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今回はNPGの
『新・名器の証明 No.004 藤森里穂』
試してみました。

新・名器の証明シリーズの第4弾ですね。



2023年からは『新』という新たなナンバリングをつけて現代に蘇った、NPGの『名器の証明』という名の長編シリーズ。





「No.001はどこにいったんだ問題」は未だに解決されていないのはさておき。現在発売されている『No.002』と『No.003』だけのレビューを見れば、★2や★3の評価が続いてしまっており、

「大型ホールといえばNPGの名器シリーズ!」

といった過去の実績は今は昔。

客観的に見れば『NPG』というメーカーは時代の流れについていけずに、過去の栄光にすがったような類似品を出すだけの"あまり良くない意味での老舗メーカー"みたいな印象になってしまっているのが悲しい所ですね。

このまま同じようなオナホールを作り続けるのか。あるいは老舗メーカーな強みと新しさを取り入れた革命的な動きを見せてくるのか・・・。いつかはそんな日が来てくれる事を願いながら今日も元気にレビューしていきましょう。

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オナホられているのは『藤森里穂』という、2020年にデビューしたAV女優の方ですね。

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「驚愕の新三重構造」

今回採用されているのは3つの素材が使われている三層素材のオナホールとの事。

三層やそれ以上の多層素材のオナホールは、一昔前にちょっとした盛り上がりを見せていた時期があり、色んなメーカーがこぞって「◯層素材!」なんてキャッチーなコンセプトで発売していたりもしたものですね。

ぶっちゃけいうと

二層以上の素材はどんな挿入感の変化をもたらしてくれているのか、非常に分かり辛い

という、手間がめちゃくちゃかかっているわりには、挿入感が大きく変わらない・・・。もしくは気付きにくいという特徴なものが多い為に、「それならコスパ良く作れる二層素材でいいじゃん」とオナホメーカーが思ったのかどうかは知りませんが、昨今ではあまり三層以上の多層構造は採用されなくなってしまいましたね。

停滞感のあるNPGがあえて三層素材のオナホを採用してきた・・・というチャレンジな姿勢を見せてきているのは評価しておきたい所ではありますね。

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そういえばハンドホールの二穴ってのも随分久しく見ていなかったような気もする今日この頃。

800gアラウンドな重量はあるみたいなので、そうひどいことにはならないとは思いますが、せめてメインの穴の心地よさを阻害するようなバランスにはなっていてくれるなよ・・・と祈っておきましょう。

開封してみよう

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重量は約833g、全長は約18cm。

さすがに800gはハンドホールとしてはオーバーサイズな感じはありますが、おもわず「でけぇな!」と思ってしまうようなこの重量感はオナホールとしてもなかなか迫力があるサイズですね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

三層素材の選択は今のNPGにとってはかなり良い選択かもしれない。

と思ってしまうようなこの柔らかさは、全盛期のNPGのふわとろ感のある柔らかい素材を思い出してしまいますね。

さらに言うとこの三層素材の一番外側には、やや固めの素材がうっすらとした膜のように覆われており、人工皮膚とはまたちょっと違いますが、表面の触り心地自体はなかなか良く。

内層のムニュムニュとした柔らかい素材との合わせ技で、弾力を感じさせながらもムニュっと指が沈みこんでいくような柔らかさも持ち合わせており、

昔のNPG素材を今風にアレンジしたかのような良い塩梅な素材の質感や弾力感を実現出来ている

ように思えますね。

油っぽさこそは気になる程度にはついていますが、臭いの方は控えめ気味に収まっていたりと、「ちょっと良いオナホ」っぽく感じるような良い素材の組み合わせだと思います。

+1硬
固さ加減の説明の詳しい表はこちらから

ボディ中央らへんの外層素材はかなりうっすらとしかついていないので、非常に分かりにくいのですが、入り口付近はまだ外層素材が厚めにつけられており、そこらへんを揉んでみた感覚としてはおおよそ『+1』くらいの硬さ加減。

