
今回はメイトの
「ボクのおなぺっと ふぉ~えば~」
試してみました。
昔なつかし『ボクおなシリーズ』の続編ですね。
2022年に不甲斐なかったメーカーと言えば、少し前のレビューでファンタスティックベイビーを紹介した所ですが、同じくらい不甲斐なかったメーカーとしてはメイトもそのうちの一人だったりしますね。
メイトもファンタスティックベイビーと同じように、人気商品のビッグ版を発売してなんとかなっているようには見えても、2022年に発売されたオナホールはたったの3つしかなく。一時期は『ボクおなシリーズ』だとか『業界一の技術力』だとかで盛り上がっていたのは今は昔。
業界的にもほぼ忘れさられつつある存在になりかけている為に、なんとか2023年はオナホーラーの記憶に残るような商品をバンバンと発売して活気を見せて欲しい所ですね。

『ボクおなシリーズ』をあまりにもコスり過ぎたのはまだ良いとしても、それ以降のタイトルでは駄作とも言えるようなシリーズを量産しすぎてしまった挙げ句、自らの手でボクおなブランドを地にまで落としてしまった感のあるシリーズですね。
昨今ではRIDE JAPANの「ヴァージンループ」ですら知らない人が増え始めているんじゃないかと思える時代になってきただけに、それよりもっともっと前にヒットしていた『ボクのおなぺっと』を知っているぞ!というのは、もはや古参のオナホーラーくらいしか残っていないんじゃないかと思ってしまいますね。

内部構造には『ボクおなシリーズ』を彷彿とさせるような”横ヒダ系”の面影は一切なく。”段差突起”と名付けられている突起の塊のようなものが全体的についているシリーズっぽさの欠片もない構造になっているようです。
「わざわざボクおなシリーズとして発売する必要はなかったのでは・・・?」とも思ってしまう所ですが、そもそものリリース数が激減して経営面は大丈夫なんだろうか・・・と心配になってしまう程の昨今のメイトなだけに、少しでも売り上げを伸ばす為にボクおなの名前を使わざるを得なかったのではないか・・・なんて深読みして考えたりもすると、納得できてしまう所ではありますね。
開封してみよう

重量は約499g、全長は約17cm程の長尺気味なサイズのオナホール。
表面には網目のような変わった装飾が施されていたりと、現代オナホーラーからすると「洗いにくいからやめてくれ」と言われてしまいそうな個性的な造形が採用されています。

※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。
ふわとろ素材の一歩手前くらいの柔らかい素材が使われており、臭いはほどほど。油っぽさは少し気になるくらいにはついている素材ですね。

年々素材が固くなってしまっていたメイトが生み出した「昔のおなぺっと素材を再現してみました」的な『元祖おなぺっと素材』が今回は採用されているとの事ですね。
さすがに当時のメイトのオナホールは持ち合わせていないので、どこまで再現出来ているのかはわかりませんが、触ってみれば確かに「あぁ、昔のメイト素材はこのくらい柔らかかったな」と思えるくらいの素材感ではありますね。

入り口は十字の真ん中に穴が空いている、これまた変わった形の造形ですね。

入り口からはイボ突起のようなものがチラホラと見えています。

イボをあえて手ブレさせた写真のように、イボの残像みたいなものが塊になって突起として形成されている感じの構造になっていますね。
挿入してみよう

※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。
決定力に欠ける挿入感・・・
というのが挿入から射精まで全体を通して感じてしまう挿入感になっており、「グッドホールになり得る可能性みたいなものは感じられるんだけど、今一歩性能や気持ちよさとしては物足りない」といったようなオナホールになってしまっているような気がしますね。

内部の残像イボのような構造は非常に上手く機能しており、厚めのヒダっぽいプリっとした感触がありつつも、ポコポコとしたイボっぽいような連続した突起の刺激なんかも同時に感じられる挿入感で、それらが縦横斜めに配置されている為に、単調さを感じさせにくい複雑っぽく感じる挿入感に仕上がっている感じですね。
わりと柔らかめな素材ながらも、ポコポコプリプリと引っかかってくる突起のエッジ感はかなりしっかりしており、素材自体はわりとローションのノリが良いようなあっさりとした挿入感になっているので、刺激は普通~ややハード寄りくらいのバランスになっています。

その単調でもない複雑っぽく感じる縦横斜めなイボ突起の刺激なんかは、それなりに気持ちの良い構造として仕上がっているんですが、その刺激自体はわりとダイナミックで荒い感じの刺激で統一されすぎてしまっている為に、細かい所でペニスに快感を与えてくれるような繊細なギミックの部分がないように感じてしまい、”気持ちいいオナホール”になり得る大事な要素が1つ欠けてしまっているような挿入感になっている感じですね。

簡単な改良で言うと、ベースの壁となっている所をのっぺりツルツルさせるのではなく、細かいヒダなり小さいイボなりを全体的に配置してあげれば、もう少し繊細さみたいなものが醸し出てきたりするもんなんですが、わりと個性的に機能しているイボ突起だけの刺激では気持ちよさとしては幾分物足りなく感じるオナホールになってしまっている感じがありますね。
ストローク中も、射精前後も気持ちよさとしては★3程度にしか満足感を得られる事が出来ずな使用感で、オススメ度としてもそのまま★3をつけたくなってしまうオナホールだと思います。
オナホデータ

平均価格:2,500円前後
1gの値段(nkp):約5円
刺激レベル:■■■□□~■■■■□(5段階:3.5くらい)

コメント
そればっかりだと一辺倒になるけどつるつるだとそこが完全に、無、って感じになりかねない
若い世代「ボクおな?ぷにあな?何それ、有名なの?」
知ってる古参世代「ボクおな、ぷにあな、ヴァージル、思い出の彼女を汚すな~」
オナホ界、武勇伝・名声だけで始終食っていける業界じゃないだろう!
まあ今年は中型なら少し高めの2500円~3000円後半が普通だと考えるべきだろうね。
無機物感まっしぐら
俺の欲しいのは有機的な優しいあたりのオナホールなのよね
力の入れ方がおかしいよ、メイトさん
ボクおな≒廉価という定義が
境界に変にエッジが付いてるせいで、樹脂が回って無くて気泡が出来てんじゃん
そこから千切れやすくなるし、洗うにも手間がかかるしで一つもいいところがないよ
かと言ってホットパワーズみたいに全部同じ見た目だと判別がつかないし、アクセント程度の違いを持たせるくらいの方がいいのかも
制作側からしてみたら同じ金型を使いまわしできるから安上がりなんだろうけど
「とりあえずミミズの様な突起をつけとけばいいか・・・」
と言った感じの構造が多く、あまり惹かれるものがないメーカーになっている
メイトとかプライムは、可能性がある面白い構造の作ってんだけどなぁ
プライムは、造形とパケにお笑い芸人要素が強すぎて
肝心な中身の部分の評価が、過小評価されてたものが多いと思うし
メイトは奇抜な構造だけではなく、その中に鉄板構造を組み込めば
グッと完成度が上がりそうな惜しいもの作ってた
惜しいなぁ・・・
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