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今回はTENGAの
『TENGA SPINNER DX』
試してみました。

TENGAスピナー』のデラックス版ですね。





「電気の力で動かない自動回転式オナホール」

という事で、オナホ的には全く新しい電気を使わずして回転するというギミックで2018年頃に登場したTENGAスピナーなわけですが、7年の時を経て(もう7年も経つだと・・・?)大型版となるDX版が出たとの事なので、今日も元気にレビューしていきましょう。

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『ドロップス』『バンプス』『ステップス』とで全部で三種類が同時発売されており、以前からのシリーズでは重量が130g程だったのが、今作では約200g程のサイズになってのDXシリーズでの展開になっていますね。

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構造の方も以前のシリーズとはまた別のものが採用されているとの事ですが、分かりやすい構造の画像が公式では用意されておらず・・・というTENGAにしてはやや不親切な仕様になってしまっていますね。

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その代わりとは言ってはなんですが、公式の方ではめちゃくちゃ綺麗なファイスコ動画が用意されていて、絶賛奮闘中のオナ郎にとっては非常にグヌヌ・・・となってしまうクオリティで羨ましい限りでした。

開封してみよう

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3日に分けてレビューするのもまどろっこしいので、ここは3つを一気にレビューして明日はペニス休みのパターンにさせて頂きましょう。

本体はノーマル版と同じく保管用のケースに入っています。

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底に穴が空いている水切りようのスタンドも同時に入っていたりと、TENGAのがお得意の保管ケースから洗浄~乾燥の事まで考えられている素敵なデザインのケースですね。

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重量は約200g前後で『DROPS』と『BUMPS』が約208g。『STEPS』だけが195gと内部構造の差かなにかで少しだけ軽い重量になっています。

全長は約13cmで、それぞれのカラーに対応したスプリングのようなものがそれぞれボディに埋め込まれている・・・という唯一無二な仕様となっており、今の所これを真似した類似の商品はオナ郎の目には留まっていませんね。

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固さ加減の説明の詳しい表はこちらから

固さレベルは『-1』と『±0』とで迷うくらいの柔らかさで、『-1』だと少しだけ柔らかすぎる気もするので、便宜的に『±0』の方にしておきましょう。

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入口は丸穴が開いているだけのシンプルな造形で、見て分かる通り内径がものすごく広く作られているので、200gなサイズにしては少し大きく見える外型になっていますね。

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わりと固めなスプリングが入っているので裏返しはほぼ不可能か、無理やり裏返したらスプリングが変形して大変な事になりそうな気配が漂っています。

『DROPS』の内部構造は名前の通り"雫"のような丸いイボがそこかしらに付けられている構造ですね。

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『BUMPS』の「BUMP」は英語で”衝突”だとか"コブ”だとかの意味になるんですが、内部構造はあまりバンプしてこなさそうな感じの大ぶりなヒダがメインになっているような構造に見えます。

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『STEPS』は"階段"よろしく角張った小さいパーツが螺旋形状を描くように配置されている構造ですね。

『01 DROPS』に挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

さすがに7年ほど前に初めてスピナーを使った時程の感動はありませんが、やはりこの生オナホがグリっと1/4回転程自動でしてくれる動きというのは、スピナーでしか味わえない独特の挿入感になっており、現時点でもオナホの中では唯一無にな性能に感じられますね。

「回転してくれる」とは言っても1/4回転程の制限のある動きなので、大きなスピンをしているという感じではあまりなく、ストローク時に横方向に少しだけグリっと動いて内部構造がコスれるような刺激が加味されている感じですね。

そういった意味ではこの雫のような丸い形のイボ構造とスピン構造はそれなりに相性が良くて、ボコボコとしたコブが縦方向だけではなく、横方向に捻るような動きが加わっているので、スピナーの醍醐味を味わいやすい構造にはなっていると思います。

