今回はワイルドワンの
「誘惑サーキュレーション」
試してみました。
サキュバス的なオナホールですね。
最近になってちょくちょくオナホールを発売するようになってきた「ワイルドワン」なわけですが、オナホ専門のメーカーというわけではなく、都内でアダルトショップも運営しているショップ兼メーカーみたいな、ショップとメーカーのハイブリッドな存在ですね。
古(いにしえ)からはホットパワーズなんかが、そんなハイブリッドメーカーとして活躍していましたが、実は今現在元気に活動しているオナホメーカーの中にもショップとは別のメーカー名でオナホを発売している所もいくつかあったりするんですが、「隠そうとしているんだったら申し訳ないな・・・」という気持ちもあって、このサイトでは知っていてもわりと知らんぷりしながらレビューしている事もあったりします。
今回はそんなワイルドワンからのサキュバス的なコンセプトのオナホール。サキュバスメーカーの名を欲しいままにしていたキテルキテルも、最近ではサキュバス的なメーカーという印象もがっつり薄れてしまい。「とりあえずはよ新作出してくれやメーカー」になってしまったのが悲しい所。
イラストは「秋乃える」という有名なイラストレーターの方が描いているらしいですね。秋乃えるさんのTwitterをチラっと見てみたら、戦闘力(フォロワー数)が27.2万との事で、知らないオナ郎の方がおそらく恥ずかしいレベルでの有名な方ですね。
内部構造はゆるいうねりのある穴に、大きめの窄み部分。そしてタイプの異なるヒダがふんだんに盛り付けられている構造になっていますね。
オナホの内部構造を設計したのは、伝説の「ワイルドワン オナホ館」館長にして「リアルボディ」シリーズの生みの親、そしてオナホ開発者として20年の実績をもつオナホ界の重鎮オナピュー氏。との事で、オナホ開発者として20年の実績をもつ重鎮の方が内部構造を作っているとの事なんですが、実用性は使ってみるまでわからないとしても、ぱっと見ではあまりキャッチーさのない無難なヒダ構造のオナホに見えてしまう・・・というのが正直な感想です。
開封してみよう
重量は約399g、全長は約14.5cm。
最近のオナホではあまり見かけなくなった造形に個性を持たせたものになっており、海洋生物っぽさみたいなものを感じてしまう造形ですね。
※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。
固さは普通くらいでかなり臭いは控えめ。油っぽさの方もほどほど~控えめ気味くらいに収まっており、素材の質感はかなり良い感じですね。
なんというか、「安心の日本製」みたいな謳い文句のオナホールがこの素材であれば納得と安心が得られるだろうな・・・といった感じの素材感で、残念ながら納得出来ない日本製の素材のオナホールはいくつも存在しているというのが現在のオナホ業界の現状だったりします。
大丈夫だ、問題ない。
入り口も個性が強めな造形になっていますね。確かコンセプトはサキュバスだったような気がするんですが、サキュバスであれば別にここまで個性的な造形でも良かったかもしれませんね・・・。
入り口付近は横ヒダがびっしりと付けられている構造で、奥の方には上下部分に小さめの縦ヒダがついていますね。
ざっくり言うと横ヒダ→太ヒダ→縦ヒダみたいな多段構造になっているこのオナホール。強いていえば、矢印部分のスタッズ感のある輪っかっぽい太ヒダの部分はちょっと珍しい構造かもしれません。
挿入してみよう
※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。
意外にもまったり気味な挿入感。
この素材硬度と、あれだけヒダに偏った内部構造であれば刺激レベルは4(MAX5)くらいは余裕である刺激系のオナホールだろう・・・と勝手に想像していたんですが、いざ挿入してみれば刺激系なんてものには程遠いまったり系のオナホールになっていましたね。
少し前にレビューしたワイルドワンのオナホールも確か「キツまったり」だとかいった感想のオナホールで、タイプ的には非常に似ており。もしかしたらワイルドワンはそういった類のオナホールが得意なのかもしくは好みなのかもしれませんね。
