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今回はハトプラの
『さとり 輪-wa-』
試してみました。

シンプルで飾らない・・・的なオナホールですね。



去年レビューした『生PUNIVIRGIN[ぷにばーじん]EXCITE』に引き続き、今作でもイラストレスなパッケージを立て続けに販売しているハトプラなわけですが、RIDE JAPANにしても年末にはイラストレスな『密着至極』を発売してきたりする辺り、何かオナホ業界的にイラストレスな風潮の兆しでもあるんじゃないか・・・と思ってしまいますね。

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『さとり』

そんなシリーズ名で全3種類同時発売されている今回のシリーズ。

一歩間違えたらお歳暮感が漂いまくってしまいそうなパッケージなわけですが、そこらへんはさすがのハトプラなデザインセンスといった所で、上品さと和テイストがうまく融合した、アダルトグッズメーカーで言えばさながら『iroha』の商品のような鮮麗されたデザインに仕上がっていますね。

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『輪』『鱗』『雲』と三種類が同時に発売されているので、とりあえず本日は『輪』の方からレビューしていくことにしましょう。

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コンセプトは商品名の漢字そのままの『輪』を意識した構造になっているようで、連続した輪っか状のヒダがたくさん配置されている構造ですね。

シンプルに輪っかヒダだけを配置しているわけではなく、ベースの壁となる部分にはイボっぽいものも付けられているように見えますね。

開封してみよう

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重量は約381g、全長は約15cm。

今となればだいぶ懐かしくも感じてしまう、不思議な模様が彫り込まれているオナホールとなっています。

およそ10年くらい前は今回のような「一目でどのオナホールか分かる」みたいな個性的な造形のオナホールが多かったんですが、「複雑なデザインは洗いにくいし乾きにくい」やら「造形は統一したほうがコスパが良い」というユーザー側とメーカー側がお互いに利便性を突き詰めていった結果、今のようなシンプルなデザインのオナホールが主流になっていった感じですね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

少し固めで臭いは控えめ気味。油っぽさはほどほど程度についている『momochi素材』が採用されています。

なんとなくパッケージの柔らかい色調のデザインを見て「ソフトタイプのオナホールなんだろう」と勝手に勘違いしていたんですが、実際触ってみるとハード系になりそうな素材で少々驚いてしまいました。

+1硬

固さ加減の説明の詳しい表はこちらから

固さレベルは『+1』と大体同じくらい。
『+2』か『±0』かで言うと『±0』の方が近いくらいの固さ加減ですね。

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入口はシンプルでやや大きめな丸穴造形になっています。

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入口から少し奥まった所から内部の構造が始まっていますね。

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一応メーカー的には
  • 先だけで遊びやすい
  • 全体にしっかり馴染む
  • 入れすぎ防止
な『L Pocket』というコダワリポイントとして紹介されていました。

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やや固めな素材感だけでなく、内部の穴の口径もかなり狭めに作られているので。裏返す時には少し抵抗を感じるくらいで、内部構造の方も結構パンパンに張ってしまってディテールが分かりにくくなってしまいますね。

太めの連続ヒダをベースとして、壁面には小さめのイボで味付けをしている構造ですね。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

なかなか良い塩梅なイボヒダミックスな挿入感。

シンプルに「横ヒダぁ!!」やら「イボォ!!」と分けられているような、イボ系やらヒダ系のどちらかに分けられるような挿入感にはなってはおらず。もちろん『輪』となる横ヒダがプリプリとめくれてくるような刺激がイニシアチブを取ってはいるんですが、なかなかどうして壁面に付けられているボコボコとしたツブツブっぽさみたいなものも、良い塩梅に融合した挿入感となっていますね。

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なんというか脳内に沸いてくるイメージとしては

軟骨の唐揚げをペニスで食べている時のようなコリコリとした触感を味わえるような挿入感

になっており、もちろんその「コリコリ感」の大部分は横ヒダがめくれる刺激からくるものではあるんですが、イボのモコモコとした触感が混じっているおかげで、余計に軟骨の唐揚げっぽいコロコロとした感じが増しているような気がしますね。

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地味に良かったのはこの『L Pocket』と名付けられている、入口付近の何も構造が付けられていない遊びの部分で、正直「意味あるんかこれ・・・」とは思っていたんですが、ちゃんと構造として機能していて感心してしまいました。。

『ハード寄りな素材+狭穴』なオナホールなので、普通のオナホールの場合は穴に挿入する瞬間に強めの抵抗を感じながらグイっと押し込んでやる必要があり、最初から刺激MAX挿入感になりがちなんですが、この『L Pocket』のおかげで穴に挿入する瞬間が非常にスムーズで、自然と奥の狭穴ゾーンに移行することが出来るようになっており、地味ながらも「刺激系ホールの挿入のしやすさ」を向上させてくれる工夫に繋がっている感じですね。

かなり刺激寄りな挿入感でありながらも、そこまでゴリバキには寄りすぎていない構造なので、刺激系なオナホールの中ではまだマイルド気味な挿入感に収まっており、ストローク中~射精の瞬間までの気持ちよさを感じやすいオナホールだと思います。

とは言っても、やはり蛇腹っぽい感じの太ヒダベースかつ、イボがミックスされたダイナミック寄りなコリコリ系の挿入感ではあるので、気持ちよさのピークとしてはそこまで高まりすぎるという程ではなく、気持ちよさを含めても★4くらいがちょうどよく感じる評価になりそうですね。

シンプル気味な挿入感でありながらも、ちゃんと構造それぞれのギミックが活きていて個性的かつ良いバランスなオナホールだと思うので、刺激系なオナホールが好きな方にはオススメしやすいオナホールですね。

オナホデータ

M11072-01-670xさとり 輪-wa-
平均価格:2,800円前後
1gの値段(nkp):約7.3円
刺激レベル:■■■■□(5段階:やや5寄りくらいの4)
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