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オナホビッグ対談

オナ郎がオナホメーカーとがっつり対談してみようという企画のコーナーの第3回目です。
今回は前回から告知していた通り、「ホットパワーズ」 との対談になります。


オナホビッグ対談の趣旨について

オナホールの商品単体よりも、「オナホメーカーの認知度を上げた方が面白い」なんて思っているオナ郎が商品のレビューだけでは伝えきれないメーカーの特色や考え方というものを、対談を通してもっと深く掘り下げ、メーカーに対する理解を深めてもらおうというチャレンジングなコーナーです。

今回はホットパワーズのとくっちさん佐藤さんにお話を聞かせて頂きました。
ホットパワーズのレビュー一覧はこちら

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メーカー立ち上げの話

オナ郎:立ち上げの時の話って何か有りますか?

とくっち:なにもないです!

オナ郎:ちょ、いきなり(笑)
確か、ホットパワーズはもともとショップがメインですよね


とくっち:親会社の社長が「大人のおもちゃをやろうぜ」って言って勢いで始めたのがホットパワーズですね

オナ郎:とくっちさんはその当時って何をしていたんですか?

とくっち:僕はその時流浪の旅で新宿のハローワークにいった時に「小売店2店立ち上げ」の募集があって・・・、もちろんハローワークなのでアダルト的なことは書いてないんですけど、面接言って聞いてみたら「おもちゃ屋」か「自然食品」のお店でどちらか君にはやってもらうよって言われて「どっちでもいいです!」って言ったら面接合格になってそのおもちゃ屋、つまりホットパワーズが始まったって感じですね

オナ郎:それっていつくらいの話ですか?

とくっち:今年でホットパワーズは10周年なので、ちょうど10年前くらいですね

オナ郎:オリジナルのアダルトグッズはいつ頃から始めたんですか? 

とくっち:オリジナルグッズは立ち上げ当初ではないですね

オナ郎:あれはどういうノリで作り始めたんでしょうか?

とくっち:まったく記憶にはないんですけど、勘で話すとですね・・・

オナ郎:大丈夫ですよ、勘で(笑)

とくっち:「このままじゃいけない!」
ってどうしても思うわけですね。やっぱりどんどんショップが増えていく中で差別化を図らなければいけない・・・って

オナ郎:あ、ネットショップはその時あったんですか?

とくっち:お店を立ち上げて1年後くらいに「お店がこのままじゃ潰れる」って思って試行錯誤の上でネットショップも始めた形ですね

http://www.hotpowers.jp/
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試行錯誤の上作られたらしいホッパのネットショップ

オナ郎:つまり、「お店ネットショップオリジナルグッズ」という流れですね

とくっち:そうですそうです
で、ネットショップをやっても厳しいわけですよ、ただやってるだけじゃ・・・
その時にうちの親会社の社長が「大人の新聞」っていうフリーペーパーをつくろうっていう話があったんですよ
その広告先の一つにラブドール風俗があってですね

オナ郎:昔はそういうのが流行った時期がありましたね

とくっち:そのお店にラブドールに装着するためのオナホールがあったんですよ、そこでしか買えないっていう
そのお店を紹介してもらって「よかったらうちで売らせてくれないか」って言ったのが最初の始まりっちゃ始まりですね

オナ郎:オリジナルではないけど、お店にオリジナリティの強い商品を入荷したってことですね

とくっち:当時はそういう事をやっているところは他になかったですから、確か6800円くらいで売ってましたね

オナ郎:バカバカ売れたんですか?

