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今回はジャパントイズの
『PISTRO VACUUMY【ピストロバキューミー】』
試してみました。

『吸引×ピストン』の電動ホールですね。




電動ホールのシリーズの中ではわりと評価が高くなっているジャパントイズの『NOL』的なシリーズなわけですが、今回は吸引タイプの電動ホールが新たなに発売されたとの事で、今日も元気にレビューしていきましょう。

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「フェラの達人の超絶技巧を完全シミュレート」

思わず飛びつきたくなるような訴求力の強めなキャッチコピーが書かれており、吸引機能を生かしたフェラっぽいコンセプトの電動ホールになっています。

ただ、『吸引機能』がついた電動ホールは過去にもいくつかレビューしており、確かに機能通りに「吸われている」ようなバキューム感こそは味わえるものなんですが、それらが直接気持ちよさには直結出来ていないような使用感になってしまっていたりで、吸引タイプの電動ホールにあまり良くないイメージが染み付いてしまっていますね。

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今回の電動ホールでは『吸引機能』以外にも、『ピストン』がつけられているとの事なので、最低限ピストン機能さえしっかりしていれば実用性は確保されていそうな予感があるのがまだ救いがある点ですね。

ひょっとすると『吸引×ピストン』な組み合わせが意外にも良い結果を生んでくれる可能性には期待だけはしたい所ですね。


※FANZAのリンクです。

ちなみにジャパントイズからは今回の電動ホールの前にも、「うごめくタイプ」という新しいギミックの電動ホールがいつの間にやら発売しており、すっかりレビューするのを忘れてしまっていたようなので、また近いうちにこちらの電動ホールもレビューする予定です。

開封してみよう

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付属品は説明書と充電用ケーブルとローションがついていました。

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重量は約860gで、全長は約28cm。窓枠がつけられており、中の動きが確認しやすくなっていますね。

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コントロール用のボタンは4つ付けられており、電源を入れるとうっすらと光る仕様ですね。

それぞれのボタンは
  • 電源ボタン=長押しで切り替え
  • バキュームボタン=バキュームのオンとオフ
  • ピストンボタン=ピストンのオンとオフとパターン切り替え
  • ピストンスピードボタン=5段階のスピード調整
に対応しており、ピストンとバキュームはそれぞれ独立して動かす事が可能になっています。

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上部の蓋はパカっと外れる仕様。

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すでにインナーパーツは取り付けられる状態で入っていますね。

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透明なブルーのカバーは、爪で引っかかっているので、マゴマゴと動かせば外れるようになっています。

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インナーパーツは突起部分で引っかかっているだけで、引っ張ってあげれば簡単に取り外す事が可能になっていますね。

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奥の部分には非常に小さな穴が開けられており、おそらくはここら空気が抜けてバキュームされる仕様になっているんだと思います。

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インナーパーツの重量は約202gで全長は約13.5cm程。やけにボコボコとした造形になっているのは、本体と引っ掛けるような仕様になっている為ですね。

固さは普通~少し固め(『+1』くらい)で、臭いはかなり控えめ。油っぽさも控えめなシリコン系の素材が使われています。

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インナーパーツの入り口付近にはプラスチックのリングが埋め込まれており、こちらを本体側の入り口付近に引っ掛けて挟み込むような仕様ですね。

軽く動かしてみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

先程のプラスチックリングが入り口側で固定されている為に、ピストンをしても入り口は固定されており、インナーパーツだけが伸び縮みするという『A10ピストンSA』と同じような『入り口固定タイプ』のピストン機能ですね。



動作チェック用の生動画がこちら。

電動系オナホールの中では動作音は比較的静かな方になりますね。バキューム機能をオンにすると「ヴーーン」というモーター音が加わって少しうるさくなってしまいますが、それを込みでもわりと静音気味に作られている電動ホールだと思います。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

惜しいな・・・。

『吸引×ピストン』の組み合わせ自体には可能性は感じるものの、最終的なバランスで言えば「実用的とはいまいち言えない使用感」になってしまっており、オススメ度としても★2くらいしか付けられない評価になってしまいますね。

