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今回はファンタスティックベイビーの
『サオ覚醒!ビラぺち子』
試してみました。

サオ覚醒構造的なオナホールですね。



どこかのメーカーのように「安定している」とは程遠いけれども、その「不安定な未知数っぷり」なんかがたまに爆発して★5が出たときなんかはには、結構すごい勢いを見せてくれるファンタスティックベイビーというメーカー。



現存するオナホメーカーの数(30以上)と、年間に10数個しか出ない★5の数との割合を考えれば、オナホメーカーにおける年間の★5の数というのは・・・
  • ★5がゼロ:そういう年も余裕である
  • ★5が1つ:御の字
  • ★5が2つ:メーカーとしての勢いを感じる
  • ★5が3つ:多分その年のMVPメーカー
くらいの印象ではあり、とりあえず今年は『続・まったり妖技!やわイボの乱』で年明けそうそうに★5なオナホールが飛び出してくれたので、ファンタスティックベイビーのオナホメーカーとしての役目は十分に全うしてくれたように思いますね。

ただ、何も★5は年に一つしか取ってはいけないという事は全くなく、せっかく年明けそうそうに★5が出たアドンバンテージでもって、これからの下半期にかけてのラインナップで、メーカーとしての勢いを感じさせて欲しい所ですね。

ファンタスティックベイビーの発売周期から考えると、本日のものも含めて年内ではあと3つくらいは発売されるんじゃないかと思います。

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そんなわけで約2ヶ月ぶりとなるファンタスティックベイビーの新作がこちら。

前作の『スジ爆発!裏なめ子』のレビューでも少し触れましたが、ファンタスティックベイビーは基本的には『ふわとろ系』のものすごく柔らかい素材のオナホールしか(今の所は)採用しないメーカーではあるので、知っている人からすれば「今回はどんなふわとろライクなオナホールなんだろう」と予測しながら楽しめる所ではあるんですが、パッケージのぱっと見の印象ではあまりそこらへんの「まったり系専門メーカー」っぽい所らへんが伝わってこないのが、少しデザイン的に惜しさを感じてしまう所ですね。

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さて今回は、自社の十八番構造でもある『片面二層』を少し発展させた『両面二層』っぽい感じの構造になっており、説明文を読む限りではこのピンク色の素材部分が少し固めの素材で上下に配置されているような好オズになっているみたいですね。

サイド部分には穴あけ用のドリルピットっぽい感じの大きめのヒダがつけられている・・・ように見える構造ですね。

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イラストは『かにく』という方が描かれており、長らくファンタスティックベイビーのメインイラストを担当されている方ですね。

開封してみよう

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重量は約465g、全長は約15cm。

ほぼまっすぐな筒型に、メッシュっぽい感じのモコモコとした装飾が付けられている造形ですね。

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穴の長さは約13.5cmくらいになっています。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

かなり柔らかめで臭いはほどほど。油っぽさは少し気になるくらいの素材が使われています。

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固さ加減の説明の詳しい表はこちらから

固さレベルは『-3』と同じくらい。ファンタスティックベイビーの外層素材はほぼ決まってこの柔らかさの素材が使われています。

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入口の造形を作る事を一切放棄したかのような、ズバっと切り落とした断面と穴だけの非常にシンプルな入口ですね。

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上下には分かりやすくピンク色の着色がされている二層目の素材と、左右には三角形っぽい大ぶりなヒダが連続してつけられていますね。
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めちゃくちゃ分かりやすい両面二層感のある構造ではありますが、こうして裏返して触ってみた感じだけでは、そこまで外層素材との硬度差はなくて、「ほとんど同じ素材じゃないのか・・・?」くらいの柔らかい二層素材になっていますね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。
では何がサ〇を覚醒させるのか?
それは素材と構造の絶妙な組み合わせである。

もちもちミルキー素材はサ〇を的確にこすり高めるベスト硬度であり、これ以上でも以下でもサ〇の感度は急上昇を見込めないであろう。
そんな絶妙すぎる硬度から生み出される「ぺち構造」。
これが辛抱たまらん状態を30秒に1回は生み出すとか…。
これに耐えられる人間のオトコはいるのだろうか…。

連続ぺちに疲弊しないようピンクのやわ素材でバランスを取るあたり、いなりエルお姉さまの優れたオナホ妖技が見て取れるのであった。
明確に素材について言及されているのがこの赤文字の部分で、確かに改めてよく読んでみればピンク色の素材は固めの素材ではなく、むしろ「やわ素材」だと書かれていますね。

