしいですね。

例えば、軽自動車もフェラーリも公道を走らせるだけだったらほぼ同じじゃないですか。ただ、フェラーリには価値があるとわかってくれるからいいんですけど、オナホになるとまだまだ難しいですよね。

オナ郎 でも、最近はちょっとずつ近づいてきているんじゃないですか?

トイハ そうですね、でももう少し待たないと難しいかなと思いますね。

オナ郎 なかなか深い話ですね。そんな中でもトイズハートは素材感で頑張っている印象がありますね。

トイハ チャレンジは常にしていますね。

覚醒について

オナ郎 そういえばオナホールってどれくらいの耐久性を想定しているんですか?

トイハ そうですね、うちは500~1000円に一回っていうイメージですね。
例えば上代が5000円なら5~10回というか・・・。

オナ郎 つまり10回くらいは壊れない・・・という感じでしょうかね。

トイハ う~ん、扱い方によってもだいぶ変わるので・・・。丁寧に扱って頂ければ壊れないんじゃないかと思います。
どうしても裏返す行為というのが構造上NGなので、本来なら洗う時は手で掻きだしてもらって・・・。

オナ郎 裏返しはNGなんですか!
僕は絶対裏返してますよ・・・。

トイハ やっぱりそっちのほうがメンテナンスは楽なので。

オナ郎 そういえばセーフスキンは何回も使って柔らかくする、みたいな事あるじゃないですか?

トイハ ユーザーさんでも「R-20」を週2~3回使って2年間使ってみましたなんて言ってくれますね。そういうのを聞くと「セーフスキンはやはり耐久性があるな・・・」なんて事も思います。

オナ郎 なんか「覚醒」っていう言葉もありますね。
ぶっちゃけ言うと、僕は覚醒をトイズハートが広めたんじゃないかって疑っています。

トイハ 違います違います(笑)
だって最初の頃、うちの社員は誰一人覚醒を信じていませんでしたよ。

オナ郎 「トイズハートうまいことやったな~!」なんて思っていましたよ(笑)

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「覚醒」で有名な初々しい妹


トイハ 同じセーフスキンの商品はいっぱいあるのに、「初々しい妹」と「R-20」しか覚醒しないっていうのはおかしいですよね。2つしか発生しないのはおかしい・・・、根拠がないというか。
全部が覚醒しないと素材としてはおかしいじゃないか!と思って嘘だろ・・・と思っていました。
そこである映像メーカーの営業さんでトイズハートのファンの方がいるので、一度お会いした時に覚醒の話になって「覚醒は実際ありますよ!」っていうお話を頂いてびっくりしましたね。

オナ郎 なんだ、トイズハート発信じゃなかったんですね。

トイハ そういった話がネットで出てきた時に業者乙なんて言われてるみたいなんですけど、うちの社員で深夜にそういう事を書いてくれる人はいません(笑)

オナ郎 そんな熱心な広報はいません!と(笑)

トイハ 残念ながら(笑)

オナ郎 つまり「覚醒ブーム」はトイズハートにとって想定外の出来事だったんですね。
でもあれはうまいこと認知が広がりましたよね。

トイハ そうですね。うちは本当にネット以前と以降では差がありますね。

オナ郎 そういえば最近公式でも「覚醒」って言い始めたでしょ!
ついに便乗してきたな!と思いましたよ!

トイハ ちょっとだけね(笑)
でもこうやったら出来ます、とは言えないので覚醒するとは書いてないですね。

オナ郎 「使えば使うほど気持ちよくなる」みたいな文でしたね。

トイハ 「一応”?”をつけといてね」とは言いました。
僕が「覚醒する」といっていた人に聞いたのは10日くらい続けると、1週間くらいは覚醒してそれ以降は気持ちよくなくなると言っていましたね。

オナ郎 それは戻る、という事ですか?

