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今回はハトプラの
『生PUNIVIRGIN[ぷにばーじん]EXCITE』
試してみました。

膣断層的なオナホールですね。



『膣断層』

パッケージにも大きく書かれている何やら気になるこのワード。

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G PROJECTの初期の方でヒットして以来長らくシリーズで続編が発売され続けてしまった結果、もはやなんのこっちゃよく分からなくなってしまった上にメーカー名まで変わったしまった『ぷにばーじん』という名のシリーズなわけですが、今作は『膣断層』という新技術を引っ提げての一年振りくらいの続編になりますね。
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先日レビューしたRIDE JAPANのオナホールでもそうでしたが、女の子のイラストを使わない(いや、よく見たら小さくあった)テキストベースなデザインとなっており、今作のメインコンセプトでもある『膣断層』という言葉が商品名よりも大きく描かれているパッケージですね。

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内部は螺旋形の太ヒダ構造に子宮ゾーンがついているだけ・・・といったような、わりとよく見かけるベーシックな構造になっているようです。





膣断層が推されすぎていて完全新作っぽく見えてしまいますがそういうわけではなく、過去に発売されていた「EXCITEなぷにばーじん」が元のモデルとなっており、いわゆる素材違いバージョンのような立ち位置になっているみたいですね。

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一番気になる『膣断層』の説明がこちら。

ざっくり言ってしまえば『三層構造』のオナホールとなり、内層外層固さはまだちょっと未明な所ではあるんですが、中層部分に『KUU-SOU ULTRASOFT onepoint 改』で使われていた『-4』相当な柔らかさの素材を配分してあるとの事でした。





三層構造自体は昨今ではさして珍しいものではなく、なんだったらハトプラ自身が過去に『COROMO』というシリーズで似たような配分の三層素材を発売していたりするので、三層構造的には「何を今更・・・」な所ではあるんですが、こうやって既存のアイデアを焼き直したり改良したり変更して別の名称——今回の場合は『膣断層』という非常にキャッチーなコンセプトで発売する手法というのは、販売戦略においては正攻法で効果的な手法ではあるので、そこらへんの商売上手さはさすがのハトプラといった所ですね。

開封してみよう

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重量は約434g、全長は約15.5cm。

造形~重量周りは過去シリーズでおそらくは同じものが使われており、中央にほんのりとくびれのある雰囲気トルソーみたいな感じの造形ですね。

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穴の長さは約12cm程になっていますね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

水風船みたいなムニムニとした揉み心地

になっており、内層の柔らかすぎる素材に対して明らかに外側にもう一段階固い素材で覆われているのが分かる質感になっていますね。

分類としてはハードコーティングと呼ばれるような素材の使われ方なんですが、実際に「本当に固い素材で覆われている」わけではなく、外層素材は(ちょっと分かりにくいですが)『-1』~『±0』くらいの素材が使われており、

内層素材のあまりの柔らかさのギャップ感でもってハードコーティングっぽく感じる質感

になっている感じですね。

次世代HOLE PUNIVIRGIN[ぷにばーじん]EXCITE』のような人工皮膚系の素材では明らかに固い素材で覆われている感じがあり「皮の厚い生物」みたいな触り心地だったのに対して、今回の膣断層ではもう少し人間の柔らかい箇所(おっぱいだとかほっぺた)に近いようなムニムニとした触り心地になっており、同じメーカーで言う所の『ぷるるん天然おっぱい』の素材バランスをオナホに転用したかのような触り心地に近い気がしますね。

臭いの方はほどほど~控えめ気味くらい。油っぽさは少し気になるくらいにはついている素材となっています。

-4トロ柔

固さ加減の説明の詳しい表はこちらから

二つの層で覆われてしまうともはや確かめようもありませんが、内層に使われているのは『URTRA SOFT』との事なので、過去データ通りにいけば『-4』相当な素材が使われているはずです。

