今回はメンズマックスの
「メンズマックス ジュレ スパイラル」
試してみました。
ハイブリッド二層構造的なオナホールですね。
ハイブリッド二層構造。
さてそんな目新しい構造のオナホールがメンズマックスから発売されたという事で、チラっと鼻の入り口付近から飛び出た一本の鼻毛がチロチロとダンスっちまうくらいに鼻息を荒くしてレビューしていきましょう。
パッケージは一般的なオナホールのように箱に入っているものではなく。どちらかというとTENGAなんかでよく見かけるような透明なプラスチックパッケージで、実際の商品を透かすタイプのものが採用されていますね。
全部で3種類が同時発売されているんですが、とりあえず今回は一番スタンダードっぽい感じの「スパイラル」を試してみる事にしましょう。
さて今回の一番大きなポイントとなっている「ハイブリッド二層構造」の全貌がこちら。
実際に手に持ってみないとまだディテールがどうなっているのかはちょっとわかりにくい所がありますが、カテゴリ的には「特殊二層構造・ポイント二層構造」のようなものに近く。内部構造の一部に別の素材を混ぜ合わせているようなものになっているようですね。
ただ、今までの「特殊二層構造・ポイント二層構造」と少し違う点としては、その二層目として使われている素材の比率が非常に大きく、内部構造の方もかなり複雑な形で二層素材が成形されているのが「特殊二層構造・ポイント二層構造」と同じとは言えないポイントだと思います。
ちょうど少し前くらいにレビューしたエーワンのオナホールが、今にして思えば「ハイブリッド二層構造」と呼べるような新しい構造の形だったのかもしれませんね。
開封してみよう
同封物はいつもの如くローション・・・かと思いきや、なんとなく触り心地が粉っぽいな・・・と思ってよく見てみたらローションではなくパウダーが入っていました。
普通のオナホールであれば絶対にオマケとして入っていると言っても過言ではないローションが同封されていないのには理由があって、
実はローションを使わなくても良い素材
という、21世紀すぎる超画期的な素材が使われているからなんですね。
「ローション不要素材なんて凄い!!」
・・・と、まんまと驚いてくれた新規ユーザーの方を騙す為に、いかにも凄い素材風な語り方をさせてもらいましたが、実はこの素材。数年前にも一度メンズマックスが鬼プッシュしていた素材で「あ~。そんな素材もあったな~」とちょっぴりノスタルジックになるような素材だったりします。
そんなローション不要素材の実力はいかほどだったのか・・・というのは過去レビューを見ていただければなんとなく察せると思います。
最終的にはかなり実用性がある素材に仕上がっていたと思うんですが、結論としては
ローションを入れる手間はそんなに大した事ではないので、ローション不要にあまりありがたみを感じられない
という感想を抱いていたような記憶がありますね。
TENGAっぽいケースの蓋を開けて中身のオナホを取り出してみると、使用後のメンテナンスの心遣いまでTENGAっぽい仕様になっており、ちゃんとケースに入れた状態で保管しながら乾かせるようなケースがつけられていました。
重量は約224g、全長は約15.5cm。
現代の定義では小型ホールに分類されてしまう小ぶりなサイズのオナホールで、グリップ感の良さそうなうねうねとした曲線がついた造形になっています。
内部に見えているのがハイブリッド二層素材となる2つの素材で、オナホ全体の表面は透明な素材でグルリと包まれているような作りになっていますね。
※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。
固さは普通くらいで臭いはほぼ無臭。油っぽさの方もかなり控えめな素材が使われています。表面にはパウダーが施されていないのでベタベタと手にくっつくような素材感で、気になる方は付属のパウダーをまぶして下さいとの事でした。
入り口はシンプルな丸い穴で、効果がかなり低そうではありますが、入り口の縁の部分にはヒダっぽいものが彫られていますね。
内部はスパイラル系の太ヒダに、大きめの突起のようなものが等間隔でつけられている構造ですね。
クリア素材とプラスウェッチな二層目の素材が、縦ヒダとなって交互に付けられている構造ですね。