トイハ 戻るというよりは全然ダメになると言っていました。

オナ郎 それあれじゃないですか。バナナが腐る前の本領発揮タイムみたいな感じですね。

トイハ みんなが言っている事が違うので、今うちで想定している考えは、そもそもセーフスキンは丈夫という性質(特性)があって。ゴムというのはどんどん劣化していくものなので、「劣化する曲線が長く感じる」。他の商品だと劣化する前に壊れてしまうんですけど、その丈夫なセーフスキンだと「劣化する曲線の中で自分の一番好みな柔らかさに近くなる」というのが覚醒するという事なのかな、というのがトイズハートの仮説ですね。

オナ郎 なるほど。つまりトイズハートとしては仮説としてそういう考えがあるけど、実際どうなのかというは不明な点があるんですね。

トイハ もう一つの仮説としては「全ての商品は覚醒するのではないか?」というのがありますね。

オナ郎 その覚醒している期間はともあれ・・・、という事ですね。
もともとセーフスキンは固めなので柔らかくなったのが分かりやすいのかもしれませんね。


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覚醒の仮説イメージ。


トイハ かといって、検証するために覚醒したオナホールを見せられてもちょっと困るじゃないですか。

オナ郎 「これ覚醒しているんですよ!!」って言われても確かに困りますね(笑)

トイハ 一度「覚醒キャンペーン」とかしても面白いかもしれませんね。
どうやったら覚醒したかを募集して、一番いい回答した人に賞品をみたいな。

オナ郎 初々しい妹一年分とかですね。

トイハ 覚醒キャンペーンなのに何個覚醒しなくちゃいけないんですか、それ(笑)
それでも「覚醒」はうちとしては本当にラッキーだったというか。
もともと企画としては丈夫で洗いやすい素材なのでそれを押したかったんですけどね。

オナホールの製作について

オナ郎 オナホールの販売ペースって決まってるんですか?

トイハ 繁忙期にはとりあえず出そうねとは言っていますね。
昔は毎月のように出していたんですけど、今はホールを3ヶ月に1回くらい出せれば・・・といった所ですね。
ただ、工場が遅れていたりするとまとめて発売とかなっちゃって。

オナ郎 今月多いやないか!みたいな感じですね。
企画から発売開始までの期間ってどのくらいなんですか?

トイハ 今は結構長いですね。
全部うまくいってれば3~4ヶ月で・・・、半年くらい眠っているパターンもありますね。

オナ郎 どこが一番時間がかかるんでしょうか?

トイハ 中型(内部造型)とパッケージがやはり時間がかかりますね。工場の調整ももちろんありますけど。
外型が一番早いですよ。

オナ郎 トイズハートの外型はシンプルなものが多いですよね。

トイハ お客さんに外型がシンプルすぎて怒られたりしますけどね。
ただ、うちとしてはその外型の部分に使う時間や予算を他で使えばもっとよくなると思っているので、シンプルなものが多いですね。

オナ郎 外型にあまり積極的じゃないんですね。

トイハ 例えばトルソーやくぱぁとかは一応出してはいるんですけど、企画的にそういったものは「オナニーに意味があるのか?」という疑問が常にありますね。
その視覚的なイメージとしての意味があるのはもちろん理解しています。

オナ郎 なるほど、合理的な考えなんですね。
「いかにチンコを嬲(なぶ)るのか」に重きを置いている、というか。

トイハ 「オナニーに意味のないものはいやだ!」という気持ちが強いですね。使用感に対してはあぁでもない、こうでもないといった議論を常にしていますけどね。

フェラゾーマについて

オナ郎 何か思い出深い一品ってありますか?

トイハ そうですね・・・。「フェラゾーマ」ですかね。
フェラ系の需要があるというのはわかっていたんで、フェラゾーマを作って社長に見せたら「こんなの気持ち悪いし廃盤にした方がいい」なんて、言われて(笑)
その時は型まで出来ていたんですよ!

