盛りひだクワトロイド

今回はRIDE JAPANの
「盛りひだクワトロイド」
試してみました。

「クワトロシリーズ」の続編ですね。



RIDE JAPANのぼてひだ系構造

という事で、「クワトロ」の名前をつけて発売されている、いわゆる「温泉浴場」系のようなぼてひだ構造のこのシリーズ。







今までに発売されている3つの「クワトロ」的な名前のオナホールは、内部構造の微妙な調整はあれども、大体同じくらいのサイズと同じ構造になっている素材違い版として発売されていました。

今回のオナホールは以前までのシリーズとはサイズも構造も違った、新しいクワトロ的なオナホールとなっているみたいですね。

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「盛りひだ」

そんな名前がつけられている事から、おそらくは「ぼてひだ構造」のヒダ山が盛られた作りになっているのが予想出来ますね。

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「ぼてひだ構造」というのがいまいちどんなものなのかをよく分かっていない方の為に先に内部構造の方を見て説明しておきましょう。

基本的には「縦ヒダ」系に分類される構造となっているわけですが、普通の縦ヒダ構造よりもヒダが太めになっているのが大きな特徴ですね。その「縦ヒダ」をうねらせてみたり、大きなカーブをつけてみたりと、強弱をつけてみたりと、左右非対称型のやや複雑気味な構造になっているのがぼてひだ構造のもう一つの特徴でもあり、
  • ヒダの数
  • ヒダの高さ
  • ヒダの太さ
  • ヒダのうねらせ具合
ここらへんを調整する事によって同じようなぼてひだ構造にも個性が生まれ、ものによってはその奇跡的なバランスによってはめちゃくちゃ具合の良いものが生まれてしまったり、なんだかいまいち物足りないような挿入感になってしまったりする、

良いものが生まれるのにはそれなりに運もいる

という、「奇跡の構造」と揶揄してしまうくらいにはバランス調整が難しい構造だったりします。

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そういった点を踏まえて、RIDE JAPANの「ぼてひだ構造」となる前作の「ぼてひだクワトロネード」の構造も比較して見てみると、それぞれの縦ヒダのうねりは控えめなストレート気味なバランスで作られている、というのが「クワトロシリーズ」の大きな特徴ですね。

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今回の「盛りひだクワトロイド」と見比べてみても、めちゃくちゃ内部構造が変更されているという風にはあまり見えないんですが、別の画像なんかで見ると、縦ヒダの先端を鋭角にしているのが今作の特徴になっているようにも見えますね。

開封してみよう

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重量は約305g、全長は約15.5cm。重量のわりにはかなり長めな造形になっており、ボディ部分なんかは少し貧弱にも感じてしまうような細身タイプなオナホールとなっていますね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。(スマホはタップでおそらく再生)

使われているのは「ベビータッチ」という素材で、バンジータッチ素材よりもほんの少しだけ柔らかいだとか、そのくらいのバランスの素材だったような記憶があり、二層構造の外側の素材なんかでよく使われている素地ですね。

油っぽさはほどほどくらいで、臭いの方は控えめ気味な素材となっています。

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「女性のアソコアート展」みたいなものがあれば、1つくらいはこんな作品がありそうな感じの、かなりデフォルメに寄せたような造形ですね。

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ぼてひだ系の構造なので、もちろん入り口からも太くてたくましい縦ヒダが見えています。

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ベースの壁にも横ヒダがびっしりと付けられており、いささかの不規則性を持った縦ヒダがつけられているような構造ですね。

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ちなみにこちらが前作の「ぼてひだクワトロネード」の裏返し画像。違うと言えば違うんだけど、同じと言えば同じにも見える、どちらもぼてひだ系の構造ですね・・・。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。(スマホはタップでおそらく再生)

いやまぁ、

気持ちいいっちゃ気持ちいいんだけれども・・・

という、褒めてはいるけどやや後ろ向きな要素も含んだ台詞から始めたくなるようなこの挿入感。

やはりどう足掻いても「ぼてひだ構造」の大きな特徴でもある、ぐにょぐにょとした複雑なうねり具合というものがあまり感じられない・・・、というのがこのオナホだけではなく前作の「ぼてひだクワトロネード」とも共通している点ですね。

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気持ちよさとして感じられる成分の大半がベースの横ヒダの刺激であったり、ピンポイントでペニスに当たってくる鋭角な縦ヒダのエッジ感。そして素材から生まれる心地よいムニムニ感だけで完結してしまっているような「横ヒダ+縦ヒダ」というわりと定番な組み合わせの挿入感から逸脱出来ていない、「ぼてひだ構造」の一番の醍醐味というものが感じられないオナホールとなってしまっている感じで、もちろんそんなヒダ系のオナホールよろしく気持ちよさで言えばかなり満足のいく挿入感にはなっているんですが、

非凡さはさほど感じれないような初心者向けのようなオナホール

になってしまっていますね。

そういう意味では昨日レビューしたばかりの「教え子は実は狐 御倉美雨」の方が、気持ちよさとしては断然こちらの方が上ですが、まだ「ぼてひだ構造」の醍醐味は味わえた感はあり、温泉欲情のようなぼてひだ感を求めている方には、少し定番に寄りすぎていてオススメのしにくいようなオナホールに感じてしまいました。

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長尺サイズにしている分、肉厚感というのもやや損なわれ気味な挿入感にもなってしまっており、めちゃくちゃ物足りないという程ではないにしても、肉厚の締め付け感やリッチな挿入感というのは弱くなってしまっているので、ここらへんは奥の奥まで挿入出来る心地よさや、ロングストロークを快適に行える使用感とうまい具合にトレードオフに持ち込めているような気はしますね。

安定した気持ちよさを提供してくれるRIDE JAPANのオナホールとしては、今回もまた良い塩梅の構造や気持ちよさで安定した★4くらいは付けられるようなオナホールではありますが、「ぼてひだ構造のオナホール」という点では他社製品に負けてしまっているような良い意味でも悪い意味でもバランスの取れたオナホールなのかもしれませんね。

オナホデータ

M8749-01-670x盛りひだクワトロイド
平均価格:1,900円前後
1gの値段(nkp):約6.2円
刺激レベル:■■■□□(5段階:3)
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