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今回はジャパントイズの
『GLEPIS X(グルピス エックス)』
試してみました。

『回転×ピストン×振動』の電動ホールですね。



「電動ホールに定評のあるジャパントイズ」

電動ホールの機能としては他と比べてもそこまで尖ったものではなく、基本的には『振動』『回転』『ピストン』の電動ホールの三原則を忠実に守っているスタンダードな電動ホールが多いジャパントイズですね。

基本的な性能の良さはそこそこといった所なんですが、『NOL GLEPIS(ノール グルピス)』や『NOL GLEPIS BEAT(グルピス ビート)』の

他のオナホールもちょっと頑張れば装着出来る

という汎用性の高さがジャパントイズの電動ホールの魅力の一つではあるでしょうね。

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今までの『NOLシリーズ』ではなく、『Xシリーズ』というNOLシリーズの続編っぽい感じで登場してきたのが今回の電動ホール。

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実は一ヶ月程遅れて『ピストロエックス』という商品の方がすでに発売されていて、見た目的にも機能的にも非常に似通ったものになっているので、購入の際には少し慎重になる必要がありますね。
  • グルピスエックス→回転×ピストン×振動
  • ピストロエックス→ピストン×振動
と、仕様だけで言えば、後から発売された今回の『ピストロエックス』の方が回転機能が省かれているモデルになっており、値段も全く一緒なので機能だけで言えば今回のグルピスエックスの方が回転がついている分良さそうに見えてしまう所ですね。

近々ピストロエックスの方もレビューする予定なので、とりあえず今回は「回転と振動とピストンが全部ついているモデル」の方のレビューになります。

開封してみよう

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重量は約924g、全長は約30cmと一般的な筒型電動ホールとサイズ感はそれほど変わらずといった所。

なんだったらトイザらスに置いてあっても、お子さん親子さんの誰ひとりとして「電動ホール」だとは思わないかもしれない、サイバー感のあるデザインと子どものおもちゃっぽい質感の素材で作られていますね。

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電源ボタンを含めた5つのボタンと、丸型のディスプレイもついているコントロール部分。

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仕様としてはこんな感じ。
  • ①電源ボタン→長押しでON/OFF。ONにした後一回推すと全部乗せのMAXモードに瞬時に切り替わる
  • ②振動ボタン→③、④、⑤のモードに振動を追加出来るボタン。
  • ③ピストンボタン→上下のピストン機能だけで動くモード。
  • ④回転ボタン→左右の回転機能だけで動くモード。
  • ⑤複合ボタン→回転とピストンが同時に動くモード。
他の機能と組み合わせて連携して作動するのは『振動ボタン』だけで、他のボタンはそれぞれ「回転モード」、「ピストンモード」、「回転+ピストンモード」のどれを選んでパターンを変えるか、だけのそれぞれのボタンが独立した機能になっています。

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なので、公式画像の方では一見すると「色々組み合わせたパターンを楽しめますよ~」的な画像にはなっていますが、よくよく見てみると どの機能も『バイブ(振動)モード』と組み合わせて合計330パターンと言っているだけなので、

ピストンやら回転やらは決まったパターンでしか動かない

というのが実際の所の機能といった感じですね。

続編となる『ピストロエックス』の方は回転機能がついていないだけに、ここらへんの細かな組み合わせが可能なモデルなんだと思われますね。

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蓋をパカっと開けてみると、かなりワイドでオープンな入口の形状になっているのが特徴的ですね。

リングの縁にあるシリコンっぽい素材部分は取り外しが可能になっています。

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グリーンのクリアパーツの爪を抑えながら引っ張ってあげれば、わりと簡単に分解出来るようになっていますね。

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インナーパーツは台座部分に磁石で固定されており、インナーパーツを引っ張ってあげれば外す事が可能ですね。

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台座部分は固定されているようでした。

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こちらがインナーパーツ部分で全長は約11cm。台座部分は1cm程あるので、実際のオナホ的な部分の長さとしては10cm程になります。

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固さは普通くらいで臭いや油っぽさは控えめな、電動ホールでは使われがちなホワイトカラーのシリコン系の素材ですね。

内部には大きめの横ヒダと等間隔につけられているイボの構造になっているようです。

動かしてみよう



動作と動作音確認用の生動画がこちら。

見た目的にもかなりパワフルなようには見え、キビキビと動いてくれる様はなかなかに期待が持てる所ですね。

動作音はそれなりに喧しくなっているので、同居人がいる方なんかは誰もいない時間を狙って使うようにした方が良いくらいの動作音ですね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

入口から見るとこんな感じ。

ワイドな入口なだけあって、いかにも別ホールが装着出来そうな予感があるので、後ほど試してみましょう。

試してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

これが電動ホールにとってベストな選択肢だと思える程には、機能面しかり気持ち良さしかりな所で言えばどこかしらに突出しているわけではないんですが、

電動ホールとしての醍醐味はあらかた楽しめてしまえる

と思える程には実用性の面ではなんら問題なく。

全自動な電動ホールをお供にして一夜のオナニーを楽しめるくらいには満足度のそこそこ高い性能になっている感じですね。

機能面を個別に見ていくと以下のようになります。
振動機能
単体で動かしてあげれば、亀頭の周辺に「ヴーーーン」という軽い振動を感じる事が出来るようになっています。

振動単体でも「ほんのり気持ちいい」くらいは感じられる刺激なんですが、射精に到達するには少し刺激不足さもあるので、メイン機能というよりかはあくまで「サブ」的な機能にしかなっていない感じですね。

「他のモードと組み合わせが出来る」というのがこの電動ホールの特徴ではあるんですが、回転やらストロークの刺激の方が強すぎる為に、

振動機能を他のモードと組み合わせても振動具合がさっぱり分からない

というのが少し残念だった点ですね。

他のモードに対抗して刺激を共存させるので、電マやハイパーワーなローターを直接