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社内で意見が割れたらしい「フェラゾーマ


オナ郎 これはアカン!と(笑)

トイハ それから発売したらちゃんと売れてくれたので、「よかった・・・」って。
そういった意味でかなり思い出深いですね。

オナ郎 今ではフェラチオホールは各メーカーからいっぱい出てきていますけど、トイズハートはフェラホール作るの早かったですよね。

トイハ もともと営業マンでピンサロが大好きな人がいて、その人が「フェラホール作ってくれ!」ってずっと言っていて、作っては試してもらってましたね。

他に印象が深いものと言えば「トイバリュー」というブランドで出した「ぬれぬれミナちゃん」っていう商品ですね。
それはローションを大きくして値段的にもお得感があったんですけど、あんまり売れなかったんですよね。
「あぁ、誰もトイズハートに対して廉価版なんか期待していないんだな」っていうのは感じました。


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お得感はあったはずなのにあまり売れなかったという「ぬれぬれミナちゃん


オナ郎 2013年は「トイバリュー」から3つくらい出ていましたよね。
廉価版みたいなシリーズで。

トイハ 一応位置的には「トイズハートの名前は使えないけど、ものとしては面白いからやってみよう」というのがトイバリューですね。

オナ郎 じゃあもうトイバリューでは出さないんですか?

トイハ いえいえ、まだ出していくつもりですよ。
ただ、条件としては「トイズハートとしては合格ではないけど、面白いような何かだった場合」というのがありますね。

オナ郎 実験的な感じなんですね。
確かにトイズハートには廉価版をあまり僕も期待していない所がありますね。
逆に高いやつ出してくださいよ、nkp20くらいの。
200gで4000円とか(笑)

トイハ 試作の段階で渡しますよ、それだったら(笑)
それでオナ郎さんがこれだったら高くても★4はつけれるっていうなら出しますよ。

オナ郎 コスパは悪すぎるけども!いいですよ!みたいな

トイハ それで失敗して★1だとか言われたらメーカーとしては目も当てられないですよ(笑)

オナ郎 「素材感はいいんですけどねぇ・・・」とかね(笑)

セブンティーンエボソフトについて

オナ郎 そういえば一つ聞きたい事があったんですけど・・・。
セブンティーンエボソフトって限定版とか言っておきながら今も売ってるじゃないですか!

トイハ ねぇ・・・。
途中でだんだん大人の事情が発生してきて・・・。
でもあれは店舗さんではあまり売れなかったですね、これ以上はちょっと・・・大人の事情で・・・。

オナ郎 分かりました、これ以上はあまりツッコまないでおきます。
大人の事情・・・とだけ。

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限定版の17エボソフト。大人の事情が満載らしい。

軸ズレについて

オナ郎 オナホールでがっかりした事ランキングなんてものがあれば一位にくるのが軸ズレだと思うんですけど、メーカーとしてはどういう考え方なんでしょうか?

トイハ うちは工場に厳しく言っているので少ないはずなんですが、ゼロではないですね。

オナ郎 トイズハートはあまりないような印象がありますね。
そもそもどういう原理で軸ズレになるんでしょうか?

トイハ ガンガン生産していると、金型自体がどんどん緩んでくるんですよ。
最初の頃は上からカチっとはめ込んで作るんですけど、多く作ってくるとそれが緩んでズレてくるという原因がありますね。他社さんはどう作っているかは分からないんですけど。

オナ郎 売れれば売れる程発生しやすい、という事なんですね。

トイハ ただ、うちの商品の品質管理をしている女性が僕ら以上に厳しいんですよ。
「これはセーフでしょう!」といったものもNGだったりで。その人が仕事以上に厳しく管理してくれているんで助かっていますね。
ただ、軸ズレは多く売れてくると一時期うちもありましたね。
実際に工場に行ってみると型が古くなっていて「型を変えるしかない」という状況もありましね。

オナ郎 あぁ、なるほど。古くなったら軽く直せるようなものじゃないんですね?

