YUIRA-インパルス
今回はKMPの
「YUIRA インパルス」
試してみました。

AVメーカーからの電動ホールの刺客ですね。



普段AVを見る方なんかであれば一度ならず二度以上は必ず名前は聞いた事があるであろう『KMP』というAVメーカー。

AVだけではなく、アダルトグッズの方でも頻繁に色んなジャンルのものをリリースをしているようなんですが、「こ、これは!」と目に留まるようなオナホールはあまり発売しておらずにスルーを決め込んでいたんですが、もしかしたらワンチャンありそうな電動ホールが最近発売されていたようなので、物は試しにとAVメーカーのオナホールでもたまにはレビューしてみましょう。

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『YUIRA インパルス』

と名付けられた今回の電動ホール。

「YUIRA」というのはKMPが発売しているカップ型や小型ホールのシリーズの名称で、それの電動ホール版として発売されたのが今回のオナホールですね。
’圧倒的吸引力’のYUIRAから生まれた、男性用電動マッサージャー(電動オナホ)!

2つのローターが織りなす10種類の振動と、4種類の電動強力吸引が、極上体験にアナタを導く!

肉厚で柔和なYUIRAの伝統を受け継ぎ、ホール部分の内部構造は複雑な突起を柔らかく安全なTPEで構成。

しかも本体から外せばパックリ2つに開けるので、洗浄もラクラクで、清潔な状態を保てます。
商品説明から分かる特徴としては主に以下の3つ。
  • ダブルローター仕様
  • 吸引機能付き
  • パックリ2つに開いて洗浄(多分TENGAのフリップホールみたいなもの)
色んなタイプの電動ホールが数多く発売されてはいるものの、なんだかんだ言っても
  • ストローク機能
  • 回転機能
この2つの機能のうちの最低でもどちらかはついていないと、実用性は大きく下がってしまっているような気がしますが、今回はストロークも回転も付いていない電動ホールという事で期待感よりも「大丈夫なんだろうか・・・」という気持ちの方が芽生えてきてしまいますね。

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「吸う」と「震える」だけでどこまで戦えるのか・・・

というのが今回の大きなポイントになりそうで、この機能だけで高評価がつくくらいに実用性があるのであれば電動ホール業界にとっては大きな前進になるんじゃないかと思います。

開封してみよう

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重量は約738g、全長は約28.5cm。
真っ赤なボディと、どこかの部族のチンコケースのようなクイっと先端が曲がった形になっていますね。

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中央付近の部分は指で押せるような仕組みなっており、まさしくTENGAの「フリップホール」を模して作られたようなオナホールとなっていますね。

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入り口にはかなり固めな透明のゴム素材が使われており、初回開封時には薄いシートのようなもので保護されていました。

蓋がついていない

というのがめちゃくちゃ不親切な仕様になっており、めちゃくちゃホコリなんかが付着しそうな素材なだけに、そこは削ったらアカンやろ・・・と思ってしまいますね。

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コントロールパネルは4つのボタンで構成されており、左から順に
  • 電源ボタン
  • 吸引ボタン(4パターンの吸引)
  • 吸引開放ボタン(押すと空気が入ってゆるくなる)
  • 振動ボタン(10パターンの振動)
このような仕様になっていますね。

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電動の基盤が入っている上側のパーツと、オナホ側のパーツで二分割出来るようになっています。おそらく上側のパーツの細い筒のような部分から空気を抜くような仕組みなんじゃないかと思いますね。


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間違えて作ってしまったガンプラのパーツを開く時のように、力を入れてあげればパカっと開くようになっており、洗浄は一応しっかり出来そうな感じですね。

フリップホール」のように洗浄から乾燥まで考えられた設計ではなく、とりあえず開いてしっかり洗える程度の仕様となっており、なんというかフリップホールの上辺だけを真似て作った代物のように感じてしまいますね。

ただ、濡れてはいけない電動部分と完全に切り離して洗う事が出来る仕様というのは悪くはないですね。

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内部は左右で全く同じ作りになっており、入り口付近にはブラシのようなかなり大きめな突起と、真ん中部分には大きめなローターと、その裏側にはこれまた大きめな横ヒダがついた作りになっていますね。

