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「やたらと耐久力が低いともっぱら噂の20HANDの耐久力を検証してみよう」

という事で今回の企画的なコーナー。

多分今までにやった事のないオナホの耐久力に関しての検証記事ですね。

20HANDとは?

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知らない人の為にまずはさっくりと説明しておくと、「20HAND(トゥーゼロハンド)」はピーチトイズというオナホメーカーから発売されているオナホールのシリーズですね。

元々は床オナ系のオナホールで既に実績を出していた「床オナ式PAD20(トゥーゼロ)」のハンドホール版として発売されていたのが「20HAND(トゥ−ゼロハンド)」というオナホールで「このオナホを超えるものが今年中に発売されるんだろうか?」と早々に思ってしまったくらいに優秀な出来で、もちろん★5を叩き出した挙げ句に2021年のMVPにも選ばれてしまったオナホールですね。





その後約1年くらいに時を経て発売されたのがふわとろ系の素材を使用した「20HAND SOFT(トゥーゼロハンドソフト)」というソフト版の方で、こちらもソフト版らしい調整具合が何の文句もない素晴らしい出来に仕上がっていて、もちろん★5を付けさせてもらったのはまだ記憶に新しい所。

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コメント数は現在の時点でどちらも100オーバーという、相当なヒット作か炎上しているかくらいでしかありえない多くのコメントを頂いているわけですが、その中でもちらほら目立つのが

「挿入したらすぐ裂けた」
「3回使ったら裂けた」
「裏返したら裂けた」

といったような耐久力不足に対するコメントですね。

ほぼ毎日オナホをレビューしなければいけないというブログの性質上、どうしてもこのサイトではカバーしきれないのが「耐久力」というステータスの点なので、そういった皆様のコメントでのご報告はありがたいことこの上なかったりします。

月間ランキングで毎度上位に登場する20HANDなわけですから、その分使用者の数というのも普通のオナホールよりも格段に多く、オナホールの耐久力チェックも相当な回数が行われているはずですから、「裂けた」というコメントが多いという事は、仮にその中に虚偽な報告が多少混じっていたとしても、

「本当に裂けやすいんだ」

という事実があるのは間違っていないんじゃないかと思います。

「じゃあ実際の所、耐久力はどれくらいスペランカーなんだ?」

という事で、今までにやった事のない耐久力に対しての企画記事を書いてみようと思った次第です。

とりあえず用意した2つの20HAND

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コメント欄なんかでは「入口が改良されている」だとかいう報告もチラホラ見かけていたので、念のためピーチトイズの公式ページやTwitterなんかを漁ってはみたんだけれども、それらしい公式からの発表は見つける事が出来ずでした。

改良されているのであれば、過去のレビュー画像の時のものと入口周りを比較すれば、きっと気付けるんじゃないかと思います。

とりあえずはノーマル版を使ってなんらかの方法を使って検証した後に、ソフト版でも同じ事を繰り返して比較してみる事にしましょう。

なぜそもそも裂けてしまうのか?

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とりあえずこちらがノーマル版の入口ですね。

「改良されていればきっと気付けるはず・・・」と言っておきながらも、こうしてオナホを目の前に持ってきても、どう改良されているのかはさっぱり分からない・・・という無能っぷりを披露する事になってしまいました。

耐久性を検証していく前に、

「そもそもなぜ裂けやすいのか?」

という事を、検証前のあくまでオナ郎の想像の範囲と、皆さんから頂いたコメントを参考にしつつも少し解説してみましょう。

前提としては「穴の入口がまず小さくて柔らかい素材が使われている」という事があるんですが、それ以外にも原因になっている要素はありそうですね。

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一つの理由として、なんとなくアナルの雰囲気を醸し出すために付けてしまったのか、ローターでも入れる事を想定していたのかは分からないけど、アナル部分に小さくて短い穴が空いているという点で、この穴のせいでアソコの入口が下方向にメリメリと裂けてしまった時に、アナル側の穴と結合してしまって取り返しのつかないくらいに大きな破損になってしまうというのが一つの原因になっていると思います。
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真横から見た、めちゃくちゃシンプルな画像で説明するとこんな感じで、普通のオナホールと違って入口付近に構造的に弱い部分が出来てしまっているわけですね。

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もう一つの理由としては、入口付近を形成している肉ヒダというか穴周りの構造の部分が、他のオナホールなんかに比べるとかなり薄い膜のような造形で作られてしまっており、この部分なんかはちょっとの力が加わっただけであっという間に裂けてしまうだろうな・・・というのは、見た目でも予想が付きますね。

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拡大して、もう少し実際のオナホールに近づけた感じの入口のイメージ図にすると、大体こんな感じの造形になってしまっているのが「裂けやすい」と言われているような原因だと思います。