トイハ 直せるものと直せないものがあって、そういう時は型の作り直しですね。

オナ郎 それを直すとまたお金がかかって・・・という感じなんですね。

トイハ 売れているものであれば逆に稟議(りんぎ)を上げやすくていいんですけどね。
うちとかだとサイトにもメールを送れるようになっているので、ユーザーさんからそういった意見を頂いた時に工場に行って確認しにいきますね。

オナ郎 がっつり工場と話し合うわけですね。

トイハ がっつりやりますね。
ただ、その修正に対してのスピードがうちは比較的早い方なので、軸ズレは少なく感じられるだけであって軸ズレの発生はゼロではなくて、発生ベースで早めに動くといった対応になっていますね。

気になるメーカーや商品など

オナ郎 最近で気になるメーカーや商品っていうのはありますか?

トイハ 気になるというよりも、マジックアイズさんがやはり毎回注目していますね。
あそこはやっぱり違いますよね。

オナ郎 お、マジックアイズですか。どういった点なんでしょうか?

トイハ コンセプトといった点ですね。
パッケージも中身も遊び心もちゃんとあるし、考えて作ってるなと思いますね。

オナ郎 シンクロ率も高いですよね。

トイハ イラストもずっと同じ人が書いていて、だんだん時代が本人に近づいてきた感じがありますね。
次は何を出してくるんだろう・・・って注目しちゃいますね。

オナ郎 流行らしてますよね、色々。

トイハ くぱぁは確か最初は別の所で出たと思うんですけど、打ち出し方がうまいですよね。
うちだと冒険し辛くなってきてるんで、マジックアイズさんはいいですよね。

オナ郎 そういえばトイズハートは最近冒険してるオナホール少ないじゃないですか!

トイハ やっぱりイメージっていうのが先行しちゃってるというか、メーカーとして変に目立ってしまった感はありますね。海外にも進出していますので、メーカーとしての責任も伴ってきていますね。

オナ郎 冒険しにくくなってきてる、という事ですか?

トイハ そうですね、スゴイ球っていうのが投げにくくなってますね。
昔は企画がトップダウンで商品を出していたんですけど、最近では合議制で行っているのでどうしても中庸なものになり気味ですね。

オナ郎 そういう変化が社内であったんですね。
だんだん見えて来ましたよ!トイズハートが!

トイハ 冒険しすぎて売れ残っちゃうとお店にも迷惑がかかってしまうので・・・。
返品を受け付けるわけにもいかないし・・・、そういう問題もありますね。
尺八娘」みたいなパッケージだけ変えて出しちゃおうぜ!みたいな小さな冒険はしているんですけどね。

オナ郎 「尺八娘」は僕が最後に見たトイズハートの超冒険です(笑)

トイハ 最近では真ん中を狙いすぎているのは僕達もわかっているので、またやり方を変えるかもしれませんね。

オナ郎 そうですね、もうちょっと「コレヤ!」っていうのを狙ってきて欲しいですね。

トイハ 先ほども出ましたけど「高級素材」とかはやりたいですね。

オナ郎 トイズハートはそういうやり方のほうが合ってるかもしれないですね。

トイハ それをどういう理屈でお客さんやお店さんに説明出来るのか?っていうのが難しいですね。

オナ郎 打ち出し方・・・みたいな所ですね。
他に気になるメーカーさんってありますか?

トイハ あえて言えばNPGさんのロリっぷりは本物だな・・・とか、Tamatoysさんのパロディの元ネタが分からなくて検索が大変とか(笑)。
本物が作ってるんだなって思いますね。

オナ郎 本当に好きな人が社内にいるんでしょうね。

トイハ 僕も結構オタクな方なんですけど、レベルが全然違いますね。
そのメーカーさんと話していると話が凄すぎてついていけないですよ(笑)
他には商品で言うとワールド工芸さんの「ヌードルキング」も面白かったですね。
まんまあれではないんですけど、うちも似たようなのをやりたかったんですよ。

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実はトイズハートも近いものを考えていたらしい「ヌードルキング


オナ郎 まだまだ大丈夫ですよ、ヌードル業界は(笑)

