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今回はトイズハートの
『温泉欲情3』
試してみました。

欲情シリーズ』の続編ですね。



ヴァージンループ』から始まった"勝利の構造"がある時期におけるオナホ業界を席巻した一大ムーブメントだったとするならば、その後に訪れたのが『温泉欲情』から始まる"ぼてひだ構造"の一大ムーブメントだったのじゃ  

・・・と、賛否はあるかもしれないけれどもオナ郎目線で見てきたここ十数年のオナホールの動きというのは、おおよそそんな感じの流れになっており、勝利の構造、ぼてひだ構造以降にも色んな新しい構造が誕生はしていますが、現在ではオナホールの基本系となる構造の一つにまで昇華してしまったのは、この2つくらいかもしれませんね。

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もはやみなまで語るまでもないレベルの超有名な『欲情シリーズ』の久しぶりとなるナンバリングタイトルということで、期待に大きく胸を膨らませている方も多いことでしょう。

ちなみに初代の『温泉欲情』は月間ランキングでもしばらくの間一位に輝き続けていた当時の圧倒的な女王・・・みたいな印象があったんですが、今一度過去の月間ランキングを振り返ってみれば、温泉欲情が発売された2017年当時は『ヴァージンループエイトロング』が二年連続くらいで月間ランキングの1位に輝き続けていた時代で、実の所「月間ランキングで1位になったことなど一度もなかった」という衝撃の事実が今になって発覚しました。

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温泉欲情のナンバリングタイトルであるならば、もちろん『ぼてひだ構造』に由来した内部構造が今作でも採用されており、分かりやすい程に「ぼってり」「ぼてぼて」とした、太めのヒダがふんだんに付けられている構造になっています。

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ちなみにこちらが初代の『温泉欲情』の断面図で、ぼてひだっぽさはわりと初代に寄せた構造になっているみたいですね。

断面図だけで見る大きな違いといえば、表面のテクスチャーが少し大ぶりなヒダっぽいものに変更になっている・・・というのは分かりやすいポイントです。

開封してみよう

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重量は約409g、全長は約14.5cm。

トイズハートらしさのあるすっきりシンプルで、うっすらとした丸みを帯びたボディの造形になっています。
  • 温泉欲情=345g
  • 温泉欲情2=435g
なので、ナンバリングタイトルの中では真ん中のサイズ感ですね。

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穴の長さは約13cm程になっています。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

固さは普通~少し柔らかめくらいで、臭いはほぼほぼ無臭な控えめ。油っぽさはほどほどな『ソフトマテリアル』という素材が使われています。

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固さ加減の説明の詳しい表はこちらから

固さレベルは『±0』と同じか、それよりもほんの少しだけ柔らかいようにも感じる固さ加減ですね。

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入口は比較的シンプルな作りでひし形っぽい感じの窪みが付けられている造形ですね。

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入口付近はそこまで大きなぼてひだは付けられていないみたいですね。

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裏返したみた感じだと全体的な"ぼてひだ具合"はわりと控えめな感じがあり、部分的に少しもっこりした縦ヒダが付けられている程度の構造で、かなりあっさりしているように見えてしまいますね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

さすがにファイスコで見てみると四方につけられている縦ヒダやら、ぼっこりと膨らんだ突起みたいなものは確認出来るようになっており、立体感はそれなりに感じられるような構造になっているみたいです。

ただ、全体的にあまり「ひねり」やら「ねじれ」みたいな要素がなく、わりとストレート気味な縦ヒダ構造になっているのが吉と出るか凶と出るか・・・といった所ですね。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

良くも悪くも洗練された挿入感になってしまった温泉欲情

といった感じの印象を抱いてしまう使い心地で、大人びた気配が漂う熟成された魅力・・・みたいなものが増した反面、初代の頃のようながむしゃらさというか無邪気さみたいなものが生み出していた、奇跡的とも言える気持ちよさや挿入感の魅力は半減してしまっている印象ですね。

まず間違いなく言えることは「挿入から3ストロークで★5にしようと思った」程のものではなく、「まぁ良いホールではあるよね」くらいの感想に留まってしまっている感じですね。

もちろん初代や二代目と全く同じようなものでは、せっかくの続編を作る意味がないので、大きく異なる挿入感であることは大歓迎ではあるんですが、シンプルに気持ちよさとしての評価が★4あたりが関の山、といった挿入感になってしまっているというのが、シリーズの続編としての期待に大きくは応えられていないように感じてしまうモヤモヤとしたポイントなのかもしれませんね。

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さて、肝心な挿入感の方は、断面図を見ても分かる通りにそこまで「ぼてひだ」部分が「ぼてぼて」していない構造なだけに、挿入感の方も「ぼてひだらしさ」みたいな所からは、少し離れているような立体感は薄めな挿入感になっています。

立体感が薄い分、穴全体がペニスにヌメっとフィットしてくるような一体感を強く感じられるようになっており、ぼてひだ部分も「縦ヒダ」のような強い立体感ではなく、壁全体が少しの起伏とヒネリを持ってグニっと捻(ねじ)れているかのようなナチュラル志向な挿入感になっている感じがありますね。

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それに加えて壁面全体につけられているやや厚めなヒダが、ペニス全体をモモモモっと撫で上げてくるような刺激が加えられていたり、部分的には裏筋をモコっと攻め立ててくうようなエッジの強めな縦ヒダも用意されていたりと、全体的にも大人しめにも感じてしまう挿入感の中にも単調で飽きさせないような工夫が見られるオナホールとなっていますね。
  • ヌメっとしたフィット感のある穴の心地良さ
  • 控えめなぼてひだ構造による内部でうねっているような自然な挿入感
  • 壁面のヒダによるモモモモっとした気持ちよさ
  • ピンポイントで裏筋を刺激してくる縦ヒダのアクセント
などなどがこのオナホールの魅力らしい魅力になっており、そこまで刺激レベルも強くはないので、まったり気味に楽しみたい方なんかにはフィットしやすいオナホールだと思います。

初代は「ぼてひだ構造」の基本となるような挿入感と気持ちよさがあり、二代目ではジョリジョリ感を強調したヒダ特化な気持ちよさ。そして三作目では「ぼてひだ」を強調することなく、逆に控えめにすることによってナチュラルで心地の良い挿入感として仕上げてきており、こうしてシリーズの特徴を並べていけば、ちゃんと「ぼてひだ」の特性をそれぞれ使って似たような挿入感にならないように、棲み分けのきちんと出来ている良いシリーズになっていることが分かりますね。

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厚かましくも一点だけ改善点を挙げるとすれば、このベースとなっているヒダ部分はこれはこれとて、あまりシンプルなヒダっぽくはないような独特な感触を生み出してはおり、全体的な挿入感とはかなりマッチしたものにはなっているんですが、もう少し初代に寄った感じの荒細かいヒダ構造であったほうが、気持ちよさの満足度は高かったんじゃないかな・・・とは思ってしまいますね。

オススメ度としては70点~75点くらいの★4がちょうどいい評価になりそうですね。

オナホデータ

M11767-01-670x温泉欲情3
平均価格:3,300円前後
1gの値段(nkp):約8円
刺激レベル:■■■□□(5段階:3)
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