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今回は大人のおもちゃ通販大魔王の
『Virgo Veritas(ヴァルゴ・ヴェリタス)』
試してみました。

Virgo Phantasma(ヴァルゴ・ファンタズマ)』に引き続き、ヴァルゴシリーズの一角ですね。

5/12...全素材のレビュー更新しました。

ヴァルゴ・ファンタズマの概要と前置き

「約9年振りとなる大魔王の大型ハンドホールの新作!!」

ということで、2024年は約300g程の『ウィッチーズ・ファミリアシリーズ』で8年ぶりとなる新作が発売された上に、2025年は大型サイズでの新作まで発表してくるやけに活発な動きを見せてくれる大魔王。

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第1回目のレビューとなる『Virgo Phantasma(ヴァルゴ・ファンタズマ)』に引き続き、今回は『Veritas(ヴェリタス)』と名付けられているオナホールの方をレビューしていきましょう。

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性の知識を覚える前の禁断の秘部

●コンセプト、ストーリー
「ヴェリタス」(Veritas)は真実という意味。

近ごろ「無知シチュエーション」、つまり性的な知識が乏しい者が悪戯されたり、自らそれと知らずに行為に及んでしまうシチュエーションのエロ漫画が増えてきたように感じます。 多くの社会では、女性が先に性的な知識をつけ、その後に男性が興味を持つことが一般的なため、こうしたシチュエーションは本来、起こりえないことです。

しかし、もしあなたが過去に戻って、あなたの手であの子に性的な知識を教えられたら……? そんなことをふと思ったことはありませんか?

その過程で秘め事に及ぶことは、必至のことです。

そんな「性の知識を覚える前の禁断の秘部」をイメージして開発したのがVeritas(ヴェリタス) です。

ぜひ手に取って、あなたの「真実(Veritas)」を教えてあげてください。
ちなみにヴァルゴシリーズの共通コンセプトとしては

「エロ漫画の世界に入ったかのようなオナホ体験」

になっており、今作のヴェリタスでは「性の知識を覚える前の禁断の秘部」がテーマになっているとの事みたいですね。

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断面図のイメージ図だけでは一体全体どういう構造になっているのかがイメージしにくい絵面になっており、なんとなく縦ヒダ系っぽいような感じには見えますね。

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やはり大まかなジャンルとしては『縦ヒダ系』に分類されるような構造がメインになっており、太さの違うストレートな縦ヒダだったり、ぐねっとカーブを描いている縦ヒダだったりが入り乱れる構造になっているみたいです。

どう解釈すればこの構造が「性の知識を覚える前の禁断の秘部」になるのかはさっぱり分かりませんが、内部構造の見た目よりも、挿入感からコンセプトをイメージ出来るものもあったりするので、禁断の秘部っぽい挿入感に期待を寄せておく事にしましょう。

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今回も『Virgo Phantasma(ヴァルゴ・ファンタズマ)』と同じく
  • 本日に少し時間のかかる説明~仕様周りのレビューと、動画や画像の撮影
  • 本日~月曜日にかけて全て使って全素材分のレビューを月曜日に一気に公開
という流れでレビューさせて頂こうと思います。

本日のレビューには全素材の使用感のレビューは含まれていませんので、結果が気になる方はまた月曜日の夜頃にまたお越し頂ければ幸いです。

開封してみよう

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重量は約617g、全長は約16cm。

基本的にはヴァルゴシリーズでは全て同じ型が使われているようですね。



全素材では色味と固さが違うだけなので、基本的にはレギュラー素材を使って仕様周りを説明させて頂きます。

素材別の固さについては『大魔王素材の違い』で詳しく解説しているので、改めて確認したい形はそちらでご確認下さい。

一応この生地でも確認出来るようにまとめたのが以下の内容。
  • レギュラーハード:『素材レベル:±0』『臭い:かなり控えめ』『油:控えめ気味』
  • レギュラー:『素材レベル:-0.5』『臭い:かなり控えめ』『油:ほどほど~控えめ気味』
  • ソフト:『臭い:『素材レベル:-1』控えめ気味』『油:ほどほど』
  • ベリーソフト:『素材レベル:-2』『臭い:かなり控えめ』『油:少し気になる』
  • リッチソフト:『素材レベル:-3』『臭い:かなり控えめ』『油:手が少しヌルつく』
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大魔王専用の対応表だとこんな感じの位置になりますね。

