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今回はファンタスティックベイビーの
『超・半面二層!ぎゅっとペロ筋美』
試してみました。

片面二層的なオナホールですね。



リリースペース的にも、時期的にもおそらくは今回のオナホールが年内の『締めオナホ』になるであろうファンタスティックベイビー。

本日のものも含めれば今年は実に過去最高のリリース数となる6本もの新作を発売しており、「続々と新作を出していきたいんだ!」という強い意思のようなものが感じられた年になりましたね。

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さて今回は『超・半面二層!ぎゅっとペロ筋美』という名で発売されているオナホール。



過去にも同じような名前とパッケージで発売していたような・・・と思って調べてみると、去年の3月頃に発売されていた『半面二層!!ざわペロ筋美』と同じイラストの色違いで、名前の方も『ざわペロ筋美』から『ぎゅっとペロ筋美』に少しだけ変更が加えられており、正式なシリーズの続編と言うよりかは、素材違い版やら改良版みたいな印象を受けてしまいますね。

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前作ではシップのような細かい格子模様が付けられているだけの、非常にシンプルな片面二層な構造でしたが、今回はその格子模様に加えてサイド部分に横ヒダっぽい構造が加えられていますね。
前作で好評を博した「ざわペロ」に加え、今回のテーマは「ぎゅっと」。

入口から締め付ける感覚があなたを離さない! 柔らかい外層が夢心地に誘う一方、入口部分には特殊な「締め付けリング」を模した構造が採用されており、圧倒的なフィット感を実現。

そして、半面二層のギミックが裏●ジを執拗に攻め立て、まさに二段構えの快感があなたを襲う。 「ぎゅっと締め付けて、すじをペロペロさせてもらうのじゃ!」これまでにない新感覚を実現した今作。
さらには商品名の「ぎゅっと」という言葉の通りに、入口付近にはリングっぽい締め付け構造も採用されているとの事でした。

シリーズの続編と名乗っても良いレベルでの改良はしっかり施されているので、なぜハード版やら改良版っぽさを匂わせるような同じイラストを使ってしまったのか・・・はちょっと気になる所ではありますが、きっとそうせざるを得なかった理由がファンタスティックベイビーにはあるんでしょう。

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イラストの方は『かにく』という方が描かれており、ファンタスティックベイビーでは毎回イラストを担当されている方ですね。


開封してみよう

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重量は約405g、全長は約14cm。

半面二層!!ざわペロ筋美』でも使われていたブッシュドノエル感のある丸太やら切り株っぽい感じの造形が使われていますね。

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穴の長さは約13cm程と、少し底が薄めな造りになっていますね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

かなり柔らかめで臭いや油っぽさは気になるくらいにはついている『ファンタスティックスキン』という素材が使われています。

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固さ加減の説明の詳しい表はこちらから

固さレベルは『-3』と同じくらいですね。

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入口はスパっと切り落としたようなな断面に、丸い穴が空いているだけの究極系くらいにシンプルな造形ですね。

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赤みを帯びている素材の部分には少し固めな弾力のある素材が使われています。

従来の片面二層では中の半分だけが二層素材になっていたのに対して、今回は入口部分にも固い素材でリングを作るという工夫が施されているんですね。

一般的な二層素材ではわりとよく見かける手法ではあるんですが、「片面二層でリング状の入口も作った」というのは、なかなか知恵を絞った感じがあっていいですね。

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濃いピンク色の部分には少し固めの素材が使われており、デフォルト状態では上側に当たる部分だけが、外層素材をダイレクトで楽しめる部分になっています。

中央部分には三角形の小さめなイボが付けられており、そのサイドには横ヒダが付けられている構造ですね。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

とりあえず挿入してすぐに感じるのは、

決してバランスが良いオナホールではない

という所で、例えば某オナホメーカーのように「気持ちの良いポイントをしっかり抑えた最終調整の上手さ」みたいな秀逸さはなく。

むしろ「いったれ」感のある荒削りな挿入感にはなってしまってはいるんですが、それはそれとて味や個性にはなっているし、気持ちの良いポイントもあるし・・・だったりで、良いポイントと悪いポイントの両方を語りやすいオナホールになっている感じですね。

なんというか、感覚的には格ゲーの対戦でやけにパナしたり荒いプレーをしてくる相手に、しっかり咎めて勝利する事が出来ずに無様に負けてしまった時の気分にやけに近いですね。

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一番気になってしまったのは、今回採用されている「リング状の入口部分」から生まれる挿入感で、確かにコンセプト通りに根本付近をキュっと締め付けてくれるアクセントはあるので、一見成功しているように思えるんですが、根本をタイトな締め付けにした事によって、そのギャップ感によって内部のまったり感というのが「やけに緩く感じてしまう挿入感」に変換されてしまっており、いくら空気を抜いてもどこか抜けきれていないような、フィット感の悪さみたいなものを抱いてしまう挿入感になっていますね。

本来であれば、このくらい柔らかい素材であればペニスに触れるか触れていないのか境目が分からないくらいに、ユルフワな挿入感を楽しむというのが粋というものなんですが、入口にタイトなアクセントを付けられてしまった事によって、そのユルフワな挿入感というのが変に物足りなく感じてしまうような効果を及ぼしてしまっている感じですね。

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もう一点調整不足っぽく感じてしまったのは、一番メインの裏スジ部分に持ってきているイボ部分の刺激で、確かに見た目通りにポコポコとした刺激を裏スジ一帯に感じる事は出来るようになってはいるんですが、裏スジのメインストリートに配置するには少し気持ちよさ不足な単調気味な刺激のようにも感じてしまい、なんだったらサイド部分のヒダと中央のイボを交換していたほうが気持ちよさとしてはシンプルに上振れていたんじゃないかと思ってしまいますね。

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  • 根本の締め付けリング構造
  • 中央に持ってきたほうが良かったかもしれないサイドのヒダ部分
というのも、一面を見ればそういうネガティブに感じてしまう要素は含んではいるものの、完全に構造的に失敗しているというわけではなく。

「まったり系のオナホールの根本だけにフィット感のあるアクセントがある」というのも、「ペニスの側面にやけにもどかしい横ヒダがこすってくる」というのも、ポジティブに捉えられるような個性や特徴にはなってはいるので、一概に「アカンですよ」とは言い難い荒削りなバランスで成立しているオナホールになっている感じですね。

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今回一番良さを感じられたのは最奥についている子宮ゾーンの刺激で、この最奥部分に亀頭が出入りするたびに、ザラつきのある程よいヒダ感やら優しいクポ感を味わえたりと、まったり系の最奥のアクセントとしては非常にうまく、そして気持ちよく機能していますね。

この子宮部分だけは全て二層素材で覆われており、道中がやけに緩く感じてしまったり、やや気持ちよさとしては物足りないイボ+サイドヒダな片面二層な刺激の分だけ、奥の全二層なくっきりとした刺激が際立っているように感じられ、先ほどのギャップ感というのが良い方に作用している結果となっていますね。

むしろこの子宮部分の気持ちよさがなければ総合的にはちょっと微妙な評価をつけていただろうな・・・と思うくらいに、オナホールの要となる刺激として機能している感じですね。

子宮ゾーンの秀逸さがあってようやく60点はオーバーしたであろう★4くらいな評価を付けられるオナホールとなり、子宮ゾーンがなかったらおそらくは40~50点前後くらいな★3になっていたんじゃないかと思います。

オナホデータ

M11032-01-670x超・半面二層!ぎゅっとペロ筋美
平均価格:2,400円前後
1gの値段(nkp):約5.9円
刺激レベル:■■□□□(5段階:2)
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