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今回はRIDE JAPANの
『ヴァージンループツインフォースハード』
試してみました。

ヴァージンループツインフォース』のハード版ですね。



「スティック構造がさらに進化を遂げるのかッ!?」



・・・と期待したくなるような、今までとは異なるスティック構造のアプローチで発売されていたのが『ヴァージンループツインフォース』というオナホール。

蓋を開けてみれば、そんな新たなるスティック構造は「想像以上に機能しているって程でもない」といったくらいの少し微妙な評価で終わってしまったわけですが、今回はあまり間を空けずにハード版が投入されてきたとの事なので、今日も元気にレビューしていきましょう。

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スティック全体を完全に接着する事なく、スティックの一部分だけに"遊び"となる部分を設けたのが『ヴァージンループツインフォース』の新しいポイントだったんですが、それらがそこまで効果的に機能していなかった原因で考えられるが以下の2点。
  • スティック構造が意外と細めな構造である
  • 素材の柔らかさにスティックが負けている
ここらへんが挿入中にうっすらと感じていた改善点になりそうなポイントだっただけに、ひょっとするとハード系の素材であればもう少し面白い挿入感になる・・・なんて事があるのかもしれませんね。

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内部構造はノーマル版と全く同じで、太めな二本のスティック的な縦ヒダがどでんと配置されている構造になっています。

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ポイントとなるのは、このスティック構造の全てが完全に本体と接着されているわけではなく。入り口付近の数センチ部分だけを宙ぶらりんな状態にする事によって、

縦ヒダの立体感に加えて"遊び"部分の動きも楽しめるようになる!

というのがこのオナホールが体現しようとしているコンセプトになるわけですね。

開封してみよう

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重量は約460g、全長は約15.5cm(穴の長さは約14cm)。

先日のアンケート内でのそこそこありそうな需要を受けて、本日からはオナホ全体の全長に加えて、実際に挿入可能となる穴の長さも実験的に掲載する事にしました。

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上記の「穴の長さは約14cm」というデータは、使用後のオナホの断面図に定規を当てて測った長さをレビュー後に書き足している数値になりますので、「なぜ現段階でそんな事が分かるんだ!」というツッコミはなしにして、参考になる方だけ参考にして頂ければ幸いです。

もうちょっとうまいやりかた、伝え方、測り方がありそうなので、また確定したときには別記事でレビューの仕様変更のお知らせでもさせてもらいます。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

固めな素材で臭いや油っぽさはほどほどくらいについている『ハードタッチ』に色味が付けられている『ハードタッチスキン』という素材が使われています。

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固さ加減の説明の詳しい表はこちらから

固さレベルは『+2』くらいになりますね。

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入り口は丸いシンプルな穴になっており、穴付近は窪ませるような加工がされています。

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代々伝わるヴァージンループ系の細縦ヒダに加えて。二本のスティックが顔を覗かせていますね。

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内部構造はノーマル版と全く同じで素材だけがハードなものに変更されていますね。

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この遊びのあるスティック部分がどこまで機能しているのか・・・が、やはり今回も大きなポイントになりそうですね。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

気持ちいいのは気持ちいい

安定しすぎていると言っても過言ではない、ヴァージンループベースな細い横ヒダがジョリジョリジョリジョリと強めの刺激でペニスをコスってくる様なんかは、当たり前の如く「普通に気持ちが良い」と感じられる挿入感になっていますね。

立体的な構造ゆえに密着感はそこまで高くはないんですが、固めな素材でのヒダのジョリつくエッジ感が非常に強くなっているので、全体的にはかなり刺激が強めな挿入感でありつつも、まだ射精感を得やすいような気持ちよさを感じられる程度にはマイルドさのある刺激加減ですね。

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なおかつスティック構造ゆえの縦ヒダのほんのりとした立体感で刺激のアクセントが微妙についていたりするので、どシンプル過ぎる横ヒダ系の無難なオナホールまでにはなってはおらず。

縦ヒダ的なアクセントの変化なんかも、めちゃくちゃくっきりという程ではないにしても、多少なりは感じられる挿入感ではありますね。

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ただ、入り口付近の刺激の変化にかなり集中して挿入してはみても、

スティック構造の"遊び部分による動き"みたいなものは相変わらずほとんど感じられないような挿入感

になってしまっており、「素材がハードになればスティック構造が躍動し始めるのでは!?」という期待は見事に裏切られてしまいましたね。

結局の所、このスティックの遊び部分がほとんど機能していない状態というのは、

かなりシンプルなジョリジョリ系の横ヒダの刺激に、ほんのり縦ヒダの立体感が加わっているだけ

といったような、現代では少し面白みに欠けるような素直すぎる挿入感にも感じてしまいますね。

あまり横ヒダ系のオナホに慣れ親しんでいない初心者~中級者くらいの方であれば、ヴァージンループ系の安定しすぎた横ヒダ系の刺激と、ほんのり効かせてくる縦ヒダの立体感だけでも十分満足出来るであろう気持ちの良いオナホールになるとは思いますが(刺激がかなり高めなのは気をつけるとして)、ヴァージンループや横ヒダ系に慣れ親しんでいすぎたり、未知なる挿入感のオナホを求め続けている上級者ユーザーには、いまいち説得力・・・というかインパクトというかなんというか。パンチ力に欠けるオナホールになってしまっている気がしますね。

気持ちよさ的には★4かもしくは★5は付けられるくらいの安定感があるヒダ系の気持ちよさではあるんですが、納得の★5に届かせる為の『あと一押し』みたいなものが(おそらくはスティック構造の部分に)足りていなかったオナホールで、評価としては★4をつけておくのが正解なんじゃないかと思います。

オナホデータ

M10388-01-670xヴァージンループツインフォースハード
平均価格:2,400円前後
1gの値段(nkp):約5.2円
刺激レベル:■■■■■(5段階:5)
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