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今回はリグレジャパンの
『オナホ加圧ベルト』
試してみました。

加圧タイプのオナホ補助グッズですね。



『オナホ加圧ベルト』

そんな一風変わったオナホ用の補助アイテムとなるのが今回の商品。

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オナホの圧力やサイズをアップさせる為のアイテムとしては、ラブドールやらエアーやクッションのピロー型のオナホ固定具を使うのがわりと一般的ではあるんですが、

加圧ベルトを用いたオナホ補助グッズ

という、血圧を測る時に使うようなものをそのままオナホに代用してきたものですね。

発売されてみれば「どうして今までなかったんだ?」と思ってしまうくらいに、装着の手軽さや「ポンプで空気を調整できる」というシンプルかつ直感的な機能で、オナホのサイズ感や締め付け具合を自在にコントロール出来るというのは、非常に合理的なアイデアでコロンブスの卵的な偉大な発見のようにも思えますね。

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使い方は至ってシンプルで、ベルトをオナホに巻いたあとは、お好みの圧力になるまでシュポシュポとポンプで空気を送り込むだけとなっています。

使い勝手や使用感を想像するだけでも、非常に簡単で実用性が高そうなアイテムなだけに、これが予想通りの性能であるならば、オナホ固定具の次なる選択肢として定番化する未来もあるかもしれませんね。

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実売価格が平均で3,500円程になっており、「補助グッズの割にはちょっと高けぇな・・・おい」と一見思ってしまうような価格帯ではあるんですが、アナログの血圧計をAmazonで探してみたら、一番安いものでも4,000円くらいはしたので、血圧計な形をしたアイテムとしてはそこまでべらぼうにコスパが悪いというものではなさそうです。

開封してみよう

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日本にお住まいの方であれば、過去に一度くらいは血圧計を使った事はあるとは思うので、細かい説明は不要のような気もするんですが、一応は使い方や仕様の方を見ていきましょう。

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ベルト部分にはマジックテープが付けられており、ここにオナホを置いてクルクルと巻く形になります。

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ポンプ部分にはエアバルブが付けられており、空気を抜く際にはこのバルブを緩めてあげると、プシュ~という音と共に空気が抜ける仕様です。

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試しに空気を入れてみるとこんな感じに、中央付近がもっこりと空気で膨らむようになっています。

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全長が18cmと、ハンドホールの中ではかなり長めなサイズとなる『ヴァージンループエイトロング』を置いてみてもこのくらいのサイズ感なので、ほとんどのオナホールにおいては「長さが足りない」という事にはならなさそうですね。

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くるくる巻いてあげると、すっきりとベルトに収まる形になりますね。巻いた感じの余裕っぷりだと、もっと太いサイズのオナホールでも十分対応しそうな気配があります。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

巻いたあとはシュポシュポとポンプを数回動かしてあげるだけで完了。巻きからエア注入まで30秒もあれば終わってしまうお手軽さが非常に良いですね。

試してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

加圧っぷりは楽しめる・・・。

確かにベルトを巻いていない状態と、巻いて空気を入れた状態を比べると、明らかに内部の圧力が高まっており、ムギュ~っとした狭穴感が飛躍的に向上している挿入感になっていますね。

刺激レベルの方もそれに比例してアップしているので、「使用感の変化」という意味では、コンセプト通りに体感出来るような代物ではあるので、「いや~加圧ベルトって良いものですねぇ、さよならさよならっ」と明るい笑顔で本日のレビューはサヨナラしたい所ではあるんですが、いかんせん

そもそもの設計自体が何か間違っているんじゃないのか?と思えるような使用感の悪さ

が非常に気になってしまい、万人にオススメするにはもう一段階完成度を高める必要があったのではないかと思ってしまうような使い心地ではありますね。

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その理由としては、

空気が入る部分がオナホのおよそ半円くらいしかカバーできていない

という点で、上の画像では分かりやすく極端に空気を多めに入れてあるんですが、画像の通り「オナホ全体が加圧されている」というよりも、風船が入っている半分くらいの所がモコっと膨らんでしまっており、オナホ全体に均一に圧力をかけられないという不具合が出てしまっていますね。

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分かりやすく絵にしてみるとこんな感じで、オナホ全体からの圧力をかけていく・・・という血圧計のようなフィット感がなく、

