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今回はキテルキテルの
『ヘクセンナハトの搾精術師(スペルミスト)第一章 豊穣の魔女グラティア』
試してみました。

キテルキテルからの新シリーズなオナホールですね。



「キテルキテルの新シリーズ始動!」

オナホ業界におけるキテルキテルの稀有な特徴の一つとして「極端なまでに少ないシリーズ数」というものがあり、基本的には単発もののオナホールは発売せずに、これまでには
  • 半熟サキュバス
  • ポンコツガーディアン
の二種類の基本シリーズだけで、続編やら亜種やら改良版を発売し続けてきた・・・という経緯があるんですが、そんなキテルキテルからの「新シリーズ」となるのが今回のオナホールですね。

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「ヘクセンナハトの搾精術師(スペルミスト)第一章 豊穣の魔女グラティア」

そんな商品名で発売されている今回の第一弾となるシリーズですね。

シリーズの続編が発売される時は「ヘクセンナハトの搾取術師(スペルミスト)第二章 ◯◯の魔女△△(人名)」的な色んな魔女っぽいテイスト・・・になりそうな気配がありますが、そうなってしまうとちょっとトイズハートの『オナホアトリエシリーズ』が頭にチラついてしまう所ではありますね。

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内部構造はショートな縦ヒダがなんらかの規則性をもって付けられているような構造で、奥の方にいくに従って狭くなっているわりと極端なテーパー型の穴になっているみたいですね。

「ゾリトラーク(精器を絞り尽くす魔法」というフリーレンのパロディっぽいキャッチコピーを見てふと思い出したんですが、少し前に「あずまんが大王」の事を「ゾルトラーク」と称したのが少し話題になっていましたね。



「今では一般化あるいは大衆化した、かつて最先端かつ異端だったものを、『ゾルトラーク』と形容する」というのは「面白いなー」と思うのと同時に、数秒後には

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なんて事をしばし考えていたんですが、「勝利の構造」だとか「歯付きのフェラホール」だとか、「ぼてひだ構造」だとか。もっと古い歴史で言えば「二層構造」とか「ふわとろ素材」とかもわりとあったりで、オナホ業界にはゾルトラークが溢れかえっていて絞りきれないという結論で思考を停止したオナ郎です。

なにか「これしかない!」みたいなオナホのゾルトラークを思いついたらコメントで教えて下さい。

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イラストは今回も『どどめ色マヨネーズ』という方が描かれており、ほとんどのキテルキテル商品のイラストを描いているメインイラストレーターみたいな方ですね。


開封してみよう

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重量は約365g、全長は約14.5cm。

やや小ぶり気味なミドルサイズのオナホールとなっており、昨今では珍しい特徴的な造形が採用されていますね。

「オナホの島」みたいな所があるとすれば、そこにある木からはきっとおそらくこんな感じのオナホが生えているんでしょう。

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穴の長さは約12cm程となっています。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

かなり柔かめな素材が使われており、臭いの方はほどほどくらい。油っぽさの方はキツめにつけられており、すぐに手を洗いにいきたくなるくらい手に不快感が残ってしまうオイリーさですね。

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固さ加減の説明の詳しい表はこちらから

固さレベルは『-3』と大体同じくらいで、ほんのりと『-2』寄りっぽくもある柔らかさ加減ですね。

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穴周辺はわりとスッキリさせており、小さい丸い穴が開いているだけのシンプルな作りですね。

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内部はまた別の二層目の素材で作られており、指で触った感触で言うと『±0』~『+1』らへんの固さ加減だと思います。

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螺旋のライン上にショート縦ヒダが微妙に繋がっているかのように並べられている構造になっており、『螺旋+縦ヒダ』な類似の構造はたくさんありますが、このような並びになっているオナホールというのは見た事がないような気がします。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

なんだ、この絶妙なバランスの挿入感は・・・

先にネガティブな要素をお伝えしておくとすれば、「おぉ~!!」と思わず唸ってしまうような派手さみたいなものはなくて、どちらかというと地味めでおとなしい寄りな挿入感ではありますね。

ただ、各々の構造や素材のチョイスも含めて「おそらくこれがこの構造における最適解なんだろう」と納得出来てしまえるほどに非の付け所のない完璧なバランスになっており、「おぉ~~!!」ではなく、「おぉ・・・」と感嘆の声を静かに上げたくなるような、そんな完成度の高さを感じてしまいオナホールとなっています。