やや刺激寄りくらいのバランスでダイナミックなコブ系のオナホールなので、射精欲を芯から煽ってくるような繊細さが少し不足しており、ボコボコと立体的でひねりの動きも心地は良いんだけど、シンプルな気持ち良さ的には★3くらいがちょうど良く感じてしまうオナホールですね。

オナホデータ

M11227-05-670xSPINNER DX 01 DROPS
平均価格:2,600円前後
1gの値段(nkp):約12.5円
刺激レベル:■■■■□(5段階:4)
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販売店はこちら

『02 BUMPS』に挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

これは正直あまり良くない挿入感。

先ほどの『DROPS』を試した段階の感想ですでにそんな予感がしていたんですが、『BUMP』ではほぼ横ヒダに近い構造になっている為に、1ストロークにつき1/4の回転程度では「回転した」という事実がほとんど消し飛んでしまっており、スピナー構造による刺激の変化がかなり分かりにくい挿入感になってしまっていますね。

刺激的にはやや大ぶりなヒダがゾリゾリと引っかかってくるだけ・・・という、シンプルな大ぶり横ヒダ系ホールのそれとそこまで印象に大差はなく、なんだったら気持ち良さ的にもそこまでテンションが上がってこない微妙な挿入感になってしまっていたりと、スピナー的にもオナホ的にもオススメ度は低くなってしまう挿入感だと思います。

一応は最低限な横ヒダのゾリついてくる刺激はあるので、★1をつける程に全くだめって程でもないんですが、オススメ度としては★1寄りな★2をつけたくなってしまうようなオナホールですね。

オナホデータ

M11228-05-670xSPINNER DX 02 BUMPS
平均価格:2,600円前後
1gの値段(nkp):約12.5円
刺激レベル:■■■□□(5段階:3)
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販売店はこちら

『03 STEPS』に挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

先ほどの『BUMPS』程ではないにしても、

こちらも微妙にソソられないような挿入感

になってしまっており、スピナーの動きにしてもさほど相性が良いとは思えない構造のような気がしますね。

内部には階段模様な螺旋形状が付けられているので、少しデコボコとした斜めの引っかかりっぽい刺激が味わえるようになっているんですが、こちらも1/4回転した所で「なんらかの変化があったのか?」と思ってしまうような、微々たる刺激の変化しか味わう事が出来ないような挿入感ですね。

一応はグリっとひねっているような動きにはなるので、それらしい変化はあるんですが、刺激としてはそこまでスピナー構造の醍醐味みたいなものを味わえているようなものには感じる事は出来ずに。「これだったら普通のオナホールでもええんちゃうんか」くらいにしか楽しめなかったのが残念なポイントでした。

オススメ度としてはこちらも★2程ですが、『BUMPS』に比べると10点くらいは高いかな・・・くらいの評価がしっくりきてしまう感じですね。

オナホデータ

M11229-05-670xSPINNER DX 02 STEPS
平均価格:2,600円前後
1gの値段(nkp):約12.5円
刺激レベル:■■■□□(5段階:3)
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販売店はこちら

スピナーDXのまとめ

肉厚は仕様通り上がっているので、「肉厚の薄っぺらさ」みたいな所は今回はさほど感じる事なく、普通に楽しめたのはDX版ならではのアドバンテージの一つで、なんだったら内部構造のエッジ感もDX版の方が分かりやすかったかもしれませんね。

ただ、スピナー構造的な良さは結局の所内部構造との相性による所が非常に大きくて、

肉厚が上がったからと言って手放しで喜べるものではない

というのはDX版を通して十分伝わってきてしまった一つの事実ではありますね。

「生オナホが自動で動く!」というスピナー構造の醍醐味自体は通常版でも十分味わう事が出来るので、DX版になったからといってそこらへんの満足度が大きく上がるというほどでもなく。なんだったら通常版と満足度的にはさほど変わらないくらいの印象を抱いてしまいますね。

「少しでも大きいサイズでスピナーを楽しみたいんだ!」

という方には、少し刺激寄りになってしまいますが、『01 DROPS』がまだオススメしやすい性能なのでご検討頂ければと思います。