オナホの半分くらいの所についている風船がジワジワ膨らんでいく

みたいな、非常にアンバランスな使い心地になってしまっている感じですね。

ベルト自体の長さは十分だったとは思うんですが、その中に入っている風船のサイズがオナホを一周分巻くためには明らかに足りてないサイズになってしまっている為に、こんな不自然な圧力のかけ方になってしまっています。

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もうちょっと分かりやすく、極端に風船を膨らませた別角度からの状態がこのようになっており、もっこりと片側だけが膨らんでしまっているような仕様ですね。

もちろんオナホ自体はベルトでしっかりと固定されているので、片側だけにしかついていない風船が膨らんでしまえば、ギュ~っと締め付けられるような形になるので、前述した通りに圧力の向上は見込めるような使い心地ではあるんですが、ちょっと商品としては不完全な仕様のように思えてしまいますね。

コンセプト通り「加圧はできる」とは言っても、オススメしたいレベルには達していないような使い心地になってしまっており、「もうちょっとなんとかならんかったんかいな・・・」とツッコミたくなるような完成度ですね。

一応「加圧」自体は多少は楽しめた・・・という点を考慮すれば、ぎりぎりの所で★1は免れた★2くらいの評価が妥当な気がするアイテムですね。

追記:巻き方が反対だったかもしれない疑惑

「巻き方が反対なのでは?」

というご指摘をいただいており、「そういや裏表の概念をもってして、そもそも使っていなかったな・・・」と思い出して、再度試してみました。

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そもそもどっち側に巻いていたかは覚えていないんですが、どちら側でも巻き直して空気を入れてみると、確かに片側の方が明らかにフィットする面があるようですね。

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再度正しいであろう面に巻き直した上で、少し多めに空気を入れた状態がこちら。

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前回使った時には、不自然なくらいに膨らんでしまった風船部分が内側にくる事によって、ベルトに沿うようにして全体に圧力がかかりやすいので、非常に自然な圧迫のされ方になってくれますね。

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後ろから見るとこんな感じ。

内側に向かって風船が膨らんでくれるので、しっかり巻いた状態であれば不自然に外側の一部が膨らんでしまう・・・みたいな状態にはなりませんでした。

さすがに風船自体の幅は短いままなので「全方位からの均一な加圧は出来ない」という不満点こそは残るものの、オナホの2/3か3/4くらいは空気の入りを体感出来るような圧迫感なので、反対向きにして使うよりも自然かつ、圧力がより高まるような使い心地になってくれますね。

完全に使い方を間違えてしまっていてすいませんでした

と、とりあえずリグレジャパンに謝らせていただきます。

マックスで空気を送り込んだ時には、ロケット状態(ペニスを挿入するとオナホが自然に飛び出してしまう現象)になるくらいに、強めの加圧が可能になってくれるので、手持ちのオナホをギュウギュウに加圧して楽しみたいという方には、それなりにオススメしやすい使用感になっていると思います。

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正しい向きで使う事によって、圧力や使いやすさが飛躍的に向上してくれたのは何よりな結果なんですが、ある程度満足のいく使い心地になってくれた所でちょっとばかり気になるのは、加圧される部分が結構ピンポイントになってしまっており、オナホ全体というよりも、一箇所に加圧が集中しているような使い心地になってしまっている所ですね。

オナホを包んでしまうには十分な長さのバンドではあるんですが、風船自体の幅は7cmくらいしかないのでどうしても空気を入れるとその7cm幅の部分だけが極端に加圧されるような使い心地になってしまう感じですね。

さすがにこれくらいの実用性があるのであれば、★2というのはさすがに低すぎる評価になってしまっていたように思うので、★3くらいは余裕で付けられるアイテムだと思います。

もう少し手前から奥まで加圧出来るような幅の余裕であったり、オナホをグルリと均一に包めるような申し分のない作りであれば★4にまで届いていたでしょうね。

改めて、間違った使い方で不正確なレビューをお届けしてしまってすみませんでしたとユーザーの皆さんとリグレジャパンには謝罪をさせていただきます。

オナホデータ

M11483-01-670xオナホ加圧ベルト
平均価格:3,500円前後
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