001
今回はTEPPENの
「つるまんBLOOM」
と、もう一点ついでに試してみました。

快感ギミックが盛りだくさん的なオナホールですね。



「TEPPEN」の第一弾となる「試食コーナーの妻夫木さん」が発売されてから約3年。

新メーカーが登場してからしばらくのうちは右も左も分からないような市場ニーズの低そうなオナホールを発売してくるというのは良くある話ではあり、TEPPENもまたそういう感じのメーカーだったわけですが、そろそろ新メーカーとは呼べなくなってきた3年目になっても覚醒する気配であったり、

「こういったものを作りたいんだ」というオナホ職人の気配みたいなものが未だに感じられなかったり

で、なかなか高評価を付けたくなるようなオナホールが現れてくれないですね。
M9295-01-670x
今回も新作として2点程同時発売されているんですが、その重量はどちらも150g前後と現代ではもう特殊なオナホ環境に身を置いている人くらいしかあえて買わないんじゃないか?と思ってしまうくらいに、需要の低いサイズなオナホールとなっていますね。
M9296-01-670x
こちらが同時発売されているもう一つのオナホールで特にシリーズ感は出しておらず、それぞれ別個のオナホールとして発売されていますね。

今日と明日で別日にレビューしようかと今の今まで思っていたんですが、サクっと終わらせてしまった方が良いような気がしてきたので、予定を変えて2つ一気にレビューさせて頂きます。

M9295-03-670x

こちらが「つるまんBLOOM」の内部構造。

「きゅっと締め付ける芽生構造」なんて新しそうなギミック名が付けられていますが、断面図を見る限りではただのイボとヒダがついた多段構造にしか見えませんね。キュっと締め付けてくるのであれば、おそらくそれは構造ではなく、素材やサイズのおかげだと思われます。

M9296-02-670x

こちらが「つるぺたマスカレード」の内部構造。太めのヒダが奥まで続いている構造で、最奥の子宮ゾーンにはイボが散りばめられていますね。

このくらいの重量のオナホールはサイズによる内部構造の制限でどうしても複雑な構造は難しくなってしまうので、あえてこのくらいにシンプルな構造の方がオナホールとしてはうまく機能したりするものなんですが、シンプルにすればするほど競合商品が多くなってしまって似たり寄ったりなものになってしまうのが小型ホールのめちゃくちゃ難しい所ですね。

開封してみよう

007

重量はどちらも150g前後で、全長もほぼ同じくらい。造形はそれぞれ別のものが使われていますが、どちらも入り口付近に若干だけ肉が寄せられた造形ですね。

turumanbloom001
turumanbloom003
※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

素材はどちらも同じものが使われており、固さは普通くらいでコシのある素材感ですね。臭いは控えめに収まっており、油っぽさはほどほどくらいなMADE IN JAPAN表記のある素材ですね。

008

つるまんBLOOMの方がややデフォルメ感のある入り口の造形で、つるぺたマスカレードの方はリアル寄りな造形が採用されています。

009

内部構造は先程見た断面図の画像とそこまで大差はなく、多段構造なオナホに対して、シンプルな横ヒダ系のオナホになっています。

つるまんBLOOMに挿入してみよう

turumanbloom002
※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

もうね。

軸ズレしてるなんてあたいに言わせないで欲しい。

中型や大型ホールでも、もちろん軸ズレは駄目なんだけれども、小型ホールはサイズが小さくて肉厚が薄くなってしまうだけに、尚の事軸ズレに細心の注意を払わなければいけないというのに、当たり前のように軸ズレしてくるのはさすがにもう2022年なんだからなくしていこうよ・・・と言いたくなってしまいますね。

turumanbloom005
※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

横方向の軸ズレでキャッサバいても分かり辛いかもしれないので、サバく前に分かりやすい動画を撮っておきました。

かなり横方向にズレてしまっているので、手で補助してあげても真っ直ぐストロークするのはかなりの横方向への抵抗感を感じてしまい、自然とペニスは横の方から飛び出してしまうような使い心地になってしまいますね。

001

内部の挿入感も、あまり細かいイボやらヒダやらの刺激は感じられず、なんだかそれらの構造が半分くらい溶けてしまっているかのようなくっきりしない表面の刺激加減になってしまっており、いまいちどの部分での刺激も楽しめない挿入感ですね。

002

入り口付近は肉厚が多少多めに取られているので、「きゅっと締め付ける芽生構造」よろしく、入り口付近だけはたしかにキュっと締め付けるような感覚は味わえるんですが、その分奥の肉厚が犠牲になってしまっていたりするので、あまり小型ホールでは有効な構造ではないような気がしますね。

軸ズレしていなかったとしても、おそらくこの構造ではオススメ度としても★2を付けていたすら怪しいくらいの挿入感や気持ちよさで、小型ホールに求める「普通に使えて普通に気持ちいい」にすら程遠い使用感ですね。

オススメ度は★1で間違いないと思います。

オナホデータ

M9295-01-670xつるまんBLOOM
平均価格:1,500円前後
1gの値段(nkp):約10円
刺激レベル:■■□□□(5段階:2)
review001
販売店はこちら

つるぺたマスカレードに挿入してみよう

turumanbloom004
※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

軸ズレホールを使った後だと余計に「普通に使えるって素晴らしいな」と思ってしまうような、軸ズレしていないこっちのオナホール。

細かい事を言えば「底が少し厚い」+「素材にコシがある」という性質上、奥まで突いた時に底がうまく伸びてくれずに軸ズレっぽい使い心地になってしまうんですが、そこはまだ手で補助してあげれば普通に使えるレベルですね。

004

先程のオナホールとは違って内部のヒダもちゃんと感じられるようなバランスで作られていますが、ヒダのピッチが太くてあまり気持ちの良いゾリゾリとした感触はなく。ボコボコしているというのにはそのヒダ加減は浅すぎるし・・・くらいの微妙なバランスに仕上がっており、普通にストロークは出来るし、射精までいこうと思えばいけるんだけど、そんなに気持ち良いわけではない・・・くらいの挿入感で収まってしまっていますね。

005

断面図で見ればほんの少しだけですが下方向に穴が偏ってしまっているのも、軸ズレっぽい使い心地になっている一つの原因だったみたいですね。

オススメ度としては★2くらいがちょうど良い加減で、この構造では例え倍くらいのサイズになったとしてもオススメ度は★2を上回る事はないでしょうね。

001

そんなブランドコンセプトのわりには、nkp(1g当たりの価格)は10という、非常にコスパが悪い数字になってしまっているのもかなり気になる点で、以前のホールはもう少しnkpが低かったと思うんですが、最近の価格高騰の流れでこんな数字になってしまったのかもしれませんね。

オナホデータ

M9296-01-670xつるぺたマスカレード
平均価格:1,500円前後
1gの値段(nkp):約10円
刺激レベル:■■■□□(5段階:3)
review002
販売店はこちら

※今回は二本同時のワイド版のレビューとなりますので、明日のレビューはお休みさせて頂きます。