とくっち:バカバカではないんですけど「あ~他では買えないものは売れるんだ~」くらいには売れてくれたので、味を占めたわけですよ(笑)

オナ郎:目覚めちゃったんですね(笑)

とくっち:そういうことなんですよ

オナ郎:そこからホットパワーズの商品を作り始めるわけですね

とくっち:そうですね、でもすぐ作ったわけじゃなくてそこから1~年経ってますね。当時はmixiが全盛期だったじゃないですか

オナ郎:流行ってましたね、今ではTwitterFacebookとかになってますけど

とくっち:そのmixiで詳しいきっかけは忘れたんですけど、「オナホールを作ってる者です」みたいな人がいて仲良くなったんですよね

オナ郎:それはつまりオナホ工場の人ですよね

とくっち:そこの人とやりとりをしていて「ホットパワーズも作りたいんですけどうちのも作れませんかね?」って言って作ったのが「スーパーソフトホール」「スーパーナチュラルホール」「スーパーハードホール」っていう四角い透明なオナホールを第1弾みたいな感じで作ったんですよ

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ホッパ伝説の第1弾オナホール

オナ郎:いきなり三種類作ったんですか?

とくっち:いきなりそうですね(笑)
おそらく僕の記憶によると、三種類違う固さで作ったのはうちが始めてなんですよ

オナ郎:ホッパの商品は固さを色々用意しているイメージがありますね

とくっち:そしたらみんながわりとパクり始めたっていう思い出がありますね、同じ金型で三種類も作って

オナ郎:あの手法は珍しい・・・っていうかセコいですよね(笑)

とくっち:お金もないし、そんなに作ってられない!って事で苦肉の策でもあったんですよ

オナ郎:なるほどね、内部構造を試行錯誤するより素材をガラっと変えた方が使用感は大きく変わったりしますからね

とくっち:そうなんですよ、全然違うものになりますからね

オナ郎:その一番初めの流れが今も続いているって事ですよね、でも最近のホッパのラインナップを見ていると別素材同形状の商品が減ってきましたね

とくっち:最近少なくなったのは自社工場の製品になったからですね、その種類が多いのはさっきの工場で作ってるやつですね

オナ郎:どの商品から自社工場で作るようになったんですか?

とくっち:ダブルスパイラル」ってやつからですね、デカかったら高く売れるだろう!って事でやってみたんですけど、ちょっとデカすぎたな・・・って反省をしております

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ホッパ自社工場記念すべき第1弾のデカすぎたオナホールがこちらのダブルスパイラル

オナ郎:そうですね、かなりボリュームがあったのは覚えています(笑)
そういえば、自社工場らへんの話を聞かせてくださいよ

とくっち:じゃあそこからは佐藤くんの思い出を辿ってもらいましょう

自社工場の話

分かりやすいように佐藤さんの名前だけピンク色にしています

オナ郎:佐藤さんは自社工場立ち上げの時にすでにいたんですか?

佐藤だいぶいましたね。とくっちが「自社工場を作ろう」って何の作戦もなしに思いつきで言いだして

オナ郎:思いつきで(笑)

佐藤それで物件を東京で探したんですけど、火を使って煙も臭いも出るし家賃も高いしなぁ~って事でなかなかいい物件が見つからなかったんですよね
そしたら実家の近くの埼玉で物件を見つけて今に至るって感じですね

オナ郎:1弾がさっき言ってた「ダブルスパイラル」ですよね

佐藤ダブスパを作る時はめちゃくちゃめんどくさかったですね
ノウハウが何一つない所からなんで、金型を作ってくれる所も自分で探さなきゃいけなくて・・・
工場の人に聞いても全然教えてくれませんし・・・

オナ郎:じゃあいきなり工場に頼みにいったりしたんですか?

とくっち:そこであの「ツインテールおじさん」が出てくるんですよ、外部顧問という名の

オナ郎:器具田こする教授、通称きぐにゃんですね

http://www.kiguda.net/CMS/index.php
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ホッパで度々登場する器具田こする教授のサイトがこちら

とくっち:ツインテールおじさんの知識とツテをお借りする事によって結構色々出来るようになったんですよね

オナ郎:実はホッパときぐにゃんの距離感っていうのがよくわからなくて・・・

とくっち:友達以上恋人未満ぐらいの関係ですね

オナ郎:手をつないでるくらいかな、って思ったらけっこうがっつり抱き合ってたんですね

とくっち:いや、そうでもないですよ(笑)

ホッパの中の人達

オナ郎:ホッパって結構人数がいたと思うんですけど、社員ってなると誰になるんですか?

