
今回はキテルキテルの
「半熟サキュバス ミルキーピンク」
試してみました。
しこぱら限定となる「半熟サキュバスピンク2.5 腰振りふわとろ蕩ソフトタイプ」の素材変更版ですね。
「もう何連続目だ?」と思ってしまうくらいに、とにかく自社サイトでもある「しこぱら」の限定品としてしか新商品を発売してくなくなってしまったキテルキテル。
オナホ業界の冨樫先生と揶揄するくらいにリリースペースの遅かったキテルキテルが、頻繁に新作をリリースするようになって喜ぶべきなのか。パッケージレスの限定版に偏ってしまった現在の状況を憂うべきなのか・・・。その答えは風と共にオナホールですね。

さてミルキーピンクと名付けられている今回のオナホール。
「半熟サキュバスの完全新作か!?」と思いきや、「半熟サキュバスピンク2」と「半熟サキュバスピンク2.5 腰振りふわとろ蕩ソフトタイプ」という6~7年程前に発売されていたオナホールの素材を変更しただけのもののようですね。
半熟サキュバスピンク2.5でもすでに柔らかいふわとろライクな素材が使用されていたはずですが、今回のものは最近ポンコツガーディアンのユニコーン的なシリーズでもよく使われている、
さらに柔らかいふわとろ感がマックスな素材
で、また新たに発売してきたというわけですね。

ただ、さすがに6~7年前のオナホールの内部構造となると、目新しさみたいなものは全く感じられず。どちらかというと現代の尖りまくった猛者オナホ(略して猛者ホ)達に比べてしまうとわりと無難っぽすぎてあまり魅力的な内部構造に見えないように感じてしまいますね。
とりあえずしこぱらのラインナップを充実させる為にサクっと仕上げてきたようなやっつけ新作なのか。それとも現代でも十分通用するクオリティで自信を持って発売してきたのか。そこらへんに注目しながらレビューしていきましょう。
開封してみよう

パッケージレスなので、もちろん箱的なパッケージはついておらず。透明袋に入れられているだけの必要最低限なパッケージになっています。

重量は約666g、全長は約17cm。
過去ニ回のレビューでは「土の中から発掘された古代のオナホ的な造形」と比喩していたので、さすがに三回目となる今回は同じ表現をしたくない所。「気まぐれオナホ職人の手ごねオナホ」みたいな所で勘弁してもらいましょう。

※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。
素材は「ゼロホワイトLV000/ユニコーン肉厚MAX」らへんのユニコーンシリーズで使われていたふわとろ感の抜群な柔らかい素材が使われています。
油っぽさはかなり気になるくらいにはついていますが、臭いはほどほど程度に収まっている素材で、素材自体は非常にもろく、少し引っ張ったりしただけでボロボロと傷がついてしまうので、長く使いたいのであれば扱いには細心の注意が必要かもしれません。

入口は縦ラインに窪みを作っている造形になっています。

前半部分は螺旋状に配置された小さめのイボの構造ですね。

素材が柔らかく、肉厚も非常に多いので裏返してしまうとかなりのっぺりした構造に見えてしまいますので、内部構造は後ほどのキャッサバ画像を参考にしてください。
挿入してみよう

※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。
最近ではふわとろ系のオナホールでも多少刺激を感じられたり、わりと早い段階で射精感がこみ上げてきたりするものが多いので、うっかり忘れがちになってしまいますが、
刺激レベル1の低刺激ホールと言えばまぁこのくらいの無刺激さだよね
・・・と改めて思い出させてくれるくらいに、挿入から大体5分くらいは気持ちよさみたいなものはこみ上げては来ず。ただひたすらにその多大なら肉厚感から生まれるまったりとした挿入感だけを頼りに、いつかは訪れるであろう射精のキッカケみたいなものを探す旅に出ているような挿入感になっていますね。

無刺激とは言っても構造自体がさっぱり機能していないわけではなく、これほどの柔らかい素材でも前半部分のイボ構造をしっかり効かせる挿入感になっているのは一番評価したいポイント。
ヒダやらなんやら分からない挿入感ではなく、はっきりと「イボっぽい」と感じられるような挿入感で、細かくボコボコと隆起した壁をズボボボボという音が聞こえそうな挿入感と共に、ねっとりまったりとペニスにそのイボ壁が絡みついてくる様なんかは、十分すぎる肉厚と共にちゃんと自分がどういったオナホなのかと主張してくるオナホールに仕上がっている感じですね。

