思春期カルヴァナル
今回はNOTOWAの
「思春期カルナヴァル」
試してみました。

新メーカーNOTOWAの第2弾となるオナホールですね。



今年の夏頃にさっそうとオナホ業界に現れた新メーカーな「NOTOWA」の第2弾となる今回のオナホール。

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もはや新メーカーとは思えないくらいのパッケージの仕上がりっぷりは第1弾となる前作と同様。
LibidoLabのツイッターアカウントに答えがあった。フリーランスのクリエイターさんでNPG・Tokyo Libido→チクワーク→NOTOWAだそうだ。現在、某社と専属契約中の某社はアレかな。
前回のレビューのコメント欄でこのパッケージに関してのなるほどすぎる「答え」的なものが書かれていました。

元々はNPGやチクワークでデザインを担当されていた方が今回のNOTOWAにも関わっている(デザインだけなのかは謎)との事で、新メーカーながらも新メーカーとは思えないようなこのパッケージクオリティにもなるほど感が半端ないですね。

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とりあえずオナホールの内部構造のメーカーとしての方向性はいまだに定まっていないような感じではありますが、

第1弾から人工皮膚素材が使われている

というのが、現時点でのNOTOWAの大きな特色になっている感じですね。

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内部はやや厚めな二層構造で、メインコンセプトや目玉となるようなキャッチーな構造は採用されてはおらず。

あらゆる名器の構造を詰め込んでみました

といったような、昨今のオナホ業界では悪手になりがちな雑多なコンセプトになっているのが気になる所ですね。

開封してみよう

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重量は約555g、全長は約15cmな程良いサイズの大型なハンドホール。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

かなり柔らかめのふわとろ系に近いような素材が使われており、臭いは控えめ気味。油っぽさはの方は気になるくらいにはついてしまっていますね。

これが「人工皮膚なる新素材だ」とパッケージにも大きく書かれているので、「あるいはそうかもしれない・・・」と思えるくらいには、ちょっと普通の素材とは違った感じのフワフワムニムニとした素材感ではあるんですが、いちいち「本物の皮膚っぽい」だとかいった違いを探すのが面倒になってくるくらいには微妙な違いくらいは感じられるけどそこまで驚きや桃の木が飛び出してくるわけでもない・・・といったような人工皮膚っぽさですね。

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入口付近には「鳥肌スキン」と呼んでいる、ザラザラとした毛穴のようなものを演出するような加工が施されています。

少し気になるのは穴の位置が中央より少し下の部分に付けられている・・・という点で、なんだか少し前にも同じような問題で「なんでやねん」とツッコミを入れたオナホールがあったような気がします。

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内部はやや濃いピンク色の二層素材が使われていますね。

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肉厚が多めで柔らかめな素材というのもあって、裏返してしまうとうっすらとしたイボヒダくらいしかついていない構造に見えてしまいますね。

なんだろう・・・。程良い大型サイズな重量や造形。そしてこの雑多な感じの内部構造であったり、日本製のオナホールではまず見かける事のない鳥肌スキンであったり、リアル寄りな入り口の造形。そして穴の位置が中央から外れている仕様なんかを見ている限りでは「中国製のオナホール」と言われてもなんら違和感のないような代物になっているような気がしますね。

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もちろんパッケージにはデカデカと「国内素材で国内製造な純日本製」と書かれているので、日本製なのは間違いないんでしょうけど、仮にそうであるならば(現実的にそんな事が可能なのかどうかはさておき)「中国の金型を使って日本で作っています」というのであれば「やっぱりね!!」とめちゃくちゃ納得出来るようなオナホールなんですが、これが日本のオナホ職人が一から手掛けたオナホール・・・というのはどこか違和感を覚えてしまいますね。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

外側のふわとろとした素材感と、内部の素材もまだ柔らかめなものが使われているので、内部構造を強調しつつも全体的にはまったり気味なフワっとした優しい挿入感のオナホールになっていますね。

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目立って個性があるようなオナホオナホした挿入感ではなく、リアル系に分類されるような穴を掻き分けていくようなまったりとした挿入感は、挿入しているだけでもそれなりに心地は良く。

特にオナホを反対向きにした時なんかは下からググっと押し上げてくるコブっぽいものが裏スジを舐めあげてくるような挿入感になっていたり、子宮ゾーンもクポクポと優しく亀頭を包みこんでくれる様なんかは奥のアクセントとしても心地よく。使っていて普通に気持ち良さを感じられるようなまったり気味なオナホールに仕上がっている感じですね。

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どうしようもなく残念なのは、

めちゃくちゃ肉厚が偏ってしまっている

という点で、懸念していた通り入り口の位置が少しズレた位置にあったものが、そのまま中の穴までまっすぐに軸ズレの如く大きな肉厚の偏りを生み出してしまっている感じですね。

一応オナホを反対向きにした時に当たるコブの位置と、肉厚部分を下向きにしたときの角度が一致しているので、反対向きにしてストロークしていれば、めちゃくちゃガッカリとは言う程でもなく。上に書いたようなそこそこの心地よさと気持ち良さを得られるような挿入感にはなるんですが、まったり気味なオナホールだと全体的に包まれている感が損なわれてしまって、満足度を著しく下げる原因になってしまっていますね。

軸ズレさえしていなければ、60点くらいはオーバーした★4をつけてもよかった所ですが、さすがにこの限定された挿入感では★4にはさっぱり届いておらず。この状態での気持ち良さや満足度で言えば50点以下くらいな★3がちょうどいい評価になってしまいます。

ぶっちゃけてしまえば、

今日日(きょうび)の新メーカーが何を絶対にやってはいけない初歩的なミスをしとるねん

と言いたくなってしまい、これだけ新素材だ人工皮膚だ日本製だとこだわりを見せる前に最低限やる事あるやろ・・・と呆れしまう感じですね。

オナホデータ

M9551-01-670x思春期カルナヴァル
平均価格:3,500円前後
1gの値段(nkp):約6.3円
刺激レベル:■■□□□(5段階:2)
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