とくっち:社員はほぼ全員ですよ
お店でいうととくっち、ゆっきー、溝井、みくらちゃん、ふじ店員の5人で、工場は佐藤、ヒロキのみですね

オナ郎:結構・・・ていうかかなり多くないですか?

とくっち:あの店の規模でこの人数はちょっと運営が大変なんですよ

オナ郎:全員社員って聞いてちょっとびっくりしましたよ

とくっち:次の動きに向けての先行投資ですね。今がホッパ史上でのベストメンバーだと思っているのでこれからですねホットパワーズの快進撃は!

それぞれのTwitterアカウントはこちら

         https://twitter.com/hotpowers(とくっち)

         https://twitter.com/hop_mikura(みくらちゃん)

         https://twitter.com/_0310_(佐藤お尻)

         https://twitter.com/kotonoisakura(琴野井 桜)

         https://twitter.com/yukkey_H(ゆっきー店員)

         https://twitter.com/iku874(職人ヒロキ)

メーカーのこだわり、核な部分

オナ郎:メーカーの一番大事にしている所、核の部分ってどういう所なんでしょう?

とくっち:基本的には2点大事にしている事がありますね

オナ郎:お、やっぱりあるんですね

とくっち:まず、気持ちよさですね。ここを結構ないがしろにしている所が多いと思うんですよね
気持ちよさってなっちゃうと個人の主観による所が大きいかもしれませんが、気持ちよさ重視というのがひとつですね

オナ郎:もうひとつは?

とくっち:もしくは楽しさですね
ホットパワーズの商品はこの2点のどっちかに振りきって商品を作るようにしていますね

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オナ郎:どっちかだし、どっちもだし・・・という事ですね

とくっち:どっちもいけたらどっちも行くし、どっちかだけに振れちゃう事もあるし
例えば「三峯ホール」なんかは、楽しさだけに振り切っちゃった商品だと思いますし

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楽しさに振り切ってしまった三峯ホール

オナ郎:ホットパワーズの商品のラインナップを見ていても、そこらへんのコンセプトは大体伝わってきますね

とくっち:そうですよね、例えば「ゼロスパイラル」に楽しさなんて全くないですし

オナ郎:面白さ重視で行く場合は採算はあまり考えないようにしているんですか?

とくっち:考えないですね
でも佐藤のアナルはもうちょっと売れると思ったんですよね・・・(笑)

オナ郎:あれは気持ちよさと楽しさをちょっと融合させてみた感がありますね

とくっち:そうなんです
でもあの時は「ホットパワーズは受け入れてもらえてるぜ!」って調子に乗っていたんですよね

オナ郎:佐藤のアナル」はちょっと面白すぎな要素が強すぎましたね(笑)

とくっち:でも、あそこで学びもあったんですよ

オナ郎:学び・・・ですか?

とくっち:ものすごい面白がって色んな人が取り上げてくれて、ホットパワーズの事をたくさん知ってもらえたんですよね
単純な売上だけを見たらそんなに売れてないかもしれないけど、相対的に見ると広告として見た時にとってもいい費用対効果じゃないのかなって

オナ郎:商品の中にホットパワーズの広告費も入れちゃうんですね

とくっち:広告商品という新しい位置付けが出来た瞬間で、それに味をしめて色々やっちゃうわけですよね(笑)

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売れなかったけど学びもあった佐藤のアナル

オナ郎:じゃあ「佐藤のアナル」以前はそこまで楽しさに振り切った商品はなかったんですか?

とくっち:あるとしたら「オーガ」くらいですね

オナ郎:あの硬いやつですね(笑)
じゃあホットパワーズが面白い事をやるようになったのは「佐藤のアナル」が分岐点だったんですね

http://www.hotpowers.jp/goods/1-943.html
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硬いオナホール!といえばこれの名前が必ず上がるくらい振り切りまくった伝説のオーガ

とくっち:そうですね、「オーガ」で軽い手応えを感じて「佐藤のアナル」で確信した感じですね
でも「オーガ」の後に「すかとローション」っていうのを出してスベってますけどね

オナ郎:絶対使いたくない(笑)

とくっち:死ぬ程売れなくて、最後無料でばら撒きました(笑)
完全に赤字でしたね

オナ郎:ふざけるにもバランスが大事って事ですね・・・

とくっち:そうですね(笑)

http://www.hotpowers.jp/goods/1-910.html
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死ぬ程売れなかったらしい「すかとローション」

オナ郎:じゃあ、逆に気持ちよさを追求するときはどのように作ってるんでしょうか?