柔らかいとは言っても外層の素材は『-3』程はすでにあり、ピンク色の素材も『-4』程柔らかいわけではないので、ほぼ同じくらいの柔らかさというのが適切な表現のような気がします。

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むぅ。

やはり公式的にはピンク色の素材の方が「柔らかい」という解釈のようですね。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

やだ、なにこれ。すっごい惜しい挿入感。

明らかな調整ミス・・・という程ではなく、メーカーが仰っている
連続ぺちに疲弊しないようピンクのやわ素材でバランスを取るあたり、いなりエルお姉さまの優れたオナホ妖技が見て取れるのであった。
というのも、分からなくはなくて尊重出来るくらいの良い感じのオナホールではあるんだけれども、「こうしていたほうが絶対に気持ちよくて、なんだったら★5にまで届いたかもしれないな・・・」と思ってしまうようなビジョンが見えすぎている挿入感になっており、一旦これはなかった事にして改めて作り直して欲しいくらいのオナホールですね。(それはさすがにメーカーに失礼か)

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最初にめちゃくちゃ良かった点をお伝えしておくと、このサイド部分にある大ぶりな突起ヒダと壁面の横ヒダ的な構造が非常に秀逸な挿入感を生み出していますね。

かなり柔らかめなまったりねっとりした素材感ながらも、ヒダがビラビラグチョグチョと絡みついてくるような立体感であったり、ジョリっと刺激してくる横ヒダ感だったりが、"ペニスのサイド部分"という本来であれば挿入感のプラスアルファなアクセントに当たる部分でありながらも、絶妙な気持ちよさと個性を生み出せており、とりあえずのこのサイド部分のヒダがペニスの横側にだけ執拗に絡みついてくる刺激だけでも、満足度の高い秀逸な構造として機能してくれている感じですね。

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本来であればそんな個性的でプラスアルファ以上の働きをしてくれているサイドの刺激に加えて、裏スジ側にメインとなる確かなるなんらかの気持ちの良い刺激がある・・・というのが理想的な挿入感ではあるんですが、ご覧の通りこのピンク素材の壁面には柔らかい素材ではほぼ知覚出来ないくらいの小粒なイボしかつけられていない為に、

裏スジ側にはちょっとばかし上下からサンドイッチしてくるような肉厚があるだけののっぺりとした挿入感

になってしまっており、肝心な裏スジを刺激してくるはずだったメインディッシュ的なものが存在していないようなオナホールになってしまっていますね。

一番気持ちが良いであろう裏スジを置き去りにして、ペニスのサイドをニュルニュルグニョグニョと柔らかい素材で執拗に刺激される様なんかは、コンセプト通りにじわじわとサオが覚醒してくるような焦らされながらも、もどかしさを伴う挿入感ではあるので、これはこれとて「アリっちゃアリだな」とは思えるものではあるんですが、

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何も難しい事は言わんから、ちょっとだけ固めな二層素材でこういうシンプルな横ヒダだけをつけた構造にさえしてくれていれば、「めちゃくちゃ気持ちよかったかもしれないな」と妄想してしまうようなオナホールですね。

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ちょっと安牌すぎる選択肢かもしれないけれども、あるいは『裏すじ妖技ふわゾリの舞BIG』の片面二層部分をそのまま持ってきて、シリーズの続編として発売してくるだけでも成立しすぎていたかもしれないな・・・と思うくらいには、裏スジ側のバランスにペニ郎とオナ郎共々、別々の意味での"もどかしさ"を感じてしまうオナホールですね。

オススメ度としては★4くらいは十分付けられるであろうオナホールとなっており、ほんと裏スジ側の調整一つでは★5まで狙えたオナホールだと思います。

ちなみになんですが、バキュームをしっかり効かせてあげたり、手で抑え込む力加減でサイド部分の刺激の強さやエッジ感が変わってくれるので、ペニスの好みによって刺激の調整をしてあげるのがオススメの使い方です。

一応、サイド部分のヒダが裏スジ側に当たるように角度を調整して使ってみたんですが、この大ぶりなヒダだと裏スジの刺激にしたときには少しダイナミックで単調すぎる無難な挿入感になってしまったので、「サイド部分にしてこの構造」というのは正解だったように思いますね。

オナホデータ

M10727-01-670xサオ覚醒!ビラぺち子
平均価格:2,400円前後
1gの値段(nkp):約5.1円
刺激レベル:■■□□□(5段階:2)
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