名器の品格-BLACK-LABEL

今回はNPGの
「名器の品格 BLACK LABEL」
試してみました。

初代「名器の品格」の最終進化バージョンですね。



『名器の品格』

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【名器の品格】挿入した瞬間に探していたサムシングが見つかったような気分になる神ホール

現代人にとっての時代を象徴するオナホールと言えば「ヴァージンループ」が思い当たるかもしれませんが、それよりもう一世代前のオナホーラーにとっての時代を象徴するオナホールと言えば大多数の方がおそらく『名器の品格』と答えるはずで、「無次元構造」という当時としては斬新かつキャッチーすぎた内部構造。高級感のある木箱に入った目を惹くパッケージと、ハンドホールとしては強気すぎる1万円近くする販売価格で、当時のオナホーラーは楽器店の前でトランペットを見つめる少年よろしく「いつかはこのオナホに挿入してみたいものだな・・・」と思いを馳せていたことだと思います。





名器シリーズ」という大きな括りの中では数え切れない程にたくさん発売してきたNPGですが、『名器の品格』と名付けられている正式な続編ものは、上記の2つしかなく。そのどちらもが「名器の品格の続編」と謳うには力不足感の否めない仕上がりでいまいち話題にもならずに忘れ去られてしまいましたね。
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そんな『名器の品格』の歴史があった上で、今回は正真正銘の正当進化版となるような、桐箱パッケージとなる『名器の品格』の続編となっており、発売からすぐに売り切れが続出していて、うっかり買い逃してしまいレビューが遅れてしまったことからも、オナホーラーの注目度が高い商品となっていますね。

4年程前の『名器の品格 彩乃なな』のレビュー内では、
あまり反応の良くないAV女優系のパッケージを採用するよりも、黒い桐箱なんかを使って「名器の品格2」みたいな名前で売っていた方が注目度も期待値も高かったんじゃないかと思ってしまいますね。
なんてことを書いていたので、ようやくそれを実現してくれたのが今回のオナホールということになりますね。

開封してみよう

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重量は約815g、全長は約19.5cm。
造形は初代の『名器の品格』と似たような蛇腹系のデコボコとさせたもので、200g程サイズがアップしているみたいですね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。(スマホはタップでおそらく再生)

ふわとろ系とまではいかないまでも、素材は柔らかいものが使われていますね。

オナ郎の記憶では初代の『名器の品格』や昔の名器シリーズで使われていた素材よりも、少しハリが硬さみたいなものが感じられるようなしっかりとした素材が使われていて、油っぽさなんかは昔の素材と同じくらいですが、臭いの方はほどほどくらいには収まっている現代版のNPGの素材ですね。

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入り口はリアル系の造形になっており、微妙な膨らみが感じられる入り口となっていますね。

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内部が二層構造になっているというのも、今回のブラックラベル版での新しい変更点ですね。指を挿れた感じだけだと、内部素材は外部素材とそこまで柔らかさの変わらない素材か、もう少しだけ柔らかい素材が使われているようでした。

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ベースの壁には小さいツブ状のイボがぎっしりとつけられており、少し分かり辛いですが、真ん中らへんには「Gスポットポルチオ」的なイボが上部から圧迫してくるようなカーブを描いた構造のようにも見えますね。

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昔のような『無次元構造』を全面に押し出したような構造ではなく、パッケージや外装を初代の名器の品格に寄せた感じの、全く新しいオナホールと思っても良さそうなコンセプトだと思います。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。(スマホはタップでおそらく再生)

言っても初代の『名器の品格』が発売されたのは今から15年程前の話ではあり、一つの時代を築き上た名作ホールの続編だからといって現代の戦国時代を生きる素敵なオナホ達と比べると見劣りしてしまうのは仕方ない・・・、なんて少し舐めたくらいの気持ちで挿入してみたんですが、結果的に言うとかなり満足のいく挿入感や射精を迎えることが出来てしまい、★5くらいは余裕でつけておいても良さそうな素晴らしいオナホールに仕上がっていますね。

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現代の戦国時代を生きるオナホールと単純に比較出来ない『名器の品格 BLACK LABEL』ならではの良さとしては、その挿入感がかなりリアル志向なものになっており、なおかつその「リアル系」の挿入感や気持ち良さが高い水準で仕上がっているために、単純に比較出来るオナホールがぱっと思いつかないような独特な個性を感じさせてくれている感じですね。

挿入からしばらくは気持ち良さが感じられないくらいにまったり系に寄った刺激の弱さになっていて、大きなアクセントとしては中央付近のカーブによるニュルンとした肉を掻き分けるような挿入感があり、基本的にはそのカーブのアクセントをメインディッシュに添えて肉厚と内部のまったり感をゆっくりと楽しむようなバランスになっていますね。

オナホ的に言えばその低刺激でイボヒダの情報量が少ない挿入感は、通常であれば「物足りなさすぎる」という言葉で一蹴してしまいそうになるオナホールなんですが、その柔らかさ加減であったり十分すぎる肉厚感やナチュラルな締めつけ感。そして少しリアルさを誇張している感じもあるほんの少しだけオナホらしいカーブのアクセントのバランスだったりの、すべてのバランスがちょうど良く感じられ、

「リアルっぽいってこういうことだよね」

と、妙に納得してしまえるような、リアルっぽい挿入感に近づけながらも気持ちの良いオナホールを作ろうとしているメーカーの努力を大いに感じられるようなオナホールだと思います。

残念ながら内部についている小さいイボは、ほぼペニスでは知覚出来ないくらいに繊細なものになってしまっていますが、「のっぺりと言うほどツルツルとはしていない」くらいには、なんらかの刺激がペニスに加わってくれているのは伝わってくるので、知覚出来ないとは言っても気持ち良さのブーストとしての役割は果たしているんでしょうね。

イボヒダのついた分かりやすい刺激のオナホールではなく、「肉厚まったりリアル系」という王道の路線を肩で風を切って歩いているような堂々とした完成度の高いオナホールといった感じで、見事に『名器の品格』の続編の期待に応えてくれた素晴らしい出来だと思います。

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断面図で見ると「えぇ~!これが★5なのかい!?」とマスオさんにびっくりされそうな構造ですね・・・。底が分厚すぎる作りになっていて、この辺はちょっと詰めの甘さを感じてしまい、もうちょっと最適な造形があったように思いますね。

オナホデータ

M8724-01-670x名器の品格 BLACK LABEL
平均価格:8,200円前後
1gの値段(nkp):約10円
刺激レベル:■□□□□(5段階:1)
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