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今回はマジックアイズの
『おなギンチャクパット』
試してみました。

オナニーサポートパット的なアイテムですね。



ちょうど今年の3月にレビューしたホットパワーズの『よいこのおもちゃ テンタクルンルン♪』の登場によって、再度注目を浴びつつある(ような気もする)オナシートと呼ばれるジャンルのアイテム。





10年以上前にマジックアイズからは『オナシー』というシリーズで発売していた、元祖オナシートなメーカーなだけあって、テンタクルンルンに負けじと発売してきたのか、あるいはたまたまなのかは分かりませんが、マジックアイズからの10年以上振りとなるオナシートなアイテムの登場になりますね。

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形状は従来の『オナシー』のような正方形に近いものでも、サイズを随分大きくしたことが革命だった『テンタクルンルン』のようなものでもなく、縦に長い形状をした造形になっています。

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オナシート界隈では斬新な点としては、『スラップバンド』という形状記憶合金の薄板を土台に使用することで、平面形状と丸みを帯びた形の両方に対応が出来るという点ですね。

どうしても、オナホの素材を薄っぺらく広げたような従来のシート状の形だと、オナホールのように丸めて使う場合は、フニャっと曲がってしまって使用感の悪さが目に余るところでしたが、このスラップバンドな仕組みを採用することで、オナホのような使い方でも扱いやすくなっているというメリットが生まれているわけですね。

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表面にはシリコンによる細いブラシがぎっしりと付けられている構造で、柔らかさ的には体を洗う時にでも使えそうな感じのフサフサとした触り心地になっているわけですが、

ペニスに使ってもさほど気持ちよくなさそうだな・・・

というのが、この形状を見た時の第一感だったりします。

女性器のようなある程度面になっている部分や小さいクリトリスに対して、ブラシよろしくコスコスとコスりつけてあげるような使い方であれば、もしかしたら気持ちいいようなイメージも浮かんでくるんですが、ペニスだと大きな引っ掛かりも溝も、突起もないようなブラシ形状ではちょっと刺激としては今一歩になりそうなイメージしか湧いてこないですね。

開封してみよう

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重量は約82g、全長は約16cm。

ブラシの先端は非常に細くなっているので触り心地的には柔らかいですが、オナホ用の素材としてはかなり固めな素材となっており、どちらかというと女性用のバイブやローターで使われるような素材に近いですね。

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一応ブラシ部分はハニカム構造に沿って植え付けられており、キャッチコピーにもそこがアピールポイントにはなっているんですが、ここまでびっしりと、ほぼ隙間なくブラシがつけられているのであれば、特別ハニカムしているからといってそこまで大きな使用感の違いにはならなさそうではありますね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

極細のブラシでフサフサとした触感になっていますね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

内部になんらかの固い形状記憶な合板が仕込まれており、いくら動かしても丸みを帯びた状態にクルリと戻るようになっています。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

パキっと折り曲げてあげれば平面の状態で固定される感じですね。

男女兼用で想定されているアイテムですが、残念ながらオナ郎には女性器を持っていないので、完全に男性用のものとして使った場合の感想になりますので、そこらへんだけはご了承頂ければ幸いです。

使ってみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

オナホ的な用途としてはわりと使いやすくはある

・・・とは思えるような使用感になっており、一般的なオナシートのようにフニャっと曲がることもなく。無理やり手で押さえつけるようにしてあげる必要もなく、クルリと丸まった状態なので自然とオナホールに近いような使用感を味わうことができ、わりと手による圧力もかけやすくなっていて、概ね良好な使い心地と言えますね。

ただ、

シンプルにブラシが痛すぎる

という刺激の上での問題点の方が非常に大きくて、いくら手で触ればフサフサとした柔らかいブラシの感触になっているとは言え、亀頭のような粘膜部分でコスコスと押し付けたり擦りつけるような使い方ではいささか固すぎる素材になってしまっており、竿周辺はちょうどいいくらいの刺激ではあるんですが、亀頭周辺の敏感な部分にブラシが当たってしまうと、おおよそ「気持ちいい」とは無縁なヒリヒリとした痛みを伴う刺激になってしまっていますね。

ちょうど昨日レビューした『半熟サキュ妹まじかる☆バキューム2 』も同じように、あっという間にペニスが萎えてしまうくらいの使い心地ではあったんですが、本作では射精の兆しすら全く見えずに、何度使っても射精にまでは絶対に到達出来ないであろう、普通に痛みのある使用感になってしまっていますね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

オナホのような使い方で下手に圧力をかけたりせずに、床に置いた状態でブラシに擦りつけるような使い方であれば、痛みを伴うこともなく、ブラシのワサワサとした不思議な触感を味わうことが出来るようになりますね。

さすがに射精を伴うような気持ちよさはほとんどありませんが、オナホの形状では見かけないような極細なブラシでペニスをワシャワシャと刺激するのは、なかなかに新鮮な使用感となっていて、「オナホでは味わえないような特殊な刺激をペニスで体感してみたい」という方の願望には一定数応えられているような使用感にはなっていると思います。

ただ、この使い方にも少し使用上の問題点があり、「決して快適に楽しめるものではない」というのは、注意喚起しておきたい所。

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ご覧の通り、平面の状態で固定しようと思った場合、反り返る力を利用するので少し曲がった状態で固定されてしまうわけですね。

なので、先程のように「ペニスを上から擦りつける」ような使い方をした場合、中央部分が少し床から浮いた状態になってしまい、優しく擦りつけるくらいであれば問題ないんですが、床オナのように少しでも上から力を加えようもんなら、

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このように丸まった状態に戻ってしまうために、かなり繊細な力加減のコントロールが要求されてしまい、お世辞にも使いやすいとは言い難く、

むしろメーカーが想定する使い方をするには不向きな形状なのでは・・・?

と思ってしまう始末ですね。

一応この形状記憶合金の特性を利用することで、オナホのような筒形状での使いやすさは向上してはいますが、その状態だと亀頭が痛く、まともに楽しめる素材とは言い難いだけに、オススメ度としては★1な「およそまともなオナニーを楽しめるような完成度ではない」という評価になってしまいますね。

オナホデータ

002おなギンチャクパット
平均価格:2,000円前後
1gの値段(nkp):約24円
刺激レベル:(刺激っていうか素材が痛い)
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