騎乗GIRL

今回はPPPの
「騎乗GIRL」
試してみました。

バックボーンシステム(人工背骨)搭載の据え置き型ホールですね。



「骨格入りオナホ」

そんなセンセーショナルのオナホールが世に出だしたのはいつの頃だったか。それが世界初だったのかどうかは定かではありませんが、この10年間で発売されたものの中では「わたウネ」という2012年にレビューした背骨入りのハンドホールがおそらく最初の登場ですね。



それから約3年の時を経て2015年に発売されたマジックアイズの「オンナノコの解体新書」の登場で、一気に骨格入りのオナホールというものが世の中に出回るようになり、今に至るというわけですね。

大型のトルソー型での骨格というものは、例えば騎乗位をした時なんかの安定感の向上に大きな貢献をしてくれるという事で有用性が証明されており、今でも大型のトルソー型ホールなんかには骨格パーツは当たり前のように搭載されていたりしますね。

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いくつか骨格入りのオナホをレビューしてきた上で思ったのは、大型トルソーに比べれば据え置き型の骨格入りのメリットはいまいち伝わってこないのが正直な所。

ただ、昔のように「骨格が入ったオナホールです!!」とその有用性を問うようなコンセプトの据え置き型ホールもあまり見かけなくなっており、さも当たり前のように骨格パーツが組み込まれていたりするので、こちらとしても「骨格がいるのかいらないのか」という点にはあまり焦点を置かなくてもいいようになってきたように感じますね。

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さて今回は「バックボーンシステム」という事で、色んな骨格パーツがある中でもあまり見た事のない「背骨」が搭載されたオナホール。
形が崩れないよう骨格を内蔵し、リアルな腰のしなりを再現するため背骨まで作成しました
商品名も「騎乗GIRL」というだけに、床や机に置いて自らが腰を振るような普通の据え置き型ホールとは違って、騎乗位を想定して作られているようなので、この背骨パーツが必要だったのかもしれませんね。

開封してみよう

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重量は約1680g、全長は約20cm。
そもそも据え置き型ホールとしてはそこまで大きくないサイズだというのもありますが、胴体は少し長めに作られていたりと、ハンドホールと据え置き型ホールの中間のような造形になっていますね。

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こちらがうつ伏せ状態の側面からの写真。
うつ伏せにして机の上に置いてもかなり安定しており、一見どちらの体勢からでも使えそうな感じですが、穴の位置がかなり上付きになっているので、こちら側からの挿入は基本的には不可能のように思います。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。(スマホはタップでおそらく再生)

少し固めくらいの素材感でかなりしっかりとした弾力のある素材が使われていますね。臭いの方は控えめですが、なぜかボンドのようなオナホらしくない臭いが漂ってきているのが気になる所。油っぽさの方は控えめ気味程度ですね。

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オナホの側面に穴が空いているというよりも、ほぼ横の角くらいに高い位置に穴が配置されていますね。

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内部は少し荒い感じの横ヒダ系の構造になっているようです。

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上から入って大きなカーブを描き、最終的には真ん中に収束しているようなかなり無茶なカーブを描いている穴になっているようですね。

先程のバックボーン的な画像や、この断面図なんかを見るだけではただの細長い一本の背骨しか入っていないと勘違いしてしまいそうになりますが、実際にはもう少し細かいアバラ骨っぽいパーツも入っていたりと、立体的に骨格パーツになっているようですね。

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中身の画像がちゃんと用意されていました。
そうそう、触った感じもちょうどこんな感じの複雑さがありました。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。(スマホはタップでおそらく再生)

この骨格パーツが入っている事によって、このように騎乗位状態にしてもオナホが直立して安定するようになっているわけですね。

ただ、素材自体がそこそこしっかりしているために、別に骨が入っていなくてもわりとしっかり安定していたんじゃないか疑惑も湧いてしまいますね。

一本の背骨だけであれば背骨を引っこ抜いて骨抜き状態で試してみる事も可能だったんですけど、アバラ骨パーツがついていては綺麗に引っこ抜けないでしょうね。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。(スマホはタップでおそらく再生)

安定はしている

というか、安定しすぎていると感じてしまうくらい固形感のある使い心地になっており、とりあえずそのPPPが想定していたであろう「型崩れ」なんかは全く起きる気がせずに安心して使える感じですね。

腰のしなりを再現出来ているのかどうかというのも、そもそもの造形がトルソーではなくオナホらしい造形なので、腰のしなりうんぬんの前に騎乗位させていても、あまりリアルっぽさだとかセックスらしさだとかいったイメージが全く湧いてこずに、オナホ的なしっかりとした固形物に挿入している感覚しか得られないですね。

内部の穴はかなり大きなカーブを描いているだけあって、挿入時やストローク時にも片側からの抵抗のある圧迫感を得られるように作られており、ちょっとした挿入感のアクセント程度には機能している感じです。

大きくカーブしているという特徴以外では、内部の壁が多少ザラついて刺激してくるだけのかなりシンプルな挿入感にもなっており、どちらかというとのっぺりに近いような刺激の薄いオナホールになっていますね。

正直な所、挿入していてもそこまで気持ちいいわけではなく。「別にイッてもいいんだけど、イカなくても構わない」と思ってしまうくらいに、射精感を伴う気持ちよさが足りておらず。

骨格パーツの有用性を問う以前に挿入感の満足度に欠けたオナホール

のように感じてしまいました。

このくらいの素材の固さと大きさのオナホールで、「グニャグニャとオナホが動いて安定せずに使用感が悪い!」という不満自体を感じた事がないので、そもそも改善する必要があったのかというのも疑問に残る所ではあり。「骨格パーツが入っている事によってめちゃくちゃストロークがしやすいよ!ありがとうPPP!」という感想にも全くならなかったので、「こんな方にはオススメ出来る」というターゲットもいまいち想像出来ないですね。

気持ちよさ的には★2くらいで、別に骨格パーツが邪魔にはなっていないんだけど、ある必要性もいまいち伝わってこない使用感なんかを含めれば、オススメ度的には★1くらいがしっくり来てしまう感じですね。

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公式の断面図だけでは内部構造が分かりにくかったので、ブチブチとアバラ骨を切断しつつ一応キャッサバいておきました。挿入感としてはいまいち分かりにかったんですが、奥の方は太めなヒダの螺旋構造になっていたんですね。

オナホデータ

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平均価格:7,900円前後
1gの値段(nkp):約4.2円
刺激レベル:■■■□□(5段階:3)
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