-3ふわ柔
固さ加減の説明の詳しい表はこちらから

ボディ中央部分の外層素材は膜程に薄いので、中央付近を揉んであげれば内層素材は『-3』くらいには柔らかい素材が使われているのがわかりますね。

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ちなみに三層目となる内部構造に使われている素材はさすがに指を突っ込んだだけでははっきりとはわからず・・・。そこまで固い素材ではないのは分かるので、『-1』は『-2』程には柔らかめな素材だと思います。

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うっすらとしたピンク色の着色であったり、やけにリアル感のある造形だったり。鳥肌スキンっぽい細かい表面のザラついた質感だったりと、中国製のオナホの特徴が色濃く出ている入り口ですね。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

まったり低刺激かつ肉厚たっぷりなこのリアル系の挿入感。

「こういうのでいいんだよ・・・こういうので・・・」と、ここ数年は一体何を再現しようとしているのかさっぱり分からなかったNPGのオナホールが、ここにきてようやく肉厚+内部構造+素材感の3つの要素ががっちりとマッチしているオナホールを発売してきてくれたことに素直に嬉しく思ってしまいますね。

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リアルな臨場感を阻害してくるような素材の妙な硬さ加減による無機質っぽさや、非現実的な刺激は一切なく。良くも悪くもツルツルのっぺりとした無刺激に近いような内部構造と、柔らかい素材が肉厚たっぷりにペニスを包んでくれる様なんかは、リアルっぽい挿入感をイメージしやすくなっており、肉厚まったり系な低刺激のオナホールが好きな方にはオススメしやすいオナホールになっていますね。

ツルツルのっぺりとしているのはベースとなっている壁全体の印象なだけで、実際にはこの微妙につけられているヒダなんかが、波打つようなモコモコさとうねりみたいなものを感じさせてくれる挿入感になっていたりと、現実的にまだありえるかもしれないと思うくらいにはナチュラルな起伏の優しい挿入感のアクセントになっている感じですね。

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最奥についている子宮ゾーンにも、ちゃんと優しく「クゥポォ」とペニスが収まってくれるような。か細くはありますが、まったり低刺激なオナホール的には十分一つのアクセントとして認識出来るような挿入感になっていたりと、前半から後半まで楽しみのある挿入感に仕上がっているのは素晴らしいポイントですね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

ツルツルのっぺりとした挿入感なのはアナル側も一緒ですね。

ただ、アナルの方はアソコ側で感じたようなモコモコとした起伏であったり、子宮のアクセントもついていない、本当にツルツルのっぺりとしたストレートな穴にしかおらず。さらに言えばペニスが透けてみえる程に薄っぺらすぎる肉厚の頼りなさになってしまっていたりと、アソコ側の挿入感より大きく見劣りするオマケ程度すぎる挿入感になっている感じですね。

入り口付近はやや厚めの三層素材で形成されている為に、『括約筋』と呼べる程の強い入り口の締め付けはありませんが、プリっと軽く引っかかってくるようなアクセントは入り口には感じられる為に、オマケ程度にプラスアルファのアナルの『ア』の字くらいの臨場感を楽しめるのは、評価しておきたいですね。

刺激レベルは間違いなく5段階中の1くらいの低刺激な挿入感(今月はやけに多い)なので、万人受けするようなバランスではありませんが、贅沢な肉厚にどっぷりとペニスを浸け込むかのようなまったり感やふわとろ感はこのオナホならではの良さで、、ふわとろ低刺激ながらもちゃんと内部構造の変化を楽しめるという点でもまったり低刺激かつ肉厚なリアル系のオナホが好きな方にはオススメしやすいバランスになっていると思います。

気持ちよさ的には★5を付けるほどに満足感があったわけではないので、評価としては★4くらいがちょうどよいくらいになりますね。

第4弾にしてようやく『新・名器の証明』と名乗るに相応しい良いオナホが出てきた感じですね。

オナホデータ

M9997-02-670x新・名器の証明 No.004 藤森里穂
平均価格:7700円前後
1gの値段(nkp):約8.7円
刺激レベル:■□□□□(5段階:1)
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