
今回はNPGの
『猫耳フェラにゃん 七沢みあ』
試してみました。
歯無しのフェラホールですね。
マジックアイズの『真実の口』が発売された2014年以降は、じわじわと"歯付き"のフェラホールが業界内に蔓延しだし。それから約10年程経った今となっては
もはやフェラホールに歯は当たり前のようについているもの
という進化を遂げてきたわけですね。
純粋に見た目だけの問題で言えば、口と鼻がついた一般的なフェラホールの造形に歯がチラっと覗いているだけで非常にそれっぽく仕上がりになるために、ビジュアル的な面では限りなく正解に近い"歯"の存在なわけですが、実用面での話をすると、
そもそもまじもんのフェラで歯が当たるのは基本的にはNGとなる行為
なわけで、リアルなフェラを追求しようと思った場合は"歯"の存在はむしろ邪魔になってしまうはずなので、なんでもかんでもフェラチオホールにさも当然かのように歯がついている状況というのは、業界内でのフェラホールの停滞を感じてしまいますね。

そんな昨今のフェラホール事情があったうえで、今回のNPGから発売されているのは
歯無しのフェラホール
という、今となっては逆に珍しく感じてしまうコンセプトのフェラホールとなっています。
オナ郎が覚えている限りでは、NPGの『激フェラ』という長らく続いている長寿なフェラシリーズでも、歯がつけられているものばかりだったので、ここにきてNPGが歯の採用をやめてみたり。昨日レビューしたフェラホールのように「ちょっと新しい歯のアプローチをしてみたり」といった新しい動きを見せてくれていたりと動きが感じられて嬉しいばかりですね。

オナホられているのは『七沢みあ』という妹的なキャラクターで2017年にデビューしたAV女優の方。
オナホの造形の方もすっと鼻筋が通った感じなんかが、わりと女優さんの顔を意識したようなものに見えなくもなく、これまた昨日のフェラホールよろしく寄せてきている感じがあって好感が持てますね。

歯がないのは先ほどもお伝えしたメインコンプトの一つだとして、もう一つ特徴的なのは
舌パーツが固定式になっている
という点ですね。
これも昨今のフェラホールでは下パーツは、ベロっと突き出した突起のような形で表現される事が大半なんですが、あえて壁の一部に舌パーツを溶け込ませるという手法はかなり珍しいと思います。
開封してみよう

重量は約447g、全長は約15.5cm。
ボディ中央にややくびれがついたような造形で、グリップ感を高める為なのか、ボコボコとした装飾がつけられていますね。

※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。
少し固めで臭いや油っぽさは控えめ気味くらいの素材感。
素材の質感的には昨日レビューした『極嬢フェラ アマガミ舌技 北野未奈』と同じ素材なので、作っている工場も同じなはずですね。
硬さレベルは『+1』くらい。十中八九昨日と同じ素材だとは確信していましたが、手抜きせずに一応触って確かめておきました。

口鼻の造形もしっかり作られており、造形レベルは非常に高く感じますね。
ちょっと残念なのは唇部分が簡易的な着色になってしまっているので、現段階でもうっすら剥がれてしまっている所があったりと、ビジュアル的にちょっと興をそがれるような仕様になってしまっています。

今回も最先端の画像編集ソフトを使ってレトロに合成してみましたが、「これはもう本当に再現しようとしているだろ」レベルでの自然な仕上がりになってしまって、逆に焦ってしまいますね。

内部は二層素材が採用されており、歯はもちろんなく。なんだったら舌パーツすらついていないんじゃないのかと思ってしまうような、のっぺり感のある内部構造ですね。


一応口内っぽいようなヒダの模様であったりが採用されていますが、ちょっとのっぺりさせすぎているようにも見えてしまう構造ですね。
挿入してみよう

※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。
「ひょっとすると歯が当たって痛みを感じてしまうのでは・・・?」と、恐怖を感じながら恐る恐る挿入しなくても、「いっけーーー!!」と何の心配もなくがっつりと挿入してしまえるのは、歯無しフェラホールの大きな利点となっており、ストローク中も「ガリガリ当たってきそう」だとか、「ちょっと痛い」だとかそんな心配せずにガツガツとストローク出来るのは、歯無しフェラホールならではのストレスフリーな使用感になっていますね。