トイハ ヌードル系は「チクドル」を出した時くらいに工場に聞いたら出来ない!って言われて・・・(笑)

オナ郎 「チクドル」ね!
僕もあれは大好きです、あんな面白いのまた出して下さいよ。

トイハ 実はチクドルは女性にウケるんですよ。
女性のライターさんに見せるとずっと乳首を触ってますよ(笑)

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女性ウケのいいらしい「チクドル

オナホ動画.comについて

オナ郎 ちょっと聞くのが怖いんですけど、オナホ動画.comってトイズハート的にはどんな感じなんでしょうか?

トイハ うちの企画からはあんまり好かれてないですよ(笑)

オナ郎 まじですか!

トイハ 悪い記事の時に「自分はこう考えてるのにこう書かれた!」ってあるじゃないですか。
だから最近うちの企画は「見ないようにしてる!」って言ってました。

オナ郎 そうですか・・・、なんかすいません・・・。

トイハ 「評価が低かったら凹むので見ない!」って。
僕的には面白いなと思って見てますけど(笑)
あ、でも★3は嫌ですね。

オナ郎 僕もレビューしててあまりおもしろくないのが★3のやつです。

トイハ あとは、出来ればライバルみたいな人が出てきてくれたら嬉しいですね。
例えばですけど、ゆるい系が好きな人に刺激系を渡しても駄目だろうし。
企画段階で「これオナ郎さん駄目って言うだろうね・・・」っていう話もたまに出てくるんですけど、好き嫌いであって良い悪いではないじゃないですか。

オナ郎 オナホールの好みって人によってだいぶ変わりますからね。

トイハ そういう意味でオナ郎さんと好みがまったく違う人なんかが出てきてくれたら嬉しいですね。

オナ郎 確かに。一番参考になるレビューって自分と一番近い好みの人のレビューですもんね。

最近のオナホール事情

トイハ この1~2年で業界的には刺激系(キツ系)が流行ってますよね。

オナ郎 あぁ~、そういえばここ最近「まったり系」のものって少ないような気がしますね。

トイハ 多分ですけど、オナニーする方が多くなってきていて強い刺激に慣れている人が増えてきてるんじゃないかっていうのも思ってます。だって手の握力ってすごい強いじゃないですか。

オナ郎 なるほど、オナホールにも分かりやすいような刺激が求められているという事ですかね。

トイハ だから今年はうちももうちょっとユル系を出して啓蒙(けいもう)活動をしないと駄目なんじゃないかって思ってます。

オナ郎 そうですね。確かにまったり系とかユル系ってオナホールをある程度使っている人の方が好きなイメージがありますね。そういえば僕も最初の頃はわかりやすい刺激のオナホールの方が好きでした。
でもどんどん数をこなしていくうちに、「まったり系もいいな・・・」って思うようになりましたね。

ユーザーに伝えたい事

オナ郎 何かユーザーに伝えたい事ってありますか?
これだけがっつりしゃべっていて、これ以上何を聞くねんって感じですけど(笑)

トイハ 出来ればオナホールは色々試して欲しいですね。
一個使って諦めて欲しくない、というか。

オナ郎 そうですね、合う合わないはあるので初めて使って「オナホールは気持ちよくない」って思うのはもったいないですよね。

トイハ 後はオナホールもいいけど、リアルの女性も大切にしましょう!という事ですね。

オナ郎 トイズハートがそれを言っていくんですね(笑)

トイハ うちはバイブやローターも出しているのでどちらも大事だと思っています!

おなっしー動(小)
PINKTOKYOでトイズハートブースにあり一部で騒がれたオリジナルキャラの「オ
ナッシー」。
最後にでも入れてくれたら嬉しい・・・!ということで登場させておきました。
完全にふなっ・・・ゲフンゲフン。



かなりの長文でしたがいかがでしたでしょうか。
次回のオナホビッグ対談は「G PROJECT」を5月頃に予定しておりますのでお楽しみに!