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今回はRIDE JAPANの
『包福Z』
試してみました。

変則極厚硬柔二層的なオナホールですね。



「色んな二層構造のオナホールを作ってみよう」

RIDE JAPANの社内の目立つ場所の壁には、こんな2023年の抱負が書かれた張り紙が貼ってあるんじゃないかと勘ぐってしまうくらいに、ここ最近は二層素材の可能性を探究しようとしているオナホールを連続で発売してきているRIDE JAPAN。

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そんな二層素材の探究に熱心なRIDE JAPANが発売してきた新作も、もちろん変則的な二層素材の使われて方をしているオナホールとなっているみたいですね。

それについてあーだこーだと語る前に先にどういう構造なのかを見てもらった方が話は早いと思うので、公式のキャッサバ画像を見て頂きましょう。

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『変則極厚硬柔二層』

と名付けられているこの構造。

過去には色んなタイプの二層素材のオナホールを見て触れて挿入してきているオナ郎でも、ぱっと見では「あれ、こういう二層って確かに過去になかったよな・・・」と思わせてくれる変わった二層素材の使われ方をしていますね。

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今までにはこれに似たような構造だと
  • 肉厚二層=内部素材を厚めに作った二層
  • 特殊二層=一部の内部構造を二層にしたもの
  • ハーフ&ハーフ=前半と後半に別々の素材を使った二層
ここらへんの二層素材が類似する構造になるんですが、どれもが『変則極厚二層』の特徴にピタっと当てはまるわけではなく、

新しい二層構造がここに生まれてしまった

と言っても差し付けはない新しい二層に対するアプローチになっていると思います。

この『変則極厚二層』が構造的にどれだけのポテンシャルを持っているのかは、挿入してみなければわからない所ですが、こうして少しずつでも新しいアプローチのオナホールが生まれてくれるというのは嬉しいばかりですね。

開封してみよう

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重量は約470g、全長は約16cm。

外側には『ハードタッチエア』による半透明素材が使われているので、内部の変則極厚二層部分がうっすら透けた造形になっていますね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

少し固めで臭いや油っぽさは控えめくらいの『ハードタッチエア』が外側に。内部にはRIDE JAPANの中でも一番柔らかい『ソフティタッチ』が使われているみたいですね。

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入り口には縦スジが一本入ったリアルさのない造形になっており、穴の口径はやや広めな作りになっています。

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前半部分には『ソフティタッチ』よる肉厚二層素材で構成されており、内部構造はどうやら『ぼてひだ系』に分類されるような螺旋系の太縦ヒダになっているみたいですね。

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二層部分とそれ以外の後半部分はシームレスな感じで縦ヒダが繋がっている構造になっていますね。

てっきり素材の切れ目部分で構造が大きく変わるような二段構造になっているとばかり思い込んでいたんですが、これはちょっと意外な仕様でした。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

よー出来とるな・・・

そこにはメーカーが計算の出来ない意外性のある挿入感やら気持ち良さやらといったような偶発的な要素はなく「きっちり計算してこの挿入感と気持ちよさを作り上げました」といったようなRIDE JAPANのセンスが光る、計算され尽くした感じのあるオナホールに感じられますね。

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めちゃくちゃざっくりに言えば

螺旋系の縦ヒダがついているとは言えども横ヒダ系のオナホール

に分類されるような、ジョリジョリ感がメインの挿入感になっているんですが、オナ郎が口を酸っぱくしてこのサイト内で何度も言っているように、

「ただの横ヒダホールが気持ちいいが当たり前の所からどれだけ気持ちよさを落とさずに、オリジナリティや個性やプラスアルファの要素を加えられるのか」

というのが、現代の横ヒダ系に分類されるオナホールに求められる条件と言っても過言ではなく。そういった意味ではこのオナホールはその必要される条件を十分に満たした上でヒダ系のオナホールとしてはかなりオススメしやすく実用性の高いオナホールに仕上がっている感じですね。

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さて長い前置きを書いた上でどういう挿入感なのかと言うのも書いておきましょう。

前半部分は『変則極厚二層』から生まれる柔らかくてまったりとさせてくる壁がニュルニュルと絡みついてくるようなソフトな挿入感になっており、素材硬度のギャップ感を明確に感じさせてくる辺りは極厚素材にした大きな恩恵となっていますね。

さらにその奥へと突き進んでいけば、ハード素材によるギュギュっと締め付けてくる挿入感を味わえる・・・というのは内部構造的には当たり前の話なんですが、そのソフト素材からハード素材に移りゆく部分がかなりシームレスな変化になっており、たまに何かのオナホールで指摘されているような『ハードな部分の主張が強すぎて他が霞んでしまう』といったようなアンバランスさや、ポイントによる強いアクセントにはなっておらず。

ソフト部分とハード部分とのどちら側が良い悪いではなく、どちらの素材部分もオナホールと一体化しているような自然な調和

を感じる事が出来るようになっていますね。

ある意味ではその調和しすぎているようなシームレス感というのが、全体的にはやや変化に乏しく感じてしまうようなシンプルさを生み出す結果にもなってしまっているとは思うんですが、個人的にはこの違和感を感じさずにシームレスにハードとソフトの素材を行き来出来るような自然な挿入感というのは、なかなか他のオナホールでは味わえない強い個性を感じられる部分ではあるので、ざっくりとした挿入感としてはシンプル気味ではあるんだけど、オナホールの構造的にはかなりレベルの高い唯一無二な挿入感といった印象の方が強く感じてしまいますね。

ジョリジョリとした安定感のあるヒダの刺激を味わいながらも、ニュルっとした縦ヒダによる立体感もほどほどに感じる事が出来。さらに奥へグっとペニスを突き出していけば、亀頭にはハード素材の窮屈な締め付けとジョリっとしたヒダの刺激が一際強く感じられるような後半部分のアクセントも待ち構えていたりと、前半から後半まで隙なく楽しめるオナホールに仕上がっていると思います。
  • オナホ初心者にはとっつきやすいヒダ系のオナホールとして。
  • 上級者には、『変則極厚二層』のシームレスな変化を楽しめるオナホールとして。
初心者と上級者には楽しめるであろう、

2023年でもオススメしがいのある横ヒダホールの進化形

みたいなオナホールですね。

オススメ度としてはもちろん★5を付けられるレベルではありますが、少し前にも言った通り「ざっくり言えば横ヒダ系のオナホール」にはなってしまい、内部で行われている"シームレスさ"みたいなものはやや玄人向けな挿入感の特徴ではあるので、脱初心者をした中級者くらいの方にはちょっと物足りなく感じてしまうオナホールかもしれない・・・という点は注意させて頂きたいですね。(あと、結構刺激寄りなのでまったり好きな人も注意が必要です)

中級者にはちょっとオススメしにくいかもしれないオナホール・・・っていうレビューは今までにはなかったかもしれませんね。

オナホデータ

M9899-01-670x包福Z
平均価格:2,900円前後
1gの値段(nkp):約6.1円
刺激レベル:■■■■□(5段階:4)
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