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入口はややリアル寄りな造形で、アナルにも造形が施されていますが穴は空いておらず。もちろん一穴構造のオナホールになります。

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入口からは四方から伸びている太めの縦ヒダが見えていますね。

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裏返した状態で確認してみれば、なんとういかどこかの怪しい海洋生物的でもあるし、飛影の忌呪帯法みたいなものもふと思い出してしまう、封印されし縦ヒダ感のある構造ですね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

ファイスコ動画で見るとこんな感じ。

上下左右からの縦ヒダがギュギュっと密集して圧迫してくるような狭穴っぽい構造になっているのが分かりますね。

『レギュラー』に挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

むっちり肉厚・狭穴タイプの普通に気持ちの良いオナホール

となっており、内部がかなり狭穴仕様になっているのと、レギュラー素材の固さとも相まって、肉厚の「ムギュ」っとした自然な圧迫感というものをかなり感じやすい挿入感になっていますね。

内部にはザラザラとした壁面の刺激が全面に広がっており、"ヒダのゾリゾリした刺激"というよりかはどちらかと言えば細かいイボ状の壁がペニスにコスれてくるような刺激で、しっかりとペニスに密着してくるようにコスり続けられるので、刺激レベルはわりと強め寄り(5段階中の4くらい)に感じられますね。

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少し残念なのは、そのみっちりと締め付けてくるような肉厚が感じられるくらいの狭穴タイプなだけに、縦ヒダの起伏やら立体感というのが分かりにくくなってしまっている点ですね。

なんとなくグニョっとした凹凸具合は感じられるんですが、内部構造の見た目から想像する程には複雑にグニョグニョとした挿入感にはなっておらずに、わりとシンプル気味な小粒なイボのザラザラとした刺激が延々続いているだけ・・・のような印象を抱いてしまうオナホールではありますね。

肉厚のリッチさや、狭穴の圧迫感。またはそのシンプルなイボのザラザラとした刺激の組み合わせであれば「普通に気持ちよく使えるオナホール」にはなっているんですが、個性という意味ではわりと薄めな仕上がりになってしまっている王道系のオナホールではあるので、中~上級者よりは初心者の方がオススメしやすいオナホールになってしまう感じですね。

オススメ度としては60点をややオーバーしたくらいの★4くらいがちょうどいい評価になると思います。

オナホデータ

003【レギュラー】Virgo Veritas(ヴァルゴ・ヴェリタス)
ショップ平均価格:5,300円前後
1g当たりの値段(nkp):約8.3円
刺激レベル:■■■■□(5段階:4)
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『レギュラーハード』に挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

挿入感の基本的な感想はレギュラーとさほど変わらずな、「小粒なイボのザラザラとした刺激が続いているシンプル気味なオナホール」ではあるんですが、ハードな素材の性質によってより一層狭穴感やら穴の密着感が増していて、

ザラザラとした小粒なイボが亀頭に強く密着しながらコスり続けてくる亀頭責め系の強刺激なオナホール

に変化しているのがハード素材ならではの特徴ですね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

まさに「穴をほじりながら掻き分けていく」ような狭い穴なので、掘削しているペニスの先端についている亀頭への負担はかなり高くなっており、強い刺激すぎて勃起が収まってしまうか、射精に到達出来るかの狭間でお尻をピクピクさせながら我慢強くストロークしていれば、なんとか発射にまではこぎつける・・・みたいな使い方になってしまいますね。

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ゴリバキしていない亀頭責め系のハードなオナホールが好きな方であればフィットしやすそうな性能ではあるものの、決して万人にはオススメ出来ないピーキーな性能の使い手を選ぶオナホールだと思います。