とくっち:やっぱりみんなで繰り返し使って、それぞれ好みが違う意見を貰ってどこにすり寄せていこうかなという流れですね

佐藤工場が出来た時にさらにそういう流れが強くなりましたよね
ここをこうしてもっと固くしてとかいう意見がどんどん出しやすくなって

とくっち:特に「ゼロスパイラル」に関しては工場のみんなが「これはいい、これは気持ちいい」という所から始まって、自信を持って売りだしたものですね

オナ郎:でも廃盤になりましたね・・・

とくっち:古い方はそうですね(笑)
最初はあれダブルスパイラルと同時に発売しようとしてたんですよ、スパイラルがないからゼロで対となるもので出そうと思ったんですけど準備が全く間に合わなくて・・・、ダブスパだけ最初に発売して、その後にシールだけ貼り直してやる気もないままゼロスパを発売しちゃった感じで、気合のなさが世の中に伝わっちゃいましたね

オナ郎:確かにダブルスパイラルの箱にシールだけ貼ってあるという、やる気のないパッケージでしたね(笑)

とくっち:実験的なお遊びホールは今後ホッパだけでやっていくとして、卸しで出す商品は気持ちよさに触れた手堅い方でやっていこうとは思っていますね

企画から販売までのスピード感

オナ郎:商品企画から販売までの期間っていったいどれくらいなんでしょうか?

とくっち:ものによりますけど、既存の型を使うならわりと早いですね

オナ郎:ホッパはほとんど同じ型じゃないですか(笑)

とくっち:そう、そうです(笑)
古い型だけで言えば早くて三ヶ月くらいで作っちゃいますね

オナ郎:最長でどのくらいかかったんですか?

とくっち:長くて7.8ヶ月くらいですね
結局ショップとか色んな業務をやりながらでの製作になっちゃうんで、何かと時間を取られたりするんですよね
でも今後は人が増えて製作の方にベクトルを向けていけそうですね

オナ郎:パッケージはどんな感じで作るんですか?

佐藤ストーリーがあるやつは大体とくっちの中で決まってますよね、アリューネとかはストーリーが軸で始まって・・・

オナ郎:アリューネはストーリーから作ったんですか?
あの長いやつ・・・全部読もうかと思って途中で断念しちゃいましたよ

とくっち:佐藤も断念してますよ、自社の人も断念したっていう(笑)

オナ郎:あれはどなたが書いているんですか?

とくっち:最低限の設定だけ僕が用意して外部の人に書いてもらいましたね
こういう国があって、こういう女の子がいて、こういう設定を元に膨らませて下さいって

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自社の人が読むのを断念したレベルのアリューネの長編ストーリー

オナ郎:じゃあアリューネの場合は、オナホールの前にストーリーが完成して・・・

とくっち:それで中身のオナホはノリで作りました

佐藤そうですよね(笑)

とくっち:紙粘土で適当に・・・、まぁノリでしたね(笑)
後、お気づきかもしれませんけど、昔は卸しをやってなかったんでパッケージはわりと適当な時がありましたね
みくらちゃんのオナホール」くらいからですね、パッケージにも本気を出すようになってきたのは

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ここらへんからパッケージにも力を入れるようになってきたらしい「みくらちゃんのオナホ」


オナ郎:もっと昔のやつって透明のクリアケースに自分で印刷したかのようなシールだけ貼って・・・みたいな簡素なものでしたよね

とくっち:あ、あの時代を知っているんですね(笑)
もちろん自分で印刷して貼ってましたよ

オナ郎:確かにシールがインクジェットプリンター的な質感でした(笑)

とくっち:でも、パッケージは考えるのは大変ですね

オナ郎:絵師の人にパッケージまでやってもらったりするんですか?