普通のオナホとして考えれば、内部構造もかなり大人しく。どちらかというとのっぺり感が半端なくて、いささかのつまらなさも覚えてしまうような挿入感ではあるんですが、これくらいののっぺり感は逆にリアルな口内っぽいとも言えるような挿入感ではあるので、リアル系のフェラホールというコンセプトなのであれば、全然許容して楽しめるようなのっぺり感ですね。
一応、裏筋側には固定式の舌パーツがモコっと若干ながらも押し上げてくるような感覚もあったり。中盤以降は喉奥っぽいような絞りのある狭さであったり。角度を反対向きに変えてあげればのどちんこ的なイボの存在も確かめられたりと、あくまで控えめ気味に再現されているそれぞれの構造が口内っぽいと錯覚させてくれるような要素を感じさせてくれたりと、フェラホールとしての出来は上々な仕上がりになっていると感じますね。
歯のパーツがないだけに、ストレスフリーでストローク出来るのはありがたい仕様なんですが、その歯付きフェラホールの「カリっ」と引っ掻いてくるようなちょっとしたアクセントが存在していないだけに、
本来フェラチオの要素としては重要になるであろう唇で咥えられているような感じ
を、どこか求めたくなってしまいますね。
中盤以降ののっぺり感や何気に感じさせてくれるような口内っぽさなんかは、わりとリアル寄りかつ実用的なバランスで「喉奥フェラ」っぽいような感じは十分再現出来ているとは思うんですが、入り口部分になんのアクセントもついていないので、だらしなく開いた口に挿入しているだけのような「フェラっぽい」とはちょっと離れてしまっているような挿入感になっているのが、もう一つ物足りなく感じてしまう点でした。
歯無しのフェラホールでもう一段階上の臨場感を醸し出そうと思った場合は、この通常のフェラ造形ではなく、なにかそれに適した造形やら素材の工夫やらが必要なのかもしれませんね。


ここまでのレビューであれば★4か・・・。唇的な要素のちょっとした物足りなさを加味すれば★3に収まってしまうか・・・くらいの悩ましいオナホールで終わる事が出来たんですが、ご覧の通り横方向にちょっとした軸ズレが発生してしまっており、せっかくの評価したい喉奥感みたいなものに「やけに横側が薄く感じてしまう」というイチャモンがついてしまう挿入感になっているのが非常に残念な所。
横からペニスが飛び出てしまう程の強レベルの軸ズレではなく、最終的には一応ペニスは底部分には当たってくる程度の軸ズレなんですが、「喉の奥で包まれている心地よさ」がこの肉厚差のせいで本来の性能の半分も発揮出来ておらずに、軸ズレ込みで評価した場合は★2くらいまでその満足度が大きく下がってしまう感じですね。
おそらくは中国で作られているであろう今回の2つのオナホールの開発にNPGがどこまで深く関わっているのかは知りませんが、「メーカーの信用を大きく落としてしまうような工場と取引するのはやめたほうがいいのでは?」とアドバイスしたくなってしまいますね。
オナホデータ

平均価格:3,000円前後
1gの値段(nkp):約6.7円
刺激レベル:■■□□□(5段階:2)

コメント
あれ?それだと最近の入口・外・中の別硬度構造と変わらないか…結局フェラホールは外観造形重視で内部は通常ホール程極められない定めなのかなあ。
現地部 設計~製造すべて海外(これや昨日の)
海外部 企画、設計は国内、製造は海外(女優シリーズなど)
国内部 基本的に日本国内で(純正名器シリーズやその後継の品・開発)
「名器の品格BLACK LABEL」から2年、そろそろあのクラスの本気品を!
極限までコストカットを進めた結果が中共全依存とは皮肉よのう
審議中
せめて舌(らしいもの)でも付いていれば評価もまた違ってたのかも?
コメントする