個人的には気持ち良さよりも「辛(つら)さ」の方が上回っているような使い心地に感じてしまったので、★3くらいがちょうどいい評価になってしまいますね。

オナホデータ

003【レギュラーハード】Virgo Veritas(ヴァルゴ・ヴェリタス)
ショップ平均価格:5,300円前後
1g当たりの値段(nkp):約8.3円
刺激レベル:■■■■■(5段階:5)
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『ソフト』に挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

レギュラーでは「キツめな狭穴」。
ハード素材では「かなりキツい狭穴」という印象だったのが、ソフト素材では少し落ち着きを見せてくれており、確かに狭穴のピタっと密着してくるような要素こそは感じられるものの、そこまで窮屈に感じる事もなく、かなり自然な感じの「狭穴っぽい」挿入感としてペニスで受け取る事にできるようになりますね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

ザラザラとした小イボのエッジ感はレギュラー素材と比べても、そこまで衰えてはおらずに、ソフト素材でもしっかりと感じられるようになっています。さらに言えばもう少し素材が柔らかくなった事によって、内部の「ねっとりとした柔らかさ」みたいなものも加味されているので、膣壁っぽさみたいなものも増していて、「心地の良い気持ち良さ」を得られるようになっている気がしますね。

シンプルな気持ち良さや満足度にしても、レギュラーよりも一段階上くらいの性能として感じられるので、

ソフト素材からようやくヴェリタスが始まった感のある挿入感

になり、このくらいの性能になってようやく万人にもオススメしやすいオナホールになるんだと思います。

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ただ、現時点ではどの素材にしても、やはり「縦ヒダやらの立体感」が少し希薄で、かなり素直でシンプル系の性能に近いオナホールになってしまっているので、「素直で普通に気持ちの良いオナホールを探している方」には普通にオススメ出来るんですが、「新しさ」や「個性的」な挿入感をお探しの方にはちょっと物足りないように感じてしまうオナホールかもしれませんね。

オススメ度としては75点くらいの★4はあるオナホールだと思います。

オナホデータ

003【ソフト】Virgo Veritas(ヴァルゴ・ヴェリタス)
ショップ平均価格:5,300円前後
1g当たりの値段(nkp):約8.3円
刺激レベル:■■■□□(5段階:3)
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『ベリーソフト』に挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

ベリーソフトな柔らかさになる事で、内部の"コリ"みたいなものが少し解れてきたのか、ここに来て

少し控えめな感じの縦ヒダの中をグニョっと掻き分けていくような挿入感

を感じられるようになっていますね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

その代わりと言ってはなんですが、ソフト以上の素材で顕著に感じていた「小粒なイボによるザラザラとした触感」が大幅に激減しており、縦ヒダ感が増したのとトレードオフになるかのように「拠り所となる気持ち良さ」みたいなものが少し下がってしまっている印象を受けてしまいますね。

ねっとりと柔らかく、自然な狭穴の中をほんのりとした縦ヒダの立体感と共にペニスで掻き分けていく様は、まったりとしていて心地良い挿入感ではあるものの、やはり内部構造としての縦ヒダのメリハリの弱さみたいな所がどこか個性の弱く感じてしまうオナホールとなっている気がしますね。

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ソフト素材とベリーソフト素材とで交互に使い比べてみたんですが、「シンプルな気持ち良さ」で言えばソフト素材のザラザラとした壁面の刺激が残っている方が気持ちよく感じられたので、評価としては同じ★4くらいなものですが、点数にすると60点を少しオーバーしたくらいの★4な評価になってしまいますね。

オナホデータ

003【ベリーソフト】Virgo Veritas(ヴァルゴ・ヴェリタス)
ショップ平均価格:5,300円前後
1g当たりの値段(nkp):約8.3円
刺激レベル:■■□□□(5段階:2)
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『リッチソフト』に挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

