極キツハード~陸上女子~

今回はトイズハートの
「極キツハード~陸上女子~」
試してみました。

高刺激系のオナホールですね。



ピーキーな性能のオナホール

例えばそれがめちゃくちゃ刺激に寄りすぎていて一般人には少し厳しすぎるようなものだったり。めちゃくちゃ刺激がなさすぎて一般人には何も感じない諸行無常な挿入感だったりと、ある程度万人向けに作られたバランス重視な性能とは違って、ごく一部の人にしか刺さらないようなオナホールというのが極稀に存在していたりします。

今より何年も前のオナホ業界の黎明期~過渡期くらいの時期には、そういった「無茶すぎるやろ」とツッコミたくなるようなピーキーな性能のオナホールというのがたびたび発売されていたような記憶がありますが、ある程度市場が成熟してしまった昨今のオナホ業界にそんなオナホールを発売するのは冒険が過ぎるためなのか、各メーカーはそんな無茶な性能のオナホールというものはあまり発売しなくなってしまいましたね。

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ハード志向のお客様にぜひお試しして欲しいオナホールです!
そんなキャッチコピーで発売されているのが今回のトイズハートのオナホール。刺激ホールをイメージしやすいアスリート系のコンセプトとなっており、過去には同じシリーズで「極キツハード ~自転車女子~」という名前のこれまた刺激系のオナホールが発売されていましたね。

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いまいちオナ郎と意見がぴったり噛み合った事のないトイズハートの系統チャートでは、枠に収まりきらないくらいに飛び出た「高刺激」に分類されており、気持ち良さうんぬんはさておき、兎にも角にも高刺激に特化したようなオナホールだという事が分かりますね。

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内部には「巨大筋肉繊維」と名付けられた縦ヒダか突起のようなものが配置されており、オナホシンクロ率をあまり重要視していないように見えるトイズハートにしては、アスリートに寄せたような構造にしっかり仕立て上げてきていますね。

高刺激系のオナホールには横に引っかかる箇所が少ないように見えるので、本当にコンセプト通りに振り切った高刺激系オナホールになるのかとちょっと不安に感じてしまいます。

開封してみよう

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重量は約365g、全長は約17.5cm。重量のわりにはわりと長めなサイズで作られており、その分少しスリムに感じるようなオナホールですね。内部の穴はかなり広めに作られているようで、手で押して上げるとペコペコとへこむくらいには内部の空洞を感じるような造形になっています。

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長尺気味なのも、内部口径が広めに作られている事も、それ自体はオナホの特徴なのでなんら問題はないんですけど、気になるのは真ん中らへんがかなり薄いペラペラな肉厚になってしまっている点ですね。
バキューム感を出す為にあえて薄く作られている可能性もあるので、そこらへんは挿入感のバランス次第ではありますね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。(スマホはタップでおそらく再生)

めちゃくちゃ高刺激っぽいコンセプトだったので、どこかのブラック系のオナホールに準ずるくらいの無茶な硬度という可能性も想定はしていたんですけど、実際は固いは固い素材ではありながらも、挿入は十分可能なくらいのまだ現実的な固さ加減の素材でした。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。(スマホはタップでおそらく再生)

これで人を殴ってもダメージを与える事は出来ずとも、イラっとさせるくらいの精神的なダメージは与えられるでしょうね。

臭いや油っぽさは控えめな「ファインクロス」という素材ですね。

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入り口周りはちょっと変わった感じのリアル系の造形になっており、やや使い込まれた感のあるアナルまで再現されていますね。調べてみると「極キツハード ~自転車女子~」でも同じ型が使われていたようですが、前回は半透明な素材だっただけに、入り口周りのディテールが分かりにくかっただけですね。

変わった形の入り口の造形ではありますが、どちらかというと最先端と言うよりも一昔前感のある造形なので、もしかしたら昔なにかのオナホールで使われいたのかもしれません。

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内部には「巨大筋肉繊維」よろしく、筋の入った大きめの突起が上下に付けられている構造ですね。

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内部構造を見る限りでは、ぶっちゃけ言うと気持ちよさそうでも刺激が高そうにも見えない構造ですが、「オナホールは挿入しなければ分からない」という格言を頼りに挿入してみる事にしましょう。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。(スマホはタップでおそらく再生)

気持ちよくない。

それでいてなおかつ

めちゃくちゃ高刺激なわけでもない。

というある程度事前に想定していた挿入感を裏切る事なく、ほぼイメージそのままな挿入感となってしまっており、ここまではっきりとオナ郎に「気持ちよくない」と言わせるのは、ある意味では誰かにとってはハマるかもしれないピーキーな性能のオナホール・・・と言えるのかもしれませんね。

褒めるべき点としては、とにかくバキュームがこれでもかと言うくらいに強めにかかるようになっており、ベコベコとオナホの左右がへこむのが見えるくらいに強烈なバキューム感を再現出来ている所で、一応コンセプトは「激キツハード」なので、確かにハードでキツめな挿入感にはなっているように思います。

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バキュームが効きすぎる事によって、ギュっとオナホ全体が収縮してくるような動きになるので、せっかくの「巨大筋肉繊維」の突起的な立体感が大きく損なわれてしまっており、一番の醍醐味っぽい構造がうまく機能出来ていないような挿入感になっているのが残念なポイントですね。

これに横ヒダや小さいイボでもついていれば、まだザラつきや分かりやすい刺激を感じられるので突起の立体感というのも多少は前に出てくるかもですが、その「巨大筋肉繊維」についているのは引っかかりも刺激も特に生み出してはこない大きな縦スジだけなので、ただただのっぺりとした窮屈で狭い穴の中を行ったり来たりするだけの挿入感になってしまっている感じですね。

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そんな強めのバキュームを活かして、真ん中付近で亀頭を前後させるような浅いストロークをすれば、亀頭がいい感じでコスれてくれるので、まだ射精は出来そうなくらいの刺激は生まれてくれる使い方になりますね。

一番分かりやすく刺激してくるのは奥についている子宮ゾーンで、これは特になんの変哲もない「ボコッ!!!」とした子宮系ホールらしい強めの当たりと引っ掛かりで亀頭を刺激出来るようになっているので、子宮系の強い引っ掛かりなんかが好きな人であればまだ楽しめる要素はあるのかもしれませんね。

一応その強めのバキュームから生まれる狭さや窮屈感、そして子宮構造の力強さなんかもあるので、全体的な挿入感としては「刺激系のオナホール」と言えなくもないんですけど、

あまりにもバキュームと子宮にだけ特化しすぎたバランスの悪いオナホール

のような印象がものすごく強く。個人的には射精する気も起きないくらいに気持ち良さ・・・というか刺激の情報量が不足しているオナホールに感じてしまいました。

前作の『永遠のフェラ ~みだらななめまわし~』に引き続き今回もオススメ度は★1となり、トイズハートは一体どこへ向かおうとしているのか、聞けるものなら聞いてみたい今日この頃ですね。

オナホデータ

001極キツハード~陸上女子~
平均価格:3,000円前後
1gの値段(nkp):約8.2円
刺激レベル:■■■■□(5段階:4)
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