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一つずつ順番に説明していきましょう。

まずもってして一番最初に感じる特徴としては、この螺旋ラインによる『斜め』の感触で、明らかに直線的な縦ヒダ系のものよりかは、少し"角度"のついた螺旋っぽさを強めに意識させてくれるような刺激になっています。

螺旋系の構造というのは、螺旋状に構造が配置されていながらも、ペニスではそこまで螺旋っぽさを意識出来ないものが多い中で、この「斜め感」みたいなものをよくもまぁこれだけ顕著に出せたもんだな・・・と感心させれるポイントですね。

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もう一点構造として素晴らしいのは、そんな"斜め"な螺旋感を味わえつつも、ちゃんとショートな縦ヒダによるモコモコとした起伏の立体感やアクセントもちゃんと味わえてしまえるという点で、縦ヒダを螺旋ラインに沿った斜めに配置するのではなく、縦ヒダは縦ヒダだけで縦方向に配置しているのがこの立体感をきちんと生み出せている大きな理由になっているように思いますね。

加えて言うならば、この奥が狭くなっているテーパー型の構造にしても、そこまで構造の変化として顕著に現れているわけなく、アクセントとしては控えめな要素ではあるんですが、奥に行くに従ってほんのり狭くなっていくような様なんかは、ちゃんと気持ち良さや心地良さ、あるいはヌキやすさを引き上げてくれる要因になっていると、確かに感じられる構造として仕上がっているように思います。

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もう一点、これが決定打となりえるくらいに素晴らしい点なんですが、

ゾリゾリとした細ヒダ系の繊細な刺激も感じられる挿入感

になっているので、普通に横ヒダ系のオナホールとしても「シンプルに、普通に気持ちが良い」と感じられるくらいの安定感がある点ですね。

さらにはそんな細ヒダゾリゾリな気持ち良さに加えて、螺旋ラインの斜め感やショート縦ヒダの立体感も同時に味わえてしまえるオナホールとなっており、ぱっと見の内部構造だけ見ればそこまで複雑なものには見えないものの、

一体このオナホールを完成させるのにどれほどの調整を繰り返したんだろう・・・

と制作者の徹底したこだわりの強さが挿入感から滲み取れるようなオナホールですね。

これだけ多くの要素を感じさせながらも、気持ち良さも両立させる・・・そんなバランスにする為には、素材の選択にも相当こだわったんだろう・・・と、これはあくまで予測ではありますが、決して適当な素材のチョイスで偶発的に生まれたものではなく、制作者が素材にまで強くこだわった結果がこのオナホールなんだと確信できるレベルですね。

オナ郎のようにあれやこれやと考察するまでもなく、あまり何も考えずに使っても普通に気持ち良いオナホールではあるので、初心者にはオススメしやすくて、上級者のほうがこのオナ郎が再三繰り返して言っている「絶妙さ」みたいなものが分かって頂けるような気がしますね。

逆に中級者くらいの方のほうが「何熱く語ってんだこいつ・・・」と思われてしまうオナホールかもしれません。

気持ち良さ、挿入感、個性とどれを取っても★5をつけるに値するオナホールですね。

前述のとおり全体的には地味めな挿入感ではあるので、派手さや強めの刺激の縦ヒダベースなオナホールが好みの方には間近のレビューで言えば『バタフライレールAGEHA』や『アップサイドグランス2 ラピッドミッション』の方がフィットするんじゃないかと思います。

今月は★5のオナホールが非常に多いんですが、評価の仕方が変わったわけでも、誰かに脅されているわけでも忖度しているわけでも、オナ郎の頭がおかしくなったわけでもなくて、いつも通りのレビューをしているだけですので、オナホの春よろしく例を見ないレベルでの豊作な月がたまたま来てしまっただけなんだ・・・とご理解いただけていればこれ幸いです。

オナホデータ

M11291-01-670xヘクセンナハトの搾精術師(スペルミスト)第一章 豊穣の魔女グラティア
平均価格:3,800円前後
1gの値段(nkp):約10.4円
刺激レベル:■■■□□(5段階:やや4寄りな3)
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