リッチソフトが一番気持ち良いじゃないか・・・

素材が柔らかくなるにつれて、内部のコリが解れていくかのように、どんどん内部がグニャグニャと柔らかくなっていくわけですが、「コリが解れた」どころではなく、

とろけきった膣の柔らかさ

みたいなものが醸し出している挿入感になっており、もはやベリーソフト以上のオナホとは全く別物のように感じるオナホールですね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

控えめ気味すぎて個性に乏しいかな・・・と思われていた縦ヒダの具合なんかも、このリッチソフトな素材になれば、その蕩けるような柔らかさに一匙のスパイスとして「グニョグニョ」とした縦ヒダの絡みつきが加わったような挿入感になっており、柔らかい肉ヒダがペニスに絡まるような自然なグニョ付きのある穴の感触を味わえるようになりますね。

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ペニスの表面ではほぼほぼイボの刺激が「存在している」とは認識出来ませんが、これだけ柔らかい質感で控えめな縦ヒダ系の挿入感にも関わらず、ストロークしていれば自然と射精欲が込み上げてくるため、はっきりと触感としては捉えられなくても、密着感の高い狭穴造形によって微細な凹凸の刺激が"名残"として下地に残り、ペニスにじんわり染み込むようにして射精への後押しをしてくれているんだと思います。

派手さや強烈な個性こそはありませんが、まったり系の肉厚なオナホールとしての性能は非常に高くなっており、オススメ度としては80点を少しオーバーしたくらいの★5はつけても良いオナホールだと思います。

オナホデータ

003【リッチソフト】Virgo Veritas(ヴァルゴ・ヴェリタス)
ショップ平均価格:5,300円前後
1g当たりの値段(nkp):約8.3円
刺激レベル:■□□□□(5段階:1)
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ヴァルゴ・ファンタズマのまとめ

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「性の知識を覚える前の禁断の秘部」

そんなコンセプトなヴェリタスなシリーズだったわけですが、挿入感のコンセプトとしては全体的に狭穴系のものになっており、おそらくはその「キツさ」みたいな所で「性の知識を覚える前の禁断の秘部」を再現しようとしたシリーズなんだと思います。

わかりやすい「キツさ」みたいなものを感じられたのは「ソフト素材」くらいまでがギリギリで、ベリーソフト以上では、「柔らかい素材がぴったりフィットしてくる心地よさ」や「穴を掻き分けていくような使い心地」でのメリットになってくる感じですね。

狭穴構造にして密着感が上がりすぎたせいで、縦ヒダのエッジ感がだいぶ損なわれているような挿入感になっており

内部構造の見た目の派手さ程には複雑な挿入感にはなっていない

というのはシリーズに共通して言える特徴なので、そういった「複雑」だとか「派手」なグチョグチョ感やら、縦ヒダの立体感を期待して使うと少し肩透かしを食らったように物足りなく感じてしまうんじゃないかと思います。

素材別のオススメ度は

リッチソフト>|(わりと大きめの壁)|>ソフト>ベリーソフト≒レギュラー>レギュラーハード

となり、構造的にも一番最適に調整されているんじゃないかと思われたのが「リッチソフト」で、気持ち良さとしても満足度としても一番高いのがこの素材で頭一つ抜けている・・・というよりかは、もはや別種なオナホールくらいの違いがあるように感じました。

「ベリーソフト」「ソフト」「レギュラー」では挿入感の印象的にはそこまで大きく変わらずなんですが、一番バランス良く楽しめるのが「ソフト素材」で、「ベリーソフト」はザラ付き加減が不足しており、レギュラーは「縦ヒダ感」が不足しているような印象を受けてしまいますね。

「レギュラーハード」は個人的には一番使いづらく感じたんですが、亀頭責めな刺激系のオナホールが好きな方であれば評価以上に楽しめる・・・ような気はしますが、刺激系のオナホールはグラム数がそこまで大きくなくても楽しめるものも多いので、わざわざ5000円以上を払ってまで試す程の性能か・・?と言われれば少し疑問が残る所ではありますね。