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今回はワイルドワンの
「日本の名器 辻井ほのか」
試してみました。

辻井ほのかさん完全監修のオナホールですね。



風邪を引くなんて事も数年に一回レベル(多分最後に風邪を引いたのは2016年のこの記事の時)で親に感謝な病気になりにくい健康的な体で毎日レビューしているわけですが、数ヶ月に一度のペースで訪れてしまう『頭痛週間』だけはどうしようもなく。たまに「チンチンなんて勃たねぇぜ!」くらいに悪化してしまう事が歳を取るごとにその頻度が上がってきているような気がしますね。

とりあえずは落ち着いてくれたので、次に『頭痛週間』が訪れてしまった時には、いつもお世話になっているけど最近頼りなくなってきたバファリン先輩とはお別れしてロキソニン先輩にでも頼ってみようと思います。

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新作頻度だけで言えばいっぱしの名の知れたオナホメーカーよりもよっぽど多かったりするので、じわじわと知名度が上がりつつあるような気がするワイルドワンからの新作ですね。

「辻井ほのかプロデュース」

と、パッケージにデカデカと書かれているように、AV女優の『辻井ほのか』さんが完全監修したというコンセプトなのが今回のオナホール。

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どこぞのAV女優の写真だけを使って『完全再現』だとか謳っているメーカーとは違って、ちゃんと実物の女優さんを模したと思われるようなものを作ってくるワイルドワンなだけに、『完全監修』だとかいうコンセプトには今の所、不信感を覚えずに済んでいるくらいには信用していたりします。

「三次元のパッケージなんて求めてないぜ!」なんて方が大多数いらっしゃるであろうオナホのマーケティングはおそらく理解した上で"限りなくAV女優のサムシングを再現”しようとあえてこの時代に試みているワイルドワンの姿勢には敬意を払いたい所ですね。

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断面図の写真には「徹底監修の内部構造」と書かれていますが、説明文の方では前作となる『誘惑サーキュレーション』でも一度紹介させてもらった伝説のオナホ館館長ことオナピュー氏が作っているとの事でした、
オナホの内部構造を設計したのは、伝説の「ワイルドワン オナホ館」館長にして、「リアルボディ」シリーズの生みの親、そしてオナホ開発者として20年の実績をもつオナホ界の重鎮オナピュー氏。 AVファンに熱い支持を受ける「日本の名器」シリーズは全て彼によるディレクションです。
監督と製作者が同じではないというのは、この業界でなくてもよくある事ですね。

開封してみよう

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重量は約337g、全長は約14cm。

数年前であれば立派で十分なミドルサイズなオナホールだったのに、2022年と今となってはちょっと小さくも感じてしまうようになってしまった300gアラウンドなミドルサイズなオナホール。

側面には女優さんのサインが刻まれていますね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

少し柔らかめで臭いは控えめ気味。油っぽさはほどほどくらいの素材ですね。素材の質感としてはあまり安っぽくはない油を使っているように感じるいい感じの素材感ですね。

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それがいくら忠実に女優さんのアソコを再現されていたとしても、日本のモザイク必須なAV規制がある限りは「本当にそっくりだぜ!!」と納得出来るのは、限られた極一部の人間にしか分からないというのがAV女優オナホールの大きすぎる問題点で、そんなメーカーにとっては好都合すぎる事情があるがゆえに適当なコンセプトのAV女優のオナホールが量産されてしまったのかもしれませんね。

適当に作ったにしては、かなり個性的な左右非対称な小陰唇だったりするので、限られた極一部の人は「そっくりだぜ!」と、日本のどこかで叫んでいるのかもしれませんね。

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内部はうっすらとした二層素材で作られており、小さいイボが壁にびっしり付けられたリアル系の構造になっているみたいですね。

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基本的には細かいイボで有機的な腟壁を再現しようとしている構造になっており、奥の部分には三段ヒダの子宮口がつけられています。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

指を入れればザラっとした膣壁の感触は確かにあるのに、ペニスではそのザラついた細かいイボの刺激もかなり分かりにくくなってイボの残像のような刺激だけが残る様なんかも、ある意味ではリアル系なアソコに近いようなのっぺり気味とも言えるような挿入感にはなっている感じですね。

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少し残念なのは、そんなリアル系に寄せた構造なのにも関わらず、完全な肉厚不足で圧迫感による心地良さのリアルさがさっぱり感じられないという、“ミドルサイズ+柔らかめの素材”の組み合わせによるリアル感の欠如した挿入感で、せっかくのさりげない膣壁イボが十分にそのリアルさを発揮出来ていないような挿入感になってしまっている感じですね。

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奥の方にはコリコリコリっとした三段階の厚いヒダがカリに引っかかってくるオナホらしい刺激が用意されているので、最奥まで行ってしまえばそのエッジ感の強い刺激のおかげで肉厚感はさほど気にならないんですが、ちょうど真ん中~奥手前くらいまでの部分が分かりやすく肉厚不足さのある挿入感になってしまっており、全体的にバランスの悪い挿入感のように感じてしまいますね。

子宮ゾーンはあまりクポクポとした『アナザーホール』に入っていくような刺激にはなっておらず、太めの連続したヒダがリズミカルに引っかかってくるような刺激になっています。

前半部分のまったりのっぺりとしたリアル系の挿入感は、十分な肉厚感があって初めて「これはこれとてリアルさを感じられてありですね」と言えるような挿入感に昇華してくれるものだったりするので、このグラム数ではあまり面白みのないのっぺり感の方が際立ってしまい、素直に良いオナホールと呼ぶほどのバランスにはなっていないような気がしてしまいます。

まったり気味な前半部分ののっぺり感と、後半部分のヌキやすさとオナホらしさがあるデフォルメライクな組み合わせ自体はそこまで悪くなく、オススメ度としてはど真ん中な★3くらいがちょうどよく収まってしまうようなオナホールですね。

オナホデータ

M9635-08-670x日本の名器 辻井ほのか
平均価格:2,500円前後
1gの値段(nkp):約7.4円
刺激レベル:■■■□□(5段階:3)
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