吸引機能はわりとしっかりめに機能しており、ボタンを押してあげれば「ムギュ~」とペニスが真空状態に近づいていくかのようなバキューム感を味わう事が出来るようになっています。

その吸引されたりされなかったりの繰り返し自体が気持ちいいというわけではなく、

これまでの電動機能では手が届かなかった密着感やフィット感

が得られるような挿入感になっており、その吸引状態で密着感が高まった状態からのピストンでのストロークなんかは、電動機能の組み合わせの相性としても非常にマッチしており、今後のピストン系電動ホールのトレンドになってもおかしくないと思えるくらいの可能性は感じさせてくれました。

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いきなり知人がこんな事をテンション高めで言いだしたら、オナ郎も「どういうことだ!!」と言いかねない所ですが、「吸ってくれる」という機能だけでは気持ちよくもなんともなくて、吸引機能にプラスアルファでストロークしてあげるのが電動ホールとしては実用性の高い組み合わせだったのかもしれませんね。

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ではなぜ今回のものは実用性の低い仕上がりになってしまっているのかと言うと、一つの理由として挙げられるのは可動域の狭さと、ペニスを奥まで挿入した時のいまいちスムーズに動いてくれないストロークのトルク具合になり、なんというか感覚的には「つっかえている」ような滑らかさや快適さがないピストン具合になってしまっており、『A10ピストンSA』のような奥までペニスを挿入した状態での滑らかで自然なストローク具合とは程遠い使い心地になってしまっていますね。

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最も実用性を低くさせているのが、おそらくはこのインナーパーツの方

で、素材が悪いのか、そもそものピストンと相性が悪い構造なのかは分かりませんが、ストロークしていても「全然気持ちよくねぇな・・・」と思ってしまうような挿入感になってしまっており、全体の満足度を大幅に引き下げてしまっていますね。

試しに電源をオフにしてハンドホールのように使ってみた所、電源がオフの状態でも本体内部についている筒部分のおかげでナチュラルにバキューム感が多少はあったり、ある程度はペニスに密着してくれるような挿入感ではあるんですが、

手動でストロークしてもあまり気持ちよくない

という使用感になってしまっており、これが回転系の電動ホールであればストロークとは全く違った動きになるので、「手動のストロークでは気持ちよくなくても電動では気持ちいい・・・」という事もありえるんでしょうけど、ピストン系の電動ホールでは、手動でストロークした状態で気持ちよくないオナホールが自動で動いてくれたとて、気持ちよさが大幅に向上する事がないというのは当たり前の話ですね。

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公式の紹介画像では内部構造が掲載されていなかったので、どんな顔をしているのか気になって仕方なかったのでキャッサバいてみました。

内部にはわりと大きめのヒダとイボが交互についているだけ・・・といった非常にシンプルで大雑把な構造になっており、この構造では普通のハンドホールでも気持ちよくなさそう・・・というのは、ある程度オナホに知見のある方なら想像がつくんじゃないかと思います。

実際の使用感としても、入り口付近にはイボがサワサワと当たってくる感触と、ヒダっぽいものがあるようなないようなの分かりにくい挿入感になってしまっており、いくらバキュームが効いていたり自動でストロークされたとて、気持ちいいとはほとんど思えない満足度の低い使い心地になってしまっている感じですね。

総評として

『吸引×ピストン』の組み合わせ自体はかなりアリ

だと思えるようなもので、これに気付かせてくれただけでも今回のオナホールには価値があったんじゃないかと思います。

なによりも

ピストン系の電動ホールではインナーパーツが普通のハンドホールと同等程度に重要

という事にも改めて気付かせてくれた電動ホールでもあり、今後電動ホールを発売しようとしているオナホメーカーの方は、是非ともそこらへんを意識して頂きたい所ですね。

★3をつけるほど普通程度に満足出来たわけでもなく、★1を付けたくなるほど実用性が低すぎるといった程でもなく、オススメ度としては★2が適切な評価だと自信を持って言える電動ホールですね。

オナホデータ

ho10291plPISTRO VACUUMY【ピストロバキューミー】
平均価格:13,000円前後
1gの値段(nkp):約10円
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