とくっち:いや、絵師の人には絵だけ貰ってあとは箱とかは外部のデザインとかにお願いしたりしていますね

オナ郎:そういえば「三峰ホール」はどうだったんですか?

とくっち:あれは完全溝井プロデュースでアイデアはホッパが全部考えていますね、裏をハガキにして・・・とか
絵師の人に丸投げとかではないですね

思い出の一品について

オナ郎:思い出深いオナホールってなんでしょう?

佐藤僕は空笑挽歌」と「空笑幻視」のファントムシリーズですね


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宇宙一柔らかい,という色んな意味で衝撃だったオナホール

オナ郎:ちょっと思ってたんですけど、あのむちゃくちゃ柔らかい素材自体を作るのってそんなに難しくないですよね?

佐藤そうですね

オナ郎:それを宇宙一柔らかいというコンセプトで商品としてちゃんと出したっていうのがすごい所だと思っています

佐藤実はあれはあそこまで柔らかくなくてもいいって僕は思ってたんですよ
それを「もっとドロドロにしてみようよ!」っていうほんと悪ノリな指示があったので、あぁなっちゃったんですよ

オナ郎:佐藤さんはもうちょっと実用性を重視したかった・・・と(笑)

佐藤だってあれを普通に出されたら「こんなもの使えるか!」ってなるじゃないですか
そのレベルで出さないといけないのか・・・って(笑)
でも僕がもっと見て欲しいのは穴が無い構造を作った所ですね

オナ郎:穴あるじゃないですか、アレ!!
なんで穴が無い!とか書いたんですか!?

とくっち:オナ郎さん、騙されてましたね(笑)

佐藤ビックリハテナをちゃんとつけてたでしょ(笑)
透明なのに穴が無く見える、まったく外から見たら見えないじゃないですか

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ビックリハテナにまんまと騙されたのはいい思い出

オナ郎:あれ、「見えない」って意味だったんですか
完全に「穴が無い」って思ってレビューして、ユーザーの方から「使い方間違ってるぞ!」って指摘を貰って気付きましたからね

佐藤次の日に訂正してもらってましたね

オナ郎:びっくりしましたよ・・・、こりゃあもう一回使わないとな・・・って

佐藤オナホの新しい内部構造を考えなくちゃって時に「穴が無いオナホとかあれば面白いんじゃない?」って話になった瞬間に、こんな構造で加工だったら出来るんじゃないかなって閃いて、すぐに実験してみたら完成したんですよね。「これは革命を起こせるぞ!」とそのときは思ってたら、柔らかくなりすぎちゃったんですよね

オナ郎:最初のコンセプトは「穴が無い!」を押したかったんですね

佐藤僕は「穴が無い」を押したかったんですけど、「宇宙一柔らかい」が先行しちゃったんですよね

オナ郎:とくっちさんのせいであんな事になっちゃんたんですね

とくっち:だって宇宙一柔らかいっていい響きじゃないですか

オナ郎:その話を聞くと、どっちのコンセプトでもいけたと思いますけどね
でもそうやって聞いてみないとそのコンセプトは分からないですよ、完全に穴がないと思って使ってましたからね(笑)
とくっちさんの思い出の一品はなんでしょうか?

とくっち:僕は「最高級のお嬢様ポテンシャル」ですね

オナ郎:いわゆる嬢ポテですね

とくっち:あれは当時オリジナルホールに力を入れ始めた時で、お客さんにアンケートをとったりして作ったりしていた時だったんですよ

オナ郎:声を反映させて作った一品・・・みたいな

とくっち:キャラクターにちょっとした物語をつけて、声を当ててエッチなボイスをおまけで聞けたりとか、オナホだけじゃないところもやり始めた記念的な作品でもあって思い出深いですね

オナ郎:色んな挑戦がいい結果にでて成功したっていう商品なんですね

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色々試して成功したとくっちさんの思い出深いオナホ

素材について

オナ郎:ホッパとしては、やはりどんどん新しい素材を開発していきたい・・・というスタンスなんですか?

