001
今回はRIDE JAPANの
『欲情ドライブ』
試してみました。

ツートン仕様なオナホールですね。



「色んな二層構造のオナホールを作ってみようキャンペーン」をRIDE JAPANの社内で実施しているのかはさておき、現状発売されているラインナップを客観的に見れば

2023年のRIDE JAPANは二層素材への挑戦の年

といっても差し支えはないくらいに、今までやってこなかったような組み合わせや造形の二層素材なオナホールを発売しまくっているRIDE JAPAN。

ここ最近では月間ランキングでもRIDE JAPANのオナホールがちらほらと上位の方にランクインする事が多くなってきている辺り、やはりメーカー的に"新しい試み"をしてみるというのは、会社や、あるいは人が成長すればする程リスクを考えてしまって手を出しにくくなってしまうものではあるんですが、次なるステップに進む為には重要な要素なんだと再確認させられますね。

M10005-01-670x

そんなわけで今回もまたツートン素材が採用されているオナホールが発売されていますね。

M10005-02-670x

前半部分は毎度お馴染みにのRIDE JAPANの定番素材でもある『バンジータッチ』が使われており、後半部分には『ハードタッチスキン』という固めの素材が使われているようですね。

001
現在RIDE JAPANで展開されている固めの素材には『ハードタッチエアー』というクリア素材のものがあるんですけど、公式サイトの素材の説明を見る限りでは今回の『ハードタッチスキン』は一応『ハードタッチエアー』とはまた異なる新素材という説明がされていますね。

001

パッケージの側面には素材別の硬度表が掲載されており、一応固さ的には『ハードタッチエアー』も『ハードタッチスキン』も同じくらいの硬度という事になっているようです。

『ハードタッチエアー』ではクリア素材。
『ハードタッチスキン』では色味のついたペールオレンジな素材というのが明確な違いになっているんですが、正直な所、色味をつけた程度の差(微妙な素材感の差はあるかもしれないけど)であれば『ハードタッチ』で一括りにしてくれた方が分かりやすかったのでは・・・と思ってしまいます。

M10005-03-670x

内部にはわりと彫りの深めな螺旋形のヒダがついている構造が採用されており、構造自体にはそこまで目新しさみたいなものは感じませんね。

ツートン素材によってキャッチコピー通りに「にゅるっと流れて、トルネードが加速する」みたいな独自の挿入感になっている事に期待しつつ本体の方を見ていきましょう。

開封してみよう

002

重量は約448g、全長は約15.5cm。

前半部分は『バンジータッチ素材』。後半部分には『ハードタッチスキン』があしらわれたツートンタイプのオナホールとなっており、確かにRIDE JAPANの固めの素材で色味がついているだけで、なんだか新鮮味のようなものを感じてしまいます。

006

挿入する前段階としてちょっと気になってしまったのが、前後の素材の長さのバランス。

「なんだか微妙に前の方が短いな・・・」と思って測ってみたら、ソフト部分が7cm。ハード部分が8.5cmとハード部分の方が1.5cm程長いバランスになっていたようですね。

基本的にオナホールの挿入感というものは、
  • ソフト部分はハード部分に打ち消されやすい
  • 前半部分より後半(中盤以降)部分の方が挿入感の影響を受けやすい
という性質になりやすい為に、前半部分がほんの少しではありますが短いバランスになってしまった事によって、「繊細なソフト部分の挿入感が得(え)にくいのでは・・・?」という懸念点を抱いてしまっていますね。

yokujodrive002
yokujodrive001
※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