そこまでふわふわねっとり柔らかくもないような、ストロークのしやすいツルっとしたスポーティな挿入感なんですが、そこから感じられる刺激の強度みたいなものがかなり低くなっており、結果的にまったり気味といえるような低刺激なオナホールになっている感じですね。
こうしてキャッサバ画像で見てみると、前半部分のヒダはかなりか細い感じに作られており、挿入感としてもそこまでゾリゾリと刺激してくるような感覚がなかったのにも納得な構造になっています。
一番刺激のアクセントになっているのは、真ん中付近にある太い輪っかのような横ヒダ部分で、この部分がモコモコとしたイボっぽい凹凸感と、ほんの少しカリっと引っかかってくるヒダっぽさとを同時に感じさせてくれるような挿入感になっていますね。
少し残念なのは一番奥の部分の縦ヒダ部分で、一応亀頭の先端では縦ヒダっぽいスジが亀頭に当たってくるような感触はあるんですが、刺激としては「ほぼ何もないようなのっぺりとした後半部分」のような挿入感になってしまっており、オナホ全体で見た時の後半の印象がかなり薄い挿入感になってしまっているのがちょっともったいなく感じてしまう所ですね。
横からのキャッサバ画像では、奥の部分がちょっぴり軸ズレしているようなバランスになっていますが、これは挿入中にはさっぱり気付く事が出来ず。キャッサバ後に「あら、そうだったのね」と発覚したくらいなので、挿入感にはほとんど影響を与えていない感じですね。
挿入中は「まったり系のオナホール」と呼ぶべきか「ただの刺激が少ない系のオナホール」と呼ぶべきかで、非常に悩ましいくらいのバランスになっており、挿入感としてのオススメ度としては★3か★2で迷ってしまうくらいのオナホールではありますね。
ただ、まったり系のオナホールよろしく射精直前のじわじわ高まってくるような気持ち良さや、射精時の気持ち良さの高ぶりなんかもしっかり感じられたのは、「ちゃんとまったり系のオナホールとして機能している」という証拠でもあるので、★2を付けるほどでもなく。★3くらいがちょうどいい評価になってしまうオナホールだと思います。
オナホデータ
誘惑サーキュレーション平均価格:2,800円前後
1gの値段(nkp):約7円
刺激レベル:■■□□□(5段階:3)
コメント
本当に刺激ないのかな?
先っぽの空間はバキュームで必要だし
まあ難しい
断面は割と肉厚はあるみたい。
あながち間違ってなかった
「リアルボディ」シリーズ作ってる某メーカーとワイルドワン本店は同じ住所なので
メーカー名が違うのは大人の事情なのかな?
大元はアダルトショップ運営の会社、そこで店舗責任者や関係者がオナホやAVを作ってる。メーカー名を変えているのは、それぞれ製作者個性を反映したいからだろう。
残念なのはショップメインならもっと「お客様の声」を商品に活かせるだろうにそれが感じられない事。昨今の品ではちょっと肉厚不足だし、重要な後半部分も今時の構造じゃない。ショップの強みで買った方のレビューを独自で集計したり、こんな構造が欲しい!とかの意見を聞いてくれたりしてもらえればな。
具体的なビジョンが何も見えてこないので
まずそこから何とかすべき段階だと思う
何をしたいのかよく判らないまま消えていくメーカー...
ほんと多いからね...
オナホ開発20年の重鎮とうたってるけどTENGAですら20年たってないし、ボクおなも発売されてないほど昔な訳で実際どうかわからんが、あんまり適当なうたい文句は止めた方がいいと思うぞ…
その~氏は知らないけど今みたいに開けっ広げにオナホの情報を発信なんてなくてエロ自販機で運を天に任せてワクワクドキドキしてた時代もあったのだよ
貫通式が当たり前で単純な横ヒダだけなのが多かったけど結構歴史はあるんじゃないかな
昔はほとんど伸びないシリコン製か切れ込みの入ったスポンジとローションだけのカップホールが主流の時に、初めて気持ちいいと思えるオナホがゲルトモだった
多分それが2005年頃だったと思うから、今のようなエラストマー素材のオナホはそれぐらいからじゃなかったかな?
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