61kMsll2fWL._SL1280_今回はKiss-me-Loveの

「TOKYO名器物語 THE CUP」

試してみました。

かの有名なTOKYO名器物語のカップ版ですね。


TOKYO名器物語

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【TOKYO名器物語】1990年からずっとベストセラーの伝説の勇者みたいなホール

ある時期にはトイズハートのセブンティーンが。
ある時期にはボクのおなぺっとが。
ある時期にはTENGAのカップホールが。
ある時期にはNPGの名器の品格が。
ある時期にはプライムのべりぐっちょマウンテンが。
そして現代ではRIDE JAPANのヴァージンループが。

・・・と、他業界と同様にオナホ業界もまた時代を築いてきたオナホールというものが存在するわけですが、その中にももれなく入ってしまうのがこの発売してからすでに20年が経過しているTOKYO名器物語というオナホールですね。

現代に生きている若者からすると、「なんだい、ただのヒダのオナホールじゃねぇか、べらんめい」と思ってしまうのも無理はありません、そのシンプルな横ヒダと、ねっとりしすぎる極端な素材から生まれる圧倒的な快楽性能が数多くのオナホーラーの心を虜にし、歴史に名を刻んだオナホールになったわけですね。

それが現代でもまだまだ売れ続けているのかどうかは定かではありませんが、そんな歴史に名を刻んだオナホールがカップホールとなって2019年に蘇ってしまったみたいなので、しっかりレビューしていきましょう。
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見る人が見れば「お~~!あのTOKYO名器物語が!」と分かるようなそれっぽいロゴやグラデショーションのパッケージになっていますが、現代っ子が見れば「なんだこれは・・・」と警戒心を持たれてしまうか、見向きもされないような分かる人にしか分からないノスタルジックなパッケージになっていますね。
あの伝説の名器が、お手軽カンタンなオナカップになって新登場!
最新技術から生まれた超肉感ヴァーチャルオナカップ「TOKYO名器物語 THE CUP」!

「TOKYO名器物語」がもつ至高の快感を継承し、最新技術でさらにアップデートしました!
内部構造には、引きずり込むスパイラルヒダに、コリコリ感の凹凸肉塊、最深部の極上バキュームと、オナカップとは思えないスペシャルな魅力を詰め込みました。

プラ容器に包まれたオナカップモデルですので、お取り扱いもスッキリ快適。
使用時の手に付くベタつきや、保管時の埃やゴミの汚れなどのストレスはありません!

さらに、インナーホールを取り外して洗えば、繰り返しのご使用が可能。使い捨てではないので、コスパも抜群です!
説明だけ読めばとりあえずあのTOKYO名器がカップホールになった上に、さらに最新技術でパワーアップして帰ってきたんだ、という事がツラツラと書かれているわけですが、Kiss-me-Love(元ラブクラウド)は「もっとふわトロめいき」だったり、「ふわトロめいきくぱぁ しほ」だったり、「ふわトロめいきくぱぁ りお」で、前作の良い所をまったく継承せずに全く別のものを作り上げてしまうという前科を持っているメーカーですから、今回のカップ化も

過去の名作の名前を使っただけのただの普通のカップホールなんじゃないか疑惑

が生まれてしまいますね。
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とりあえず確認確認、という事でオナホを開けてしまう前に断面図を見てみるとなんという事でしょう。
思い出のあるあのシンプルな横ヒダしかついていなかった空間が、最新技術と匠の手によってスパイラルなヴァーチャルオナホールに蘇りました。
これからはこのオナホで家族5人、快適なオナニーが楽しめるでしょう。

・・・となれば、めでたしめでたしで終われるんですけど、やはり大幅に大改造してきておりTOKYO名器物語のかけらも感じさせないようなものに仕上がっていますね。

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こちらが蓋を開けてみた所。
はめ殺し系の再利用な不可能なカップホールとは違って、小型のオナホールがすっぽり収まっているタイプなので、取り外せば繰り返し使えるような仕様になっていますね。

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ただ、内部のスポンジがキツキツすぎるのか、ストッパー部分の溝の作りが甘いのか、しっかりと収まってくれないような仕様になっており、無理やり押し込んでもどこかしらが飛び出してしまうような収まりの悪い作りになっていますね。

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そのオナホ部分を引っこ抜いてみると、白いスポンジが入っているだけの簡素な作りになっているのが確認出来ますね。
こちらも取り出す事が可能ですね。

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カップホールにしては珍しく空気を抜くための孔が空いていないですね。
これがなければ空気の逃げ場がなくなる上に、バキュームも調整出来なくなってしまうので、カップホールとしてはほぼ必須なはずなんですけど、「ない」という事は必要なかったという判断なんでしょうね。

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こちらが中身のオナホ部分。
少し柔らかめの素材で臭いや油っぽさは控えめ気味なものが使われていますね。
ただ、元祖となるTOKYO名器物語の素材とは全くもって違っており、あの鼻につく臭いや手にまとわりついてくるべっとりとした素材ではなく、どこかで見た事のあるような普通の素材が使われてしまっていますね。

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先程すでに断面図で確認はしていましたが、こちらも元祖のTOKYO名器物語とは大きく違っており、スパイラル系の大きめのヒダがついた構造になっていますね。

内部構造も素材も大幅に変えて何を持ってしてTOKYO名器物語なのか

と問うてみたい所ですが、もしかしたら挿入してみればTOKYO名器物語っぽくなっているのかもしれない、という天文学的に低い確率に期待して挿入してみる事にしましょう。

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いい意味で期待を裏切ってくれる事もなく、実際の挿入感としてはTOKYO名器物語の名残なんてものは一切なくて、毎度の事ながらメーカー自身が過去の名作を全否定していくスタイルに疑問を感じてしまいますね。

TOKYO名器物語の事は一切忘れて、このオナホ自身の性能はどうなのかというと、そちらの方も決して良いものとは言えないような作りや挿入感となっている感じですね。

まず先程も少し触れましたが空気孔が空いていないのでバキュームが効いてくれず、挿入感としてはイマイチな感じになってしまっていますね。

ストロークするたびにゆるゆるの入り口の隙間から空気がプシューと漏れたり吸ったりのオナホが呼吸するサウンドが発せられており、やたらと気が散ってしまうのも頂けない所。

肝心の刺激面での挿入感としては良く言えばかなりまったりとした感じで、悪く言えばツルッツルのヒダも何もないようなオナホールといった具合になっており、一応モニュモニュとした触感は味わえるので全く気持ち良くないというわけではありませんが、オナホとしてはかなりつまらない挿入感になっていますね。

TOKYO名器物語の名残も一切感じない所ですでに一度がっかりしている所から、この大して気持ちよくもなく、少し使い勝手の悪いカップホールだけが残って二度がっかりさせられるようなオナホールといった感じで、オススメ度としては気分的にも使い心地的にも★1をつけてしまいたいですね。

ぶっちゃけ言うと、今更TOKYO名器物語がカップホールとして完璧に現代に甦った所で「へぇ」だの「ふぅーん」くらいで終わってしまうんじゃないかと思いますが、

せめてその名残くらいを感じさせて昔のファンを喜ばせるものに仕上げて欲しかった

と思ってしまいますね。

オナホデータ

[まったり系]■□□□□[刺激系] (5段階:1)
ショップ平均価格:600円前後
オナ郎のオススメ度:(5段階評価:1)

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