とくっち:そうですね、今ある素材も少しずつ改良していったりしていて、常に何がベストなのかという模索はしていますね

オナ郎:既存の素材をちょっとずつ良いものに、という事ですか?

とくっち:それもありつつ、全く違う素材を作りたいとも思っていますね。製品によって求められている質が変わってくるので

オナ郎:宇宙一柔らかい!というのも言っちゃえば新しい素材感ですよね

とくっち:何かに突き抜けるというのはやりやすい所ではありますよね、極端を独走する・・・というか

オナ郎:やっぱり極端に振れた方がいい場合が多いですよね、極端なやつほど嫌いという人の数と同じくらい好きという人が出てきますからね

とくっち:でも普通のメーカーさんは極端にいくのは怖いですよね(笑)

軸ズレについて

オナ郎:メーカーとして軸ズレってどういう考え方ですか?

とくっち:うちは全然規模が小さいので最大限の注意を払って作るようにしていますね

オナ郎:そういえばホッパのオナホールで軸ズレしていた事はないような気がします

とくっち:自社で作っている工場だと特にないと思いますね、他社で作った工場だとたまにあったりした事はありますけど

オナ郎:もともとホッパのオナホールって内部口径が大きいものが多いので、それも軸ズレがしにくい原因にもなっているんでしょうかね

とくっち:でも逆に内部口径が大きい方が芯棒が重くなっちゃって軸ズレしやすくなるっていう話もあるんですけどね

オナ郎:そういう要素もあるんですね

とくっち:特にうちはショップもやっていて、直接のフィードバックが返ってくるので怖いんですよね
変なものは出し辛いというのもあって、そこらへんはどうしても気をつけていまいますよね

最近気になるメーカーや商品

オナ郎:最近気になるメーカーや商品って何かありますか?

とくっち:なんだかんだでマジックアイズさんは注目し続けていますよ、ずっと

オナ郎:やっぱりマジックアイズですか

とくっち:緒菜穂さんの情熱とセンスで良い物を高水準で作り続けている実力にはただただ驚かされるばかりですね

オナ郎:マジックアイズは流行の最先端を行ったりしていますからね

とくっち:パイオニアっぽい所がありますよね
次は何を作ってくれるのか・・・毎回楽しみです


オナ郎:佐藤さんはどこかありますか?

佐藤う~ん、Tamatoysさんは気になりますね

とくっち:オナホじゃなくて?

佐藤オナホはもう頭打ちって感じていてアイデアを考えて考えて出すものじゃなくて、閃いた時に企画を出していきたいんですよね
それこそとくっちはバンバンおかしな発想でアイデアを出してくるんで、それを全部断って「これを出そう!」という程のものは僕にはあまりないんですよ・・・
そういう意味でオナホールとは違う所で試行錯誤しているTamatoysさんが気になりますね

オナ郎:香水とかショーツとかも出していますよね

佐藤あそこらへんは真似したくてもなかなか出来ないじゃないですか

オナ郎:いいじゃないですか、真似したら(笑)

佐藤中途半端にやったら変なものになっちゃうじゃないですか(笑)
おまん紅茶」とかはそういう所で作った商品でもあるんですけどね

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普通においしかったおまん紅茶

オナ郎:佐藤さんが香水に注目しているのは意外な意見でしたね、確かにあれはちょっと面白い商品ではありますね
聞いた所によると結構ガチで作っているらしいですよ

佐藤そういう所を真似したいな~っていうのはありますね

オナ郎:ホールだけじゃなくてそういう別のグッズも視野に入れているという事ですね

とくっち:僕はホールを作っているだけでひいひい言ってるので、佐藤くんがどこまで頑張ってくれるのか・・・って所ですね
なんだかんだでショップの雑務もなかなかなくならないので(笑)

オナホ動画.comについて

オナ郎:ちょっとテンション下がるのであまり聞きたくないんですけど、オナホ動画.comについてどう思われていますか?