一番内側の内層素材もそこまでハリのあるものではなく、指だけの感覚で言えば『-2』か『-1』くらいの柔らかさになっているんじゃないかと思いますね。

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入口は縦スジの入ったシンプルな造形で、穴の口径はやや大きめになっています。

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内層には薄皮一枚の、ほんのりとハリのある素材が使われています。

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内部構造はシリーズで同じものが使われており、太めの縦ヒダが螺旋状に巻き付いているような構造ですね。

過去シリーズで既に実績は出ている構造なだけに、膣断層な仕様にて挿入感が上振れてくれる事を期待したい所。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

上振れ・・・てはいないかな・・・。

と感じてしまう挿入感になっており、なんだったら過去シリーズよりもちょっとばかし下振れてさえいるような気もしてくる挿入感ですね。

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良い所で言えば『-4』相当な素材を使っていながらも外層がしっかりしているので、ストロークが安定しやすく。挿入感としてもフワフワモニモニとした柔らかい膣壁感を味わえるような独特な使用感になっており、なおかつ内層素材によってヒダのジョリっとした刺激が際立っているので、ふわとろエッジな挿入感を強制的に発動させているような使い心地になっている点ですね。

特に発射直前から射精後にかけての気持ちよさが際立っており、まったり系なオナホ特有の快感が高まっていく様を堪能しやすいオナホールになっていると思います。

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挿入感として気になるのは、過去シリーズでは全く気にならなかった

「子宮ゾーンに入りにくい」

という使い心地の面での悪さが際立つ挿入感になっており、何も気にせずに普通にストロークしていても、子宮にスポっと亀頭が収まってくれる確率は非常に低くて、その入口の側面くらいにゴツっと当たって寸詰まり感のある使用感になってしまうのは、かなり使い辛く感じてしまうポイントですね。

子宮を狙いすましてゆっくりストロークしてあげれば、ヌポっと穴のめり込んでいくアクセントが味わえるようにはなっているんですが、不安定すぎるがゆえに奥のアクセントとしては十分に楽しむ事が難しくなってしまっていますね。

もう一点、こちらも同じくらい致命的に気になる所なんですが、内層素材が厚すぎるのか硬すぎるのか、構造的な問題なのかは分かりませんが、中層素材の『ULTRA SOFT』な素材の感触が壁越しな圧力でしか伝わってこないような挿入感になっており、確かにペニスに受ける印象としてはフワフワモニモニとした柔らかいものではあるものの、柔らかい素材ならではのねっとりと絡みつくような質感がないので、どこか「隔たれている」ような使い心地になってしまっていますね。

なんというか、「やや厚めのコンドーム越しの膣壁っぽさ」みたいな感じの直接触れる事の出来ない隔たれている挿入感のように感じてしまい、「生ぷにばーじん」という名前でありながらも、肝心な生っぽさというのが内層素材によって"損なわれすぎてしまっている"と感じてしまうオナホールになってしまっていますね。

これだったらいっその事一番内側の内層素材をなくした二層素材にしていた方がよっぽど良いオナホールになっていたんじゃ・・・とも思ってしまいますが、そればっかりは挿入してみない事には分からないので風と共にオナホールですね。

三層素材のせいなのか縦ヒダ螺旋によるうねりっぽいものもだいぶ薄くなってしまっており、ポイントポイントで横ヒダがゾリっと引っかかってくるだけの、少しばかり楽しみにも欠ける挿入感になってしまっていたりと、完成度的には前作の『次世代HOLE PUNIVIRGIN[ぷにばーじん]EXCITE』の方がよっぽど高かったんじゃないかと思います。

オススメ度としては50~55点くらいな★3をつけておくのがちょうど良さそうですね。

オナホデータ

M11078-01-670x生PUNIVIRGIN[ぷにばーじん]EXCITE
平均価格:3,200円前後
1gの値段(nkp):約7.3円
刺激レベル:■■□□□(5段階:2)
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