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何もイメージ図なんて頑張って作らなくても、過去レビューのキャッサバ画像を持ってくればいいだけじゃないか・・・という事に気付いて急遽持ってきましたが、実際の写真では少し分かりにくかったので、「構造としてどうなっているんだ?」という点はイメージ図の方が伝わりやすかったんじゃないかと思います。

さて、どうやって検証してみよう

さすがに何日にも跨いで毎日オナホを使うというのは一本しかない生えていないオナ郎のペニスを考えれば現実的ではないので、出来るだけ本日中に(あわよくば晩ご飯に間に合う程度の時間内で)終わらせてみたい所。

とりあえず色んな事を踏まえて考えた上での検証方法の一つは

「裏返しはしない」

というのは前提条件に入れようと思います。

基本的にすべてのオナホメーカーはオナホの裏返しを推奨してはいないものなので、そもそも耐久力が低いと噂されているものを、わざわざ裏返して洗った上で「裂けました」というのは愚の骨頂のような気がするので、最低限洗う時には「裏返さない」というのが大事になってくると思います。

あまり現実離れしすぎた検証方法でも参考にならないと思うので、なんとか考えた検証方法が以下の通り。
  1. 一旦いつも通り普通に使ってみる
  2. 一度洗ってみる
  3. いつものディルドでズコズコとストロークしてみる
  4. もう一度洗ってみる
  5. Lサイズのディルドでズコズコとストロークしてみる
  6. もう一度洗ってみる
この6段階のチェック方法で、実用的な面では「約3回くらい使用した時にどうなってしまうのか?」というのと、「どの段階で破れてしまうくらいにスペランカーなのか?」というのが検証出来るんじゃないかと思います。

検証スタート

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とりあえずはまだ挿入もローション注入すらしていない袋から開封したばかりの入口の具合をチェック。

どこも破れている様子はありませんね。

一回普通に使って洗ってみる

ちゃんと検証してみたいので、いつものようなイメージ用のディルド挿入GIF画像はなしです。

最低でも大体15分くらいはいつもオナホールを使っているような気がするので、大体15分くらい経ってみるまで普通にストロークしてみます。

道中は特にオナホに気を遣ってあげたりはせず、早めにストロークしたり、奥まで突っ込んでみたりと、特に意識して使い方を変える事はしませんでした。

15分くらい経った所で、使用時のローションは未洗浄のままに一旦チェックしてみましょう。

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裂けとるな

先程の説明にもあった"膜のような薄い部分”が「裂けとる」と言うよりも「破けとる」に近いような状態が確認出来ました。

これがいわゆる、皆さんが言う所の「一回挿入しただけで裂けた」に近い状態

かと思われますが、オナホ的には入口の薄い膜が破れているだけではあるので、「破れてはいるけどオナホの機能としてはさほど問題はない状態」ではありますね。

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洗い方としては裏返したりはせずに、水道から水をジャブジャブと穴に当てながら指を二本程突っ込みながら、ローションのヌメりが感じなくなるくらいまでにしっかりと洗ってきた上に、小さく丸めたハンドタオルを突っ込んで軽くだけ水気を取った状態です。

あまり破れ具合は広がってはいないように見えますね。

また致命的になるであろう、アナル側への亀裂や破れのようなものは今の所ありませんね。

いつものディルドでズコズコとストロークしてから洗ってみる

さて大体何ストロークくらい必要だ?

と、先程普通にオナニーしながら1分間のストローク回数をなんとなく数えていたんですが、あまり高速でずっとストロークしている頻度もそこまで多くはなく、2~3秒に一回くらい動かしたりする時間もそこそこ長かったりしたので、大体平均すると1分間に30ストロークもいってないんじゃないか?という結論。

15分使えば450ストロークくらいはしているはずなので、500ストロークもすれば大体1回のオナニーのストローク回数は賄えているんじゃないか?という予想を立てながらも、ちょうどキリがいいので

1000ストロークくらいでええか

と、適当に決めた上で、いつものMサイズのディルドで大体1000ストロークくらいしてきました。

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証拠のためにも動画を撮っておいたので、暇な方はオナ郎が三倍速で1000ストローク(くらい)する様をお楽しみ下さい。



絶対いつものオナニーでこんなにストロークしてないわ!