内部構造があまりにもダイナミックすぎて、振動や吸引うんぬんは全く関係なくオナホとしてもあまり気持ちよくなさそうな構造に見えてしまいます。



動作音の参考の為に未編集の生動画を撮ってみました。

吸引モードだけれあれば静かとは言えないまでも、普通くらいの動作音ですが、さすがにローターを振動させるとかなり気になるレベルでの動作音になってしまい、隣の部屋くらいであれば余裕で感づかれてしまうくらいの音の大きさだと思います。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。(スマホはタップでおそらく再生)

き、厳しいな・・・

およそ14,000円程も出して買うオナニーグッズとしてはオススメしにくい実用性の低さになってしまっており、これを買うならあと同じくらいの価格帯な「NOL GLEPIS BEAT」か、あと5,000円程出して「A10ピストンベーシック」を買った方がよっぽどハッピーなオナニーライフを送れてしまうんじゃないかと思ってしまう使い心地ですね。

さっぱり褒める要素のないダメホなのかと言えば実の所そうではなく、このオナホールだからこそ味わえる挿入感というものは感じる事が出来るんですが、トータルバランスの噛み合いが悪くて結果的にかなり厳しい使い心地になってしまっている感じですね。

まず挙げておきたい素敵ポイント

この電動ホールの一番素敵なポイントとして挙げられるのは

体感で感じられるバキュームの力強さ

になっていて、吸引スイッチを押せばギュ~~~っと見た目でも分かるくらいに、空気抜きが行われ、かなり強めな圧迫されるようなバキューム感を味わえるような動きをしてくれますね。

その状態から普通のオナホールのようにストロークをすれば、かなり強烈なバキュームのあるオナホールを使っているくらいの使用感になり、とりあえず「バキュームされたい」だけの方であれば、それなりに満足の出来るような使い心地になっている感じですね。

もう一つはダブルでついているローターの力強さで、音こそは非常にやかましいローター部分ですが、振動の強さはなかなかに強力で、しっかりとペニスに振動の気持ち良さを与える事が出来るようになっていますね。

振動だけであればただの電マをペニスに当ててあげた方が気持ちいいまである始末ですが、強烈な吸引力を味わいながらの振動の刺激というのは、なかなか電マや振動系の簡易なオナホールだけでは味わう事の出来ない特殊な挿入感とも言える感じですね。

非常に厳しく感じてしまうポイント

前述の通り、バキュームの力強さはなかなかのもので、強く吸引されながらのストロークというのは「フェラチオ」なんかをイメージさせてくれるようなバキューム感ではあるわけですが、いかんせん

中身のオナホパーツの部分が全く気持ちよくない

というのが、この電動ホールの一番残念なポイントとなってしまっていますね。

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いくら力強いバキュームをされた所で内部構造が気持ち良いものになっていなければすべてが台無しで、感じる刺激と言えば入り口付近についているどでかい突起がサワサワと当たってくるくらいしか、くっきりとした刺激がなく。

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なんだったらこの入口部分も素材が固すぎて、めちゃくちゃキツい入り口の穴の痛みも伴うような優しさの感じない挿入感になってしまっていたりと、吸引機能の出来の良さのわりには内部構造がお粗末すぎて実用性が低すぎる使用感になっている感じですね。

もちろんこの狭くてキツくて固い入り口部分は、吸引をよりしっかり機能させる為の素材の工夫なんだとは思いますが、さすがにこのバランスでは快適なオナニーとは程遠く感じてしまい、せっかくの悪くはない電動機能が活躍出来ずに終わってしまっている感じですね。

まとめ

電動ホールというのは

電動機能だけではなく内部の素材や構造も同じくらい重要なんだ

と改めて感じさせてくれるようなオナホールとなっており、例えばこれに他のオナホールを装着出来たり、別売りのインナーパーツを装着出来たりのカスタム面での自由度があれば、また違った楽しみ方や気持ち良さも味わえるのかもしれませんが、完全にこの状態でしか楽しめない自由度のなさすぎる仕様な為に、オススメするには厳しすぎる電動ホールになってしまっていますね・・・。

力強いローター機能の当たり前のような振動の気持ち良さはちゃんとあり。吸引機能のわずかな可能性も感じさせてくれたので、★2くらいはギリギリつけておいても良いかもしれませんね。

オナホデータ

001ユイラ インパルス
平均価格:14,000円前後
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