前半部分は少し柔らかめの固さ加減。
後半部分は少し固めの固さ加減。

臭いや油っぽさはほどほど~控えめ気味くらいに収まっていますが、ちょっとコゲているような臭いは気になってしまう感じ。

-1柔
固さ加減の説明の詳しい表はこちらから

バンジータッチ側の素材の硬度は『-1』と『±0』の中間より、ちょっとだけマイナス側に寄っているくらいな硬さ加減。

+2バリ硬
固さ加減の説明の詳しい表はこちらから

ハードタッチスキン側は『+2』とほぼ同じくらいの硬さ加減になっています。

「ハードタッチエアーと、どう違うのか?」と聞かれても、触ってみた感じだけで言えばさっぱり分かりませんね。

003

入り口はデフォルメとリアルの中間くらいの造形。

妙なエロさみたいなものも感じられたりと、個人的には結構好きなタイプの造形かもしれません。

004

内部には山の高めな螺旋系のヒダがついているのが分かりますね。

005

「ヒダ山というよりかは、どちらかというと"ミサンガ"みたいな螺旋ヒダだな・・・」

と、うっかり思ってしまったんですが、"ミサンガ"が現代の日本ではおっさんしか知らない死語になっていたのなら、そっと取り消しておいて下さい。

挿入してみよう

yokujodrive003
※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

これまたすこぶるゴリバキ系な挿入感

・・・になっており、高刺激や低刺激に極振りしたようなピーキーな性能のオナホールが5月はやけに多いような気がしますね。

本来この「挿入してみよう~」から続く挿入感の導入パートでは、なんとなくのざっくりとした感想や概要をお伝えしている事が多いかと思うんですが、ツートン素材の仕様的に良く思えた点とそこまで良くはなかった点とがあるので、どちらから先に伝えるべきか・・・でちょっと迷ってしまい、ざっくりと「◯◯なオナホールですね」とは一言で言えない使用感になっている感じですね。

いつもはオチ的な意味も含めて最初に褒めて、後で落とす手法を使いがちなんですが、「後に持ってきた言葉の方が印象に残りやすい」という話も聞いた事があるので、今回は"あまり良くなかった点"からお伝えしてみましょう。

001

ゴリバキすぎて痛い

蛇腹系というよりもむしろハード素材な連続子宮系のような挿入感に近い極太のヒダがバキバキに引っかかりまくってくるこの挿入感。

ある程度ペニスがその刺激に慣れてきて射精感を伴いだした後半くらいはまだギリギリ気持ちよさなんかも感じられるような挿入感ではあったんですが、オナニー中の最初から最後の手前くらいまでは執拗に亀頭のカリ部分にゴリゴリバキバキと引っかかりまくってくる高刺激な極太ヒダの刺激は、ある程度鍛錬を積んだペニスでなければ「やめてけろ~」と裸足で逃げ出ししまうくらいの高刺激な挿入感になりすぎてしまっており、「気持ちいい」よりも「痛かった」という印象の方がオナニー後に残ってしまう感想になってしまっていますね。

せっかくのツートン素材で前半部分はマイルドにさせているのも、途中から急転直下で谷底に突き落とされているかのような刺激のアップ量の前では、一層素材のゴリバキハード刺激なオナホールを使っているのとなんら変わる事はなく。

それならいっその事、

「ピーキーな性能に振り切りまくってツートン素材じゃなくても良かったのでは・・・?」

と思ってしまう、ツートン仕様がちょっと蛇足にも感じてしまう使い心地になってしまっている感じですね。

002

では逆に良かったのは

後半部分のゴリバキ感に引っ張られすぎる事なく、前半部分のヒダ山の存在感はわりと感じやすいバランスになっている

という点で、ロングストロークをすれば一応は前半部分の優しいヒダ山の刺激と、後半部分のゴリラなヒダ山の高刺激を同時に楽しめるような挿入感にはなっている感じですね。

ショートストロークをすれば後半の嵐のような刺激の挿入感に遭遇する事なく、まるで浅瀬付近でぱちゃぱちゃと水遊びをしているかの如く、優しい刺激でペニスを刺激出来たりするので、休憩ゾーン・・・というか『退避ゾーン』としてツートン素材をうまく活用してあげれば、いたずらに亀頭にダメージを与え続けずに済む・・・という使い方も出来るようになっているのは、個人的には助かる点でした。

まとめてみると
  • ゴリラなオナホが好きな方にとってはツートンの前半部分が蛇足になってしまう
  • 前半部分がソフト素材と言っても総合的には多少刺激寄りくらいのオナホが好きな方でも耐え難いピーキー過ぎる性能
といった感じにオナホールになってしまっており、ツートン素材が軟弱ペニスな方のための『退避ゾーン』くらいの役割にしかなっていないような、トータルでのバランスの悪さを感じてしまいますね。

一応は刺激に慣れさえすれば射精にはこぎつけるくらいの搾り取られるような気持ちよさは感じられたので、オススメ度としては★2な40点以下って程ではないけれども、50点あるかないか・・・くらいの★3くらいがちょうどいい評価になってしまいますね。

連続子宮系のゴリバキ系の高刺激なオナホールが好きな方であれば、オナ郎よりかもう少し楽しめるかもしれませんが、そうなると先程言った『前半部分のソフト感』がやはり蛇足になってしまってオススメのしにくさにつながってしまっていますね。

オナホデータ

M10005-01-670x欲情ドライブ
平均価格:2,600円前後
1gの値段(nkp):約5.8円
刺激レベル:■■■■■(5段階:5)
review003
販売店はこちら