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今回はトイズサカイの
『ミライノオナニー THE BOX』
試してみました。

『ミライノオナニー』というカップホールのハンドホール版ですね。



皆さんはトイズサカイから発売されている『ミライノオナニー』というカップホールを知っているだろうか?

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オナ郎の記憶では、確かTENGAのカップホールが一番最初に発売されたのとほぼ同時期くらいに(2005年とかそのくらいの話)、便乗的な商品としてトイズサカイから発売され、

トイズサカイというメーカーを末永く支えていたと言っても過言ではないくらいに、売れていたのがこのオナホール

で、カップホールの中では大ヒットした部類に入り、オナ郎くらいのおっさん世代なオナホーラーであればわりと認知度が高くて「なつけー」と思ってしまうくらいの昔なつかしなオナホールだったりしますね。

ただ、昨今では『未来のオナニー』どころか、若い世代の方なんかは絶対に知らないであろう過去の産物になりすぎてしまった感もあるわけですが、何を思ったのか今回トイズサカイはハンドホール版として復刻させる動きを見せてきたので、

『ミライノオナニー』は本当に未来になった今でも通用するオナホールなのか?

というのを含めてレビューしていきましょう。

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パッケージのデザインはカップホール版のデザインを強く意識した作りになっており、過去作を知っている方であれば、懐かしみを感じてしまうようなデザインになっていますね。

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今回発売されているのは全部で三種類となっており、『No.01』『No.02』『No.03』までのカップホールがハンドホール版となって復刻しているんですが、先にぶっちゃけた話をしてしまうと、

どのシリーズも内部構造はかなり似たりよったりなヒダとイボだけで構成されたシンプルなもの

なので、とりあえずは『No.01』を中心にレビューして、他のシリーズはさっくりとした紹介やレビューだけで済ましてしまおうと思っています。

M9980-02-670x

前作の『サウナーぎゃるがととのえるぅ~』では、「新しいトイズサカイが今後見られるのか?」と期待させてくれるような面白さがありましたが、今作は復刻版という事もあってトイズサカイの最も得意としているヒダとイボだけで構成されたシンプルな構造になっているのは仕方のない所。

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復刻版なので内部構造はある程度古臭さ・・・いや、ノスタルジィを感じてしまうのは仕方がないとしても、

せめて重量はもうちょっと盛れんかったんかいな

と思ってしまう『135g』という現代オナホでは期待すらされなくなってしまった小型すぎるサイズが残念で仕方ありませんね。

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ちなみに三種類の内部構造の比較画像がこちら。

過去作もそうでしたが、シリーズごとに
  • No.01 パイズリ・ホンバン
  • No.02 フェラ・アナル
  • No.03 スマタ・テコキ
このようなコンセプトがそれぞれ付与されており、当時としては

「快感学から科学的に分析して作られた未来のオナニー」

みたいな訴求をされている結構斬新なコンセプトだったような記憶がありますね。

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今にして思えば「出来るわけがない×4」といきなり4回口にしては、「今のは一回にか勘定しねぇからな」とジャイロに言われてしまうくらいに無理難題なコンセプトではありますが、当時としては「ほんまかいな」と疑うくらいで収まっていたような気がします。

開封してみよう

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重量は138g~148gの間くらいで、『No.01』が一番軽く、『No.03』が一番重い重量になっていました。

造形も全て同じな超シンプルな筒状のタイプになっており、全長は約12cmくらい。『No.02』だけが12.5cmくらいのサイズ感になっていますね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

固さは普通くらいで臭いや油っぽさは控えめ気味な素材が使われています。シリーズで素材は全て同じものが使われているみたいですね。

+1硬

固さ加減の説明の詳しい表はこちらから

固さはちょうど『+1』くらいな素材感ですね。

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入り口はすっぱり切り落としたかのような平面な造形で、『No.002』だけがイボがついていない構造が採用されています。

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こうして裏返して上で、ざっくりとした内部構造だけ見てしまうと、

「もうイボの位置を変えただけなんじゃないのか?」

なんて思ってしまう所ですが、メーカー的にはパイズリだのフェラだのスマタだのをリアルに再現した構造という事になっています。

挿入してみよう

mirainoonanithebo2
※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

ぱっと見では「イボとヒダの位置を変えただけなんじゃないのか?」と思ってしまうようなシリーズでの内部構造の微妙な違いも、挿入してみればそれぞれに異なる挿入感になっていたりと、

