001
今回はMOUSOU-TOYSとピーチトイズの
『NANAMEIBO23(ナナメイボニジューサン) 』
試してみました。

メーカー同士のコラボホールですね。



「メーカー同士のコラボホール!」

やけに耳障りの良いオナホ業界におけるこのコラボ企画な商品ですが、本来の「異なる企業同士がアイデアを出し合ったり商品を開発する」という共同開発的な意味での胸が踊るようなコラボホールというのはそこまで数が多くはなく。

近頃よく見かけるパターンとしては「えっ、もう片方のメーカーは一体何を差し出したんだ?」と思ってしまうような、OEMに毛の生えた程度のコラボ企画をよく見かけるようになった気がしますね。

M10173-01-670x
そんなわけで今回もそんなコラボ企画よろしく、

MOUSOU-TOYSとピーチトイズがコラボしたオナホール

になっているわけですが、ぱっと見の初見でオナ郎はてっきり『ピーチトイズ』がまた新たなオナホールを発売したのだと思いこんでいた程にコラボ感が薄い・・・というか、ピーチトイズ節が全開バリバリなパッケージになってしまっていますね。(よく見ればMOUSOU-TOYSのロゴが入っている)

前作の『絶叫快感ラブデビルコースター』しかり、

MOUSOU-TOYSのオナホは過去作の大半がどこかのメーカーとのコラボしかやっていない

というオナホメーカーとしては異端過ぎる存在になっており、それが良いのか悪いのかはともかく。「そういったやり方でもメーカーとしてやっていけるんだな」と色んなビジネスの在り方というのを考えさせてくれる良い機会になってくれている感じですね。

001

どうせこんな力技過ぎるメーカーを運営しているのは巨大な資本や幅広いコネクションや自らの市場を持っているあの会社なんだろう・・・と、なんとなく予測だけはしていたんですが、パッケージの『お客様サポートセンター』の所には答え合わせかのようにその会社名のメールアドレスがしっかり書かれている始末で、「やはりそうであったか」としっくり来すぎてしまった感じですね。

名も無きぽっと出の会社がRIDE JAPANやピーチトイズとのある意味では名義仮になってしまうようなコラボが出来るわけがないですからね。

M10173-04-670x

そんなわけでコラボという体(てい)にはなっていますが、パッケージやらなんやらはほぼそのままなピーチトイズのオナホールなので、あまり余計な事は考えずにピーチトイズのオナホと思いながらレビューした方がしっくり来るのかもしれませんね。

メインコンセプトは商品名にもなっている"ナナメイボ"なる斜め方向に配置されているイボが特徴的な構造が採用されているようですね。

なんというか、やはり"メーカー同士のコラボ"と宣伝してオナホールを発売するのであれば、それぞれメーカーの長所がどのようにオナホに生かされているのか・・・をもう少し文章や画像で伝えて欲しい所ではあるんですが、それをあえて伝えていないという事はきっとそういったものは元から"存在していない"んでしょうね。

開封してみよう

007

重量は約532g、全長は約16.5cm。

造形は『KAKU-MEIKI DX カズノコサンド』等のKAKU-MEIKI DXシリーズで使われているものとかなり似た造形ですが、DXシリーズよりも一回り小さい500gアラウンドなサイズになっていますね。

nanameibo001
※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

少し柔らかめで臭いや油っぽさは少し気になるくらいにはついている素材が使われています。

-1柔

固さ加減の説明の詳しい表はこちらから

固さレベルは『-1』とほぼ同じくらいですね。

002

入り口の口径はかなり広めな作りになっており、ピーチトイズの懸念点である入り口の破れが改善されているであろうぶ厚めの作りになっています。

003

内部にはうすめの二層素材が採用されており、指で触った感じだと外層よりかは固めの素材が使われているように感じますね。

004
005

片側にはメインコンセプトであろう"ナナメイボ"的な斜めに配置されたイボが規則正しく並べられている構造。

006

反対側には小さい米粒のようなイボが前半部分と、後半部分には申し訳程度に付けられた縦ヒダ構造が採用されていますね。

挿入してみよう

nanameibo002
※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

なんとまぁ分かりやすいイボの挿入感・・・

例えば『オナホ戦隊シコレンジャー』というスーパー戦隊シリーズがあったとすれば、『イボレンジャー』として活躍してくれてもわりと納得感のあるイボイボしすぎる挿入感になっており、よくあるイボ構造の「ザラっとした突起的な刺激」だとかいった、ふんわりとした曖昧な表現をせざるを得ないような分かりにくいイボ感ではなく、「イボイボイボォォ!!!」とイボのラッシュを食らっているかのような非常に明確で、誰に聞いても「イボのオナホだ」と答えるであろう、イメージ通りなイボ刺激の挿入感になっていますね。

008

片面二層で素材自体にブーストをかけているわけでも、そこまで立体的で大きなイボになっているわけでもないのに、イボ構造側だけがブーストされているかのような際立ったイボのエッジ感が非常に特徴的な挿入感になっており、きっとおそらくこれらのバランスはコンセプト通りな"ナナメイボ"な構造が生みだしているであろうブースト具合なんでしょうね。

逆に言えば、反対側にして使った場合には片面二層のオナホールのように、イボ側の主張が強すぎる為に片側の構造のディテールは非常に分かりにくくなってしまっており、基本的にはイボの面を裏筋側に当てるような使い方でしか楽しめない作りになっている感じですね。

0010

さらに加えてもう一つ良い点としては、前半~中盤部分の挿入感はイボイボしすぎた挿入感ゆえに、少し単調気味でシンプル過ぎるように感じる挿入感ではあるんですが、奥の方に付けられた縦ヒダと窄まるような構造が、イボとはまた異なるムギュっとした圧迫感や微量のヒダが絡みつくようなアクセントを生み出しており、イボ一辺倒かと思われた単調気味な挿入感に加えて、奥の方でも飽きさせないような工夫がしっかり施されている感じですね。

全体としてはやや刺激寄りくらいのバランスなので、まったり系のオナホが好みの方には少し合わないオナホールかと思いますが、エッジ感のあるイボはそこまでゴリバキしているわけではなく、「ボボボボッ」と連続で小さいイボがしっかりと擦れてくるようなまだ優しさみたいなものも感じられる挿入感なので、イボ系のオナホが好きな方にはわりと幅広くオススメしやすいオナホールに仕上がっていると思います。

オススメ度としては★5には少し届いていないくらいの★4で、細かい工夫があるとは言えどちらかと言えばシンプルな刺激のイボ構造では★4くらいがちょうどいい気持ちよさに収まってしまっている感じですね。

オナホデータ

M10173-01-670xNANAMEIBO23(ナナメイボニジューサン) 
平均価格:3,600円前後
1gの値段(nkp):約6.7円
刺激レベル:■■■■□(5段階:4)
review004
販売店はこちら