懸念点としては、このハイブリッド二層素材として使われている白いプラスウェッチ素材の硬度が、透明部分の素材と比べてもそこまで大きな硬度の違いがない(普通くらいの固さ加減)・・・という点で、挿入してしまえばハイブリッドも何も普通の一層素材のような挿入感になるんじゃないのか・・・?と思ってしまうような素材バランスですね。
なにはともあれ挿入してみよう
※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。
さてこの斬新さもあり手間暇もかかっていそうなハイブリッド二層の挿入感。結論から先に言ってしまうと、
普通の一層構造のオナホールと何ら変わらない
と思ってしまうような挿入感になってしまっており、やはり先程の懸念していた「素材の硬度がさほど変わらない」というのがそのまんま挿入感にも反映されていて、あえてハイブリッド二層素材にした意味というものがさっぱり感じられない挿入感になってしまっていますね。
ハイブリッド二層うんぬんはともかく、挿入感としては全然悪くはなく。イボ感の強めなブリブリとした引っ掛かりがペニス全体に与えられる上に、螺旋構造のおかげでそのブリブリとしたイボの角度が変わらりながらストロークする様なんかは、シンプルな刺激の中にもちょっとした掴み所のない複雑さや飽きにくい挿入感になっていたりと、小型ホールながらも実用性の方は十分感じられるような挿入感に仕上がっていると思います。
肉厚感の方も素材自体がしっかりしているので、そこまで肉厚不足だな・・・と感じるようなものにはなっておらず。あまり肉厚周りの事は意識せずにストローク出来てしまえるのも良いバランスですね。
ハイブリッド二層素材が挿入感に活かされていない
というコンセプトの上での残念さなんかはやはり感じてしまい、もっとこう・・・「ソフト素材とハード素材が入り乱れている!!」くらいの構造自体のポテンシャルを感じさせて欲しかったですね。
オススメ度としては普通に★3はあるけど、★4とはギリギリ言い難い・・・くらいの60点未満な★3がしっくりくる評価ですね。
ローション不要素材自体はどうなのか?
とりあえず仕様としてそうなっているので、一応試しておかなくてはいけない・・・と思い、動画撮影用に一旦洗ってからは、ローションをすぐには入れず。水だけ入れて揉んでみたり指でニュルニュルと馴染ませてみました。ただ、前作で使用したプラスウェッチ素材程のヌルヌル感というのは、待てど暮せど湧いてくる事はなく。一応多少ヌルっとはするけど、かなりシャバシャバな極薄ローションを入れたくらいのヌルヌル感にしかなってくれませんね。
一応その状態でペニスも挿入してみたんですが、「ストロークは出来るけど快適では全くない」くらいの使い心地だったりで、実用的だとは口が裂けても言えないような使い心地になっており、
身の回りにローションがないけどオナホは使いたい
という極限状態くらいでしか実用性は発揮しないかもしれませんね。
なんだったら水を入れて揉んで試して・・・という手順を踏むよりも、「ローションをギュっと注入する」という行為の方が何倍も楽だったりするので、仮にこれが完全に水だけで超ヌルヌル状態になる・・・としても、やはりそんなに実用性はないんじゃないのかな・・・と思ってしまいますね。
オナホデータ
メンズマックス ジュレ スパイラル平均価格:4,300円前後
1gの値段(nkp):約20円
刺激レベル:■■■■□(5段階:4)
コメント
これが完成系ではなく「ここからの発展」が待たれる
肉厚の割に値段高いし、ローション要らずとはいえ始めに濡らしが必要、使用後も洗わないで良い訳じゃないし。
ここと乾燥保存用ケースとパウダーでコスト喰ったかな?構造は悪くなさそうだから硬度変化を再考して通常オナホスタイルで再挑戦してもらいたい品。
それに見合った性能があるとも思えないし、これはナシかなあ。
ここからどう改善して作っていくか、腕の見せ所ですね。
構造的にも面白いから自分で試して見たいなぁ
抜ければそれでいいんだよ抜ければ
個々人の合う合わないとか気にするより普通に利益出そうと思ったら
広告が立派で中身がスカスカよりほどほどで十分
面白さは評価してるけどそれ以外はぶっちゃけどうでもいい
ネタならネタらしくしてくれんとアホくさ
ほんのちょっと硬度を調整すれば化けそうだけど、意識高めの高級志向路線はTENGAでもスベってるから続編は期待できなさそう
コメントする