昔は昔で限られたリソースの中で工夫していたんだな

・・・と、『ドラクエ1』が64KBで作られているのを始めて知った時の驚きと似たようなものを抱いてしまう使い心地の違いになっていますね。

ただ、それぞれに違いはあるとは言っても、

どのシリーズを使ってもそんなに満足度は高くない

と思ってしまうような、内部構造的な挿入感の古臭さはともかく、快感性能としてもシンプルなヒダ系の構造がもたらしてくれるような納得と安定の気持ちよさみたいなものもあまりなく。

現代オナホとも対抗出来るような"昔ながらな良さ"は残念ながら感じられない使い心地になってしまっており、オススメ度としてもシリーズ全てが★2くらいしか付けられない評価になってしまう感じですね。

各々で長々とレビューを書く程でもない感じなので、シリーズそれぞれの異なる挿入感の特徴を簡単に説明していきましょう。
No.01 パイズリ・ホンバン
刺激レベルは5段階中の4くらいで、わりと刺激寄りな挿入感。

奥についている大きめのイボがグニュグニュと擦れてくるダイナミックな挿入感に加えて、前半部分の厚めのヒダがゾリゾリと刺激してくるようなバランスの良い挿入感になっています。

シンプルな横ヒダやイボの刺激が感じやすいのは良いんですが、横ヒダの間隔が少し広めになっているので、ジョリつくようなヒダ特有の気持ちよさが感じにくく。ゾリゾリはしてくるんだけど、そこまで気持ちよくは感じないダイナミックさみたいなものが、快感性能を落としているようにも感じてしまう挿入感ですね。
No.02 フェラ・アナル
入り口付近に「ゴリッ」と引っかかってくる強めの輪っかのヒダがついているので、これに関して言えば『フェラ』はともかく

『アナル』っぽい入り口の締め付けはなんとなく再現しようとしている

のは分かるような挿入感になっていますね。

壁面についているヒダ系の刺激は控えめに、小型ながらもわりとキツに感じる挿入感であったり、ゴリついてくる強めの引っ掛かりが特徴的な挿入感になっており、刺激系のオナホールが好きな方であればそれなりに楽しめるようなバランスに仕上がっているかもしれませんね。

刺激レベルは5段階中の5くらいはギリギリある強めの刺激加減なので、特徴こそはシリーズの中で一番出ていますが、それが「気持ちいいか?」と問われるとちょっと微妙な感じではありますね。

3つの中では同じ★2な評価の中でも最も★3に近い挿入感のような気がします。
No.03 スマタ・テコキ
刺激レベルは3つの中で一番マイルドな仕上がりになっており、5段階中の3くらいで普通くらいの刺激バランスになっていますね。

入り口からいきなりイボゾーンがついているだけあって、挿入感の大部分の印象としてはマイルドなイボ系のオナホールといった感じで、ヒダのゾリついた刺激はやや弱めな仕上がりですね。

マイルドで使いやすく万人受けしやすいバランスな上に、内部構造も昔々感が溢れるシンプルな使い心地になっているだけに「無難さ」を加速させており、

では今このオナホールを一体どういう方にオススメ出来るのか?

を真面目に考えた時にターゲットがさっぱり思いつかないくらいに、並以下な心地よさや気持ちよさや挿入感になってしまっている感じですね。

総評

140gアラウンドな小型ホールではあるので、そもそもそこまで評価が高くなりにくいというのを考慮したとしても、性能的にも気持ちよさ的にも小型ホールとしては今一歩物足りなさを感じてしまう使い心地になっており、全てのシリーズが★2の評価がしっくりくるオナホールになってしまいました。

もう少し狙って発売するのであれば、せめて『ミライノオナニー』のハンドホール版というコンセプトは残すとしても、もう少し現代向けにアレンジした新しいシリーズの『ミライノオナニー』の続編として発売するべきだったかもしれませんね。

オナホデータ

1ミライノオナニー THE BOX No.01
平均価格:1,000円前後
1gの値段(nkp):約7.2円
刺激レベル:■■■■□(5段階:4)
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販売店はこちら

オナホデータ

2ミライノオナニー THE BOX No.02
平均価格:1,000円前後
1gの値段(nkp):約10円
刺激レベル:■■■■■(5段階:5)
review002
販売店はこちら

オナホデータ

M9982-01-670xミライノオナニー THE BOX No.03
平均価格:1,000円前後
1gの値段(nkp):約10円
刺激レベル:■■■□□(5段階:3)
review002
販売店はこちら