とくっち:僕は特に何も考えてないですね(笑)

佐藤うちはおいしい思いしかしてないですからね(笑)

とくっち:あぁ、「ありがとう・・・」が多かったから何も思ってないのかも・・・、これから叩かれたら嫌いになります!

佐藤気持ちいい商品は気持ちいいと言ってもらっているし、ダメとか使いにくいとかいうのは面白い感じでイジってもらっているんで、おいしいとしか言えないですね(笑)

オナ郎:ホッパは個性的な商品が多くてレビューもしやすいんですよね
ちゃんと作っているというか、コンセプトをしっかり持って作っているメーカーはオナホ動画.comみたいな場所はおいしいのかもしれないですね

とくっち:でもやっぱりオナ郎さんに興味を持ってイジってもらえるようなものを作らないと駄目だな、と思いますよ

ユーザーとの距離感

オナ郎:ホッパはTwitterを使ったりオナホ飲み会なんかのイベントを定期的に開催とかしていて、メーカーの中でもユーザーとの距離感が非常に近いと思うんですけど、そこらへんは意識的に距離を縮めていこうとしているんですか?

とくっち:いや、そうでもなくてショップがあるから、というのが大きいかもしれないですね

オナ郎:あ、そうか!
作っている人がそこにいるわけですからね(笑)

とくっち:気軽にそこに来れますからね(笑)
Twitter
はみんな仕事は半分以下くらいでプラベート風にやっちゃってるんで、絡みやすいというもあるかもしれないですね。そこで仲良くなって「お店に行きますよ!」って事もありますし。じゃあ飲み会もなんとなくやってるけど来る?という流れですよね
交流を目的としてやっていた訳ではないんですけど、自然に・・・といった感じですね

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作った人がそこにいるというプライスレスな東京中野にあるホッパのショップ

オナ郎:ショップに来た人から意見とかもらえるんですか?

とくっち:やっぱりみんな恥ずかしがるんで、話しかけてくれるのはほんの一部ですね・・・
こちらからは話しかけたりはしないので・・・
Twitter
でやり取りをしていた人がお店に来てくれた人とはちゃんとやり取りはしたりしますけどね

ユーザーに言いたい事

オナ郎:何かユーザーに伝えたい事、知って欲しい事ってありますか?

とくっち:あまり2チャンネルやネットばかりを信用しない方がいいと思います

オナ郎:おっ、それはいい意見ですね

佐藤オナホに限らずですよね

とくっち:ネットは声の大きい人の意見が目立つ場所なので、それが全てじゃないし、的外れな意見もあるしその通りだと思う意見もあるので、やっぱり自分で試して知っていくしかないんじゃないかなと思いますね

オナ郎:知識は自分で蓄えていこう、と

とくっち:ホットパワーズもオナホ動画も信じちゃいけない!

オナ郎:ほんと、それはありますよね

とくっち:サイトにも「ホットパワーズのレビューを全部信じちゃいけません」って書いてるんですけどね

オナ郎:オナホのレビューは本当に好みっていうのが出やすいですからね

とくっち:自分の好みと照らしあわせてみて「この人のレビューは自分の感性と似ているんだな」って思えば参考にしていけばいいだろうし・・・
判断材料がない中で参考にする気持ちはわかるんですけどね

オナ郎:信じれるのは自分だけだ!って事ですね

とくっち:そうなんですよ、2chとか見てると○○を買ったんですけど、使用感はどうですか?」とか、買った後にも使用感を聞くのかよ!とツッコまざるを得ない意見もあったりしますからね
やっぱり自分で色々と試して欲しいですね



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佐藤さんのバンドが参加したコンピレーションアルバムを「是非とも紹介しておいてください」と、言われたので、事務的にそして義務的に最後に紹介しておきます。
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曲目の「ノーパン跳び箱」がおそらく佐藤さんのバンドですね。


予定していた更新ペースよりも大幅に遅れてしまって、結局2014年は4メーカーの対談しか掲載出来ませんでした。次回は、今の所対談した全メーカーが注目している「マジックアイズ」との対談になりますのでお楽しみに!