・・・と500回くらいストロークした所で気付いていたものの、一度決めた事ではあるので過剰にも思える1000ストロークを繰り返してきました。

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おもったより被害は拡大していない

なんだったらさっきとほとんど変わってないんじゃないか?と思えるくらいに、破け具合は広がってはいませんね。

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1000回ストロークしてから、もう一度洗ってきた後の入口がこちら。

見るからに上下が裂け始めているような気がする・・・

1000回ストロークしても見た目ではそこまで変化がなかったのに、洗った後の方が変化が大きい・・・という事は、洗浄時にちょっと負荷がかかってしまっているのかもしれませんね。

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もうちょっと拡大してみた画像がこちら。

この時点で

裂ける裂けないで言えば二回使って洗ったら大体裂けてしまう

というのは確認出来てしまったわけですが、オナホとして使える使えないで言えば、このくらいの裂け具合であれば特に問題なく使えてしまうようにも思えるので、

1~2回使っても使用出来なくなるレベルに裂けるわけではない

というのも一つの事実として一応お伝えしておきましょう。

ダメ押しのLサイズなディルドでズコズコストロークしてから、洗ってみよう

日本人の平均サイズくらいのペニスでズコズコストロークしても、とりあえず裂けてしまうというのは確認出来たわけですが、

ビッグなLサイズペニスでもう1000ストロークしたらどうなってしまうのか?

というのも、一応検証しておきましょう。

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今回の企画の為にお越し頂いたのがこちらのビッグなディルドのお方。(みちのくディルドという有名なシリーズのやつです)

いつものディルドと比べると見ると「アホちゃうか」と言わんばかりにかなりどでかいサイズなわけですが、このくらいのサイズのペニスをお持ちの方も余裕でいるだろうくらいな、くらいの現実的なビッグサイズのペニスですね。



途中で何百回ストロークしているのか分からなくなってしまったんですが、なんとか勘でストロークしたらちょうど1000回で安心しました。

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いつものディルドよりも、あきらかにオナホにかかっている負荷が大きいディルドでズコズコしてきたので、さすがに結構いい具合に裂けてしまうんじゃ・・・?と思いきや、先程の状態と比べてもそこまで破損が広がっているという感じでもありませんね。

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本日三回目となる洗浄までしてきた後の入口がこちら。

少しずつ少しずつですが、裂け方が広がってきているような気もしますが、まだ致命的にオナホとして全く使用出来なくなる状態にいくまでにはもう少しかかりそうな感じですね。

一つの懸念点であった、「アナルの穴と繋がってしまって大きく裂けてしまう」というのも、この状態からさらに回数を重ねて使っていけばおそらくはそういう事にもなってしまうんでしょうけど、数回程度の使用ではアナル側の穴と繋がってしまう大怪我な裂け方をするようには思えませんね。

20HANDの耐久力の結論

皆さんからのコメントでも頂いているように、

裂ける(破れる)裂けないで言えば、間違いなく裂ける

というのは間違いなく。

これはもう一度目に普通に使用しただけで、薄い膜の部分がきっちりと破れてしまっていたので、どんなに優しい使い方をしたとしても、仕様上膜っぽい部分が破れてしまうのは確実に起こりうる事だと思います。

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ただ、確実に起こりえるその破損が訪れてしまったとしても、オナホとして使える使えないで言えば、入口の膜が破れてしまった所でなんら問題なくオナホとしては使えてしまうので、

「すぐに裂けた ≠ すぐに使えなくなった」

というのが今回の検証した上での結論になりますね。

もちろん一度裂け始めてしまった部分は、洗浄や使用の回数を重ねる事にジワジワと広がっていくものなので、そう遠くない未来には完全にオナホとして機能しなくなるくらいに裂けてしまうという可能性は非常に高いですね。(ある程度裂けたらそこで止まってくれる可能性もありますが)

アナルの穴しかり、入口の薄い膜仕様なのもしかり、直接オナホの気持ち良さには全く関係のないものなので、こういった仕様にしてしまったのは確かにピーチトイズの計算外であろう落ち度とも言ってしまっても良い点で、出来る事であれば完全に改善したバージョンを作る方がいいかもしれませんが、一から作り直す金型代も相当な金額になると思われるので、現実的には完全な改良版というのも期待出来ないかもしれず。次回作以降の反省点として活かす・・・くらいしか出来ないんじゃないかと思います。
  • 裏返しは絶対に行わない
  • 薄い膜の部分はしっかり裂けるのが仕様
  • 裂けたからといってすぐに使えなくなるわけではない
  • ペニスのサイズはあまり関係ない
以上が耐久力を検証した上での、購入を検討している方に向けての注意点で、少しでも皆さんの参考になって頂ければ幸いです。

※ソフト版も同時に検証してやろうと思っていましたが、想定より時間がかかってしまった上に、ノーマル版でも十分っぽい検証結果だった為に、今回の記事はここまでにしておきます。ご要望が多ければソフト版も後日追記するかもしれません。