イボ主張のしてくる前半部分に比べて後半の方は本当にのっぺりとした、ただの穴的な挿入感になってしまっているんですが、イボが効いてくる面積も十分確保されているように思えるので、低刺激に寄せたオナホールなのであればそこまでトータルバランスが悪いとは感じませんでした。
ある程度ペニスがこなれてきてからは、射精のきっかけとなる気持ちよさを感じられるようになるんですが、その振れ幅というか、まったり系オナホールの高ぶってくる沸点を超えるような気持ちよさというのがそこまですこぶる高いわけではなく、射精時の気持ちよさなんかも他の優秀なまったり系ホールに比べるとやや低く感じてしまい、同じくらいの重量と素材でもある「ゼロホワイトLV000/ユニコーン肉厚MAX」なんかに比べると、そこまでテンションが上がるような気持ちよさは感じられなかったのが残念な所。
もちろんふわとろ系とも相性の良い600gオーバーな肉厚によるブーストの効果は非常に大きく、基本的なふわとろ系の性能としては申し分ない挿入感なので評価の基本値としては素材と重量とこの構造だけでも★4くらいはありそうなんですが、単純に気持ちよさや射精時~後の満足度だけで言えば★4はあるか・・・ないかの悩ましいくらいのものになってしまっている感じですね。
好みの問題もあると思いますが、
- 低刺激すぎる
- イボメインな構造
逆にスロオナ系のかなりまったりとした低刺激なオナホールが好きな方なんかは、オナ郎の評価以上に楽しめるかもしれませんね。
オススメ度は少し辛めな評価になってしまっているかもしれませんが、★4寄りな★3にしておきましょう。
オナホデータ

平均価格:3,560円前後
1gの値段(nkp):約5.3円
刺激レベル:■□□□□(5段階:1)

コメント
にしてもこのシリーズといい、バブ密着といい、古くはアトリエとかサイト限定発売は上出来物が多い。おそらく殆どの人がオナホはネットショップで買ってる時代、限定と言うのは必須商法なんだろうし、それで良い品が出来るならありがたいが歯痒くもあり、この答えも風と共にオナホール…
オナ郎の意見は参考にしてる でも俺はこっちの方がユニコーンより好き。
無~低刺激=気持ちよくないじゃないし、時間ごとズブズブ使って射精したいね。
初代ユニコーン以降はバージョンアップや素材違いばかりな感じだなぁ
>>5
しこパラはポイントが貯まりやすい反面、ポイントアップのあるセールにしか目が行かないから新作がすぐに欲しい人には向かないかもね
売れ残りの赤字のリスクを考えたら細く長く売るのもありなんだろうと思う。
ショップ限定の商品は本番発売前のテスト販売とか、
もっと身もふたもないことを言ってしまえば有料モニターみたいな部分があるので、
割安で好みに合うと思えば買えば良いし、
値段が高くて完成度が低いと感じたら買わなければ良いだけの話。
もしかしたら、そこで販売終了になるかもしれないし。
たくさん作って売れ残ったりして赤字になると、
他の商品で埋め合わせをしなければならなくなるので、
どちらがユーザーにとって得なのかは商品や状況次第ではないかと。
極ふわとろ素材でイボメインだからしょうがないけど全盛期は一瞬で過ぎ去る
販売数が少ない場合は、限定にしちゃった方が利益の確保はしやすいかと。
他の業者に仕入れてもらうには売り込みの費用やマンパワーがバカにならない。
広告やパッケージ、商品の輸送コストもかかる。
業者の利益分も必要だから、商品の出荷価格は実売価格よりもだいぶ安くなる。
それから自社製品を直販サイトで最安値で売ってしまうと、
他の業者が取り扱ってくれなくなるから自重が必要。
だからと言って、他の業者が大幅な割引で売り始めてしまうと、
不人気で売れていない印象を消費者に与えてしまう。
たくさん売れる商品ならば大々的に売り出す方が儲かるけど、
それほど数が出ない商品なら自分の目の届く範囲で売る方が安く上がる。
オナホに限らず作れば作るほどコストが下がるというものでもないし、
原油価格も原材料も輸送コストも高騰しているし、
下手をすると長時間稼働で電力消費量が契約枠を超えたり、
従業員の残業や休日出勤で人件費が跳ね上がってしまったりするので、
簡単に薄利多売とかできるようなものでもない。
ホワイトロングの時も入り口が破れてしまったから素材にマッチした構造は難しいなって
逆にノーマルや肉厚MAXは無事なあたりバランス取れてそう
そんなものを出しても誰も得しないので。
では限定品では駄作は存在しないかと言えば……。
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