ハードカバーなトロトロ生膣マカロン
今回はマジックアイズの
「ハードカバーなトロトロ生膣マカロン」
試してみました。

マカロン製法的なオナホールですね。



オナホ業界のイノベーター

勝手ながらもマジックアイズの事をそう呼ばせて頂いていたくらいに、次々と新しい構造や造形に挑戦していく様はまさにイノベーターと呼ぶに相応しいメーカーだったわけですが、最近のマジックアイズはそのイノベーターらしさはやや影を潜めてしまっており、あっと驚かせるようなオナホールは昔ほど頻繁に発売してこなくなったような印象がありますね。

今回はそんなマジックアイズからの

イノベーターらしい新しい構造(造形)のオナホール

という事で、ワクワクさせてくれるような新しい構造を採用してきたみたいなのでさっそくレビューしてみましょう。


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パッケージはいつものイラストレーターの緒菜穂さん仕様ではなく、パッケージの右下に小さく書かれているように「pon」という方がイラストを描いているみたいですね。

一応ハード版とソフト版とで2種類発売されているシリーズなんですが、とりあえず今回はハード版の方からレビューしていきましょう。

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さて一体何が新しい構造なんだ?

と言う事で、分かりやすい公式の画像の方を先に紹介させていきましょう。

ざっくり言うと二層素材の変化型になる「ハードコーティング製法」と呼ばれるものなんですが、今までと違うのは

そのハードコーティングな外側の素材に隙間を設けているという点

で、「別の素材で包み込む」のではなくて「別の素材で挟み込む」ような製法になっているのが、従来のハードコーティング製法とは大きく異なる点で、公式ではマカロン製法と名付けられていますね。

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とりあえず分かりやすいような気もする画像を作ってきました。

左側が従来のハードカバー的なオナホールで、単純に外側の部分をハード素材で覆う事によって挿入した時に内部の柔らかい素材の膨張を妨げて素材の逃げ場がなくなり、ギュギュっと詰め込んだような圧迫感の強めな挿入感になるのがハードコーティング仕様なオナホールの特徴ですね。副次的な効果としては、ハード素材の方が油分が少ないので、手に持った時の油っぽさもかなり軽減出来るというメリットもあったりします。

それに対して今回のマカロン製法と呼ばれるものは、ハード素材な半円形のようなものでソフト素材なオナホールを左右から挟み込むような形になっているわけですね。実際に使ってみない事には分かりませんが、微妙な圧迫感の調整がしにくいハードコーティング仕様なオナホールのデメリットを、隙間を持たせる事によって手による圧力の調整がしやすくなっているのか?なんて所が予想出来る事ですね。

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内部構造も少し変わったポケットヒダ的な構造になっており、オナ郎の目にはクリトリスの皮の部分が連続してついているような構造に見えてしまいます。

開封してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

重量は約527g、全長は約16.5cmな大型サイズのハンドホール。

外側の素材はザラザラとした質感の加工が施されているので、なにやら発泡系の素材のようにも思ってしまいましたが、よくよく観察してみると発泡系ではなく普通の素材でした。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

少し固めのグミのようなブニブニとした質感になっており、臭いはほどほど。油っぽさの方はかなり控えめな素材感ですね。

臭いの方は普通のオナホ素材のような油臭さではなく、手袋だとかいったようなゴム製品に近いようなゴム臭さですね。

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上から見た図がこちらで、ソフト素材をサンドイッチするかのような作りになっていますね。

うまい事力をかけてあげればこの部分からベリベリと剥がせそうな感じですが、普通に使っていればまぁそこまですぐに剥がれてしまうって事はないでしょう。

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入口から見ると確かにマカロンのような造形になっていますね。

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内部にはこれまた色味の違う別の素材が使われていましたが、柔らかさ的には外側から露出しているソフト部分の素材とそこまで硬度が違わないので、マジックアイズなりの内部へのこだわりが生み出した三層素材なんでしょうね。

外側の素材的にも、内部の素材の柔らかさ的にも裏返してしまうと破損してしまいそうだったので、内部構造は後ほどキャッサバで確認させて頂きましょう。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

さんざん斬新やら凄いやらと、これまでテンション高く解説してきたわけですが、実際の挿入感はというと

これはそもそもの構造的に失敗しているのでは・・・?

と思ってしまうような残念な挿入感になってしまっており、およそ期待していたような素敵な挿入感ではなく、「よくよく考えてみればそうなってしまうか・・・」と悪い意味で期待を裏切られてしまったようなオナホールになっていますね。

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さて一体このオナホの何がマズイんだ?という所なんですが、500gオーバーはあるはずのオナホールなのに、割れ目の部分で具の薄い所が出来てしまっており、またその部分だけが外側から保護されていない柔らかい素材という事もあって、

上下の肉厚感が極端に薄くなってしまっている

というストロークしていて、非常に肉厚バランスの悪く感じてしまう挿入感になってしまっていますね。

実際にマカロン製法がどういう挿入感を狙っていたのかは定かではありませんが、現状の挿入感だけをなんとなくのイメージで伝えるとするのなら

左右から手でギュっと包み込んだ時の小型ホールような挿入感

という表現がかなりしっくりきてしまう感じで、左右からの圧迫されている感じなんかが妙に取って付けた感のある圧迫感になってしまっていますね。

なので構造的には左右から挟み込むような形にするのではなく、上下から挟み込むような本来のマカロンっぽい形になっていれば、その辺の肉厚バランスの悪さなんかはそこまで気にはならなかったと思うんですが、今回の構造自体が上下で構成されている為に、オナホを横向きにして使っても内部構造的にはその性能をうまく発揮出来ていないような挿入感になっていますね。

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内部構造で一番特徴的なのは、やはり前半部分についているポケットヒダのような部分で、これらの複数毎のヒダがストロークする度にベロンベロンとめくれ上がるような刺激になっていますね。

それ以外の部分としては、そこまで大きな特徴があるわけでもなく、ヒダのジョリっとした感じや多少の起伏具合なんかが全体的に楽しめたりするので、内部構造としてのポテンシャルは★3か★4かで迷うくらいには普通に楽しめるような挿入感になっていると思います。

なんとか工夫して楽しもうと思った場合は、例えばアウター素材をギュっと下方向に絞るような形なんかにすれば、先程の肉厚的な問題なんかは解消されたりはするんですが、なぜこんな500gオーバーのオナホールで工夫した上でまともな挿入感に向かわなければいけないんだ・・・という気持ちを抱いてしまい、このマカロン製法自体がそもそも構造としては間違っているような気がしてならないですね。

オススメ度としては★2くらいをつけておくのがちょうどいい評価になってしまうと思います。

オナホデータ

001ハードカバーなトロトロ生膣マカロン
平均価格:2,900円前後
1gの値段(nkp):約5.5円
刺激レベル:■■■■□(5段階:4)
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