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今回はエーワンの
『てんねん恥部 激突肉イボ』
試してみました。

肉イボ・・・的なオナホールですね。



中堅~新規メーカーの活躍が華々しく見える昨今のオナホ業界なわけですが、いわゆる老舗オナホメーカーと言われるような昔から末永くやっている大手の老舗オナホメーカーは、まるで時代の流れに取り残されるように、現代的なオナホの流れにいまいちついていけていない印象が漂ってしまう昨今のオナホ業界事情。

ただ、そんな中でも、
  • 未だに中国を意識しているであろう三次元パッケージが主流ではあるけれども、少しずつオナホのアップグレードを試みようとはしているNPG。
  • 長い間迷走感があったけれども、なんだかんだとヒット作を年にいくつかは発売し、ベーシックなオナホールの方にも新しい試みや動きが見られるトイズハート。
・・・と、古くから存在しているNPGやトイズハートはここ最近は「おや?」と思わせるような新しい試みが見られたりと、2023年は「老舗オナホメーカーの復権」みたいなものがキーワードになってくれそうな雰囲気が漂ってきてはいますね。

『エーワン』というメーカーも老舗・・・という程めちゃくちゃ昔からやっているわけではありませんが、アダルトグッズ業界ではNPGに並ぶくらいに超大手ではあるので、他の大手メーカーの動きに呼応してなにか新しい動きでも見られないもんかと、実はこっそり期待している所ではあるんですが、未だにオナホからはそれらしいものは伝わってはこず・・・といった感じですね。

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『てんねん恥部』

そんな名前で発売されている今回のオナホール。

個性や主張の強めな現代的なオナホールを日々レビューしていると、こういった10年前のようなコンセプトで発売されているオナホールをいざ目の前にした時に、どんな文章を書いていいのかちょっとよく分からなくなってしまうんですが、とりあえずは造形重視なのであろうオナホールというのは、商品名や紹介画像からはなんとなくは伝わってきますね。

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造形重視・・・にしても、そこまでリアルさを語れる程に他を圧倒するようなクオリティというわけでもなく・・・。むしろそういったリアル系のコンセプトが得意であろうはずのエーワンなだけに、もうちょっと頑張れなかったんかいな・・・という感想になってしまいます。

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内部構造はイボメインなものが採用されており、奥の方には大きめの子宮構造が搭載されているみたいですね。

開封してみよう

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重量は約308g、全長は約13.5cm。

やけにモコモコとしたパンのような造形が採用されており、全長は昨今ではやや珍しくも感じる一昔前のスタンダードサイズでもあった『13.5cm』という長さになっています。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

固さは普通~少し柔らかめくらいで、臭いや油っぽさはわりと気になるくらいにはついている素材ですね。

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固さ加減の説明の詳しい表はこちらから

固さレベルは『±0』とほぼ同じくらい。

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やけに立体感のない浅くのっぺりとした入り口の造形が採用されていますね。「未熟な見た目」というのはなんとなくは伝わってきますが、「この見た目が良いんだ!」と人を選ぶ所までは到達出来ていないような気もする造形です。

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入り口付近は、うっすらとした二層素材の膜が貼られているようなくぱぁ形状が採用されていますね。

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素材的にかなり脆そうだったので、本来であれば裏返すのは絶対やめておいた方がいい二層素材の構成ですね。

片側には大きめのイボと、もう片側には小さめのイボと、上下で大きさの異なるイボが採用されているようです。

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なんだか久しぶりに見るような気がする、二層素材の内部に埋め込まれている感じの謎の黒い汚れかコゲのようなものが付着していました。

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一応『純国産』の素材との事・・・ですが、単純に『国産』って書いているからといって全てがハイクオリティなわけではない・・・という良い例ですね。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

ちゃんと要所のポイントは抑えられているように感じる普通のイボ系のオナホール。

これといって特別な気持ちよさがあったりするわけでもなく、シンプルな気持ちよさで言えば普通くらいかやや劣るかくらいの挿入感ではあるんだけれども、とりあえずイボ系のオナホだと名乗れるくらいのボコボコとした分かりやすいイボ感は感じさせてくれるオナホールにはなっていますね。

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ひたすらに大なり小なりなイボがデコボコとした刺激を生み出してくる挿入感になっており、それらの刺激はキツすぎる程でもなく。また、弱すぎる程でもないくらいの中庸な刺激加減になっており、ある意味では人を選ばない程度の万人受けしやすい刺激加減になっていると思います。

どちらかというとマッサージ的なものを想像させてくるようなボコボコ感になっており、「気持ちの良いオナニーをしている」というよりかは、「無理のないペニスのエクササイズ」をしている感覚の方が近い感じですね。

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子宮ゾーンも、ちゃんと「プリッ」と引っかかってくるような奥のアクセントとしてしっかり機能しているので、イボ一辺倒にならない二種類の刺激によってオナホとしての最低限の満足度みたいなものはとりあえずは確保されているようにも感じる挿入感ですね。

とりあえず射精にまでは普通に至る事が出来るし、イボの特徴もしっかり出てはいるので、決して悪いオナホールではないんですが、

昨今の主流なメーカーのオナホが当たり前のように★4を叩き出してくる現代

で、何度レビューをやり直しても★3を決して超える事はないであろうこのくらいのクオリティのオナホにどれだけのニーズがあるんだろう・・・とふと考えてしまうオナ郎ですね。

オススメ度としては50点には満たないくらいの★3になると思います。

オナホデータ

00てんねん恥部 激突肉イボ
平均価格:1,200円前後
1gの値段(nkp):約3.8円
刺激レベル:■■■□□(5段階:3)
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