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今回はG PROJECTの
「COROMO IBO」
試してみました。

ハードコーディングな三層素材なオナホールですね。



多層構造のオナホール

とひとえに言っても、最近やけに出番が多いような気がする多層構造の一覧画像を見て頂いても分かるように、細かく分ければその種類はかなりの数になったりします。

二層構造一覧

多層構造のオナホールだけでもこれほどに細分化出来てしまう種類がたくさんあるというのは、きっとおそらく世界中を探しても『日本だけの独自の文化』と言っても過言ではないんじゃないかと思います。

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今回G PROJECTから発売されているのは、『ウルトラソフト』的な柔らかい素材を固めの素材で包みこんだ『ハードコーティング』と呼ばれる多層構造のオナホールで、そこからさらに内部の穴にはもう一つ別素材を使う事によって三層素材なコンセプトで発売されているオナホールですね。

先程の多層構造一覧の画像で言うところの『①+⑥』を使ったオナホールという事で、三層構造と言っても⑨番の三層とはまた違ったアプローチがされているというのが特徴になっていますね。

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ふわとろ素材をハード素材で包み込んだハードコーディング仕様なオナホールというのはジャンルの1つとして認定出来るくらいに珍しいものではないんですが、内部の穴まで含めた三層構造となると過去にあったかな・・・?と思い出せないくらいに珍しい組み合わせになりますね。



おそらく内部に使われている素材は『KUU-SOU ULTRASOFT』でも使われていたプルンプルンの柔らかすぎる素材でしょうね。

開封してみよう

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重量は約562g、全長は約17cm。

紐で縛ったチャーシューのように、等間隔で窪みラインが入っているモコモコとしたボディになっており、わりと長尺気味なサイズなだけに重量程には肉厚感は感じないオナホールですね。

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やけにブヨブヨとした、ちょっと気味悪くも感じるような生物っぽい揉み心地

になっており、ハードコーティング系のオナホは普段のオナホよりも変わった質感になりやすいんですが、内部素材がグニョングニョンの柔らかい素材なだけに、それをハードコーティングで包こんでしまうと、まさに『ブヨブヨ』という擬音語が一番しっくりくる触り心地になっていますね。

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超巨大で皮膚がぶ厚めなユムシ

とかが存在していれば、似たような質感になるのかもしれませんね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

外側だけの素材は単体でオナホに使うにしてはちょっと固すぎて刺激レベルが振り切れてしまいそうな感じの固い素材が使われています。臭いはほどほどくらいで、油っぽさはかなり控えめな素材ですね。

ブヨブヨ感があるだけに、内部の素材はスライムやジェル程に柔らかいんだろうな・・・というのが、この外側からの触り心地だけでも十分伝わってきますね。

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入り口は螺旋の中心に小さい穴が開いているような造形。

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その小さい穴にも固めな素材が使われているので、入り口はほんの少しくらいしかクパァする事が出来ない仕様になっていて、裏返しをするとどこかが破損してしまいそうなくらいにキツさがあったのでやめておきました。

指を突っ込んでみた感じだと、内部のザラザラとした壁の形が分かるくらいには固めの素材が使われており、固さレベルはちょっと二層になっている上に薄いのでいまいちハッキリしないんですけど、普通~少し柔らかめくらいの素材感だと思います。

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あらかた使い終わった後に洗浄しながら「壊れちゃっても良いさ」の気持ちで裏返してあげると意外にもあっさり裏返ってくれました。

内部は薄めの二層素材で細かいイボがついた構造ですね。

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最奥部分には子宮ゾーンと、一番底の部分には大きなイボっぽいものがつけられていますね。

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元に戻してみると、やはり固くて狭い入り口部分がプツっと裂けてしまっていたので、やはり裏返しはしない方がよさそうですね。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

これが狙った挿入感なのかどうかは分からないけど非常に大きな不満点がある

と思ってしまう挿入感になってしまっており、最初から最後までやはりそのひとつの不満点のせいでいまいち評価の方がググっと上がってこなかった感じですね。


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それがどのポイントだったのかを説明する前に、トータルでの挿入感を説明しておいた方が良さそうなので、まずは先に挿入感の方から。

ハードコーティングにする事で、ふわとろ素材の閉じ込め効果による密着感や圧迫感の向上はまさにG PROJECTの狙い通りとも言えるような良く出来た挿入感になっており、ふわとろ素材では得られないような内部の圧力が程よくペニスにかかってくる様なんかは、まさにハードコーティングの独特な特徴になっていますね。

そして内部の二層素材によって柔らかい感触を残しながらも小さいイボがザラっと刺激してくる感じなんかも、ふわとろ感を損なわずにヌキやすさを補助する為のちょっとした刺激を加えてくる辺りなんかもバランスの良い挿入感に仕上がっている感じですね。

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最奥分の子宮ゾーンなんかも、ちょっと狭くて快適にクポクポ感を楽しめるという程ではないんですが、ググっと奥まで押し込むようにしてあげれば、ちょっとした優しめのクポ感が楽しめたりもするので、基本的には刺激はかなり低いオナホではあるのであまりロングストロークは行わずに、子宮ゾーンのアクセントを感じながらショートストロークする方が気持ちと心地の良い使い方になってくれますね。

大部分の刺激のアクセントはめちゃくちゃ無難で細やかすぎる小イボのザラザラ感と、子宮ゾーンのクポ感しか存在していないので内部構造自体の面白みみたいなものはありませんが、ジェル的なものを閉じ込めた容器の中でペニスをグニョングニョンと揉みしだいたりストロークするような特殊な挿入感は、「ふわとろ系はゆるすぎてイマイチなんだ!」という方にとっては、もう1つの選択肢になり得るオナホールだと思います。


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さてそんなトータルバランスでも優れていそうな挿入感のどこに不満を感じる必要があるんだ・・・というと、

ハードコーティングで作られた入り口部分の存在感がありすぎる

のが、このオナホを使う上でのめちゃくちゃ大きなノイズのような挿入感になってしまっているわけですね。

前述した通り圧力を感じられたりイボのザラついた感じがあったり・・・というのも、基本的にはベースの素材にはドゥルンドゥルンな柔らかい素材を使っている為に、ペニスにしてみれば伝わりにくい繊細な挿入感なわけですが、

「アナルの入り口か!」

・・・とツッコミたくなるくらいにキュッと窄んできたり、ストロークするにしても根本付近でグイグイと締め付けてきたりと、

入り口の挿入感の声が大きすぎて肝心な奥のふわとろハードコーティングな挿入感の声が届きにくい

という、非常にやっかいなバランスになってしまっている感じですね。

たまにレビューで出てくる"入り口付近の入り口の刺激が強すぎて奥の構造が分かりにくい問題”を、この入口のハードコーティング部分のみでやってしまっているような挿入感になってしまっており、使用中なんかはいっその事入り口付近だけをもぎ取ってから挿入したい衝動に駆られてしまうくらいに、個人的にはめちゃくちゃ邪魔な存在に感じてしまいました。

その不満点さえなければ、オススメ度としては★4くらいは余裕で付けられるであろうオナホールだったはずで、最終的には★3くらいにしか満足度を感じられないオナホールに成り下がってしまった感じですね。

オナホデータ

M9606-01-670xCOROMO IBO
平均価格:4,000円前後
1gの値段(nkp):約7.1円
刺激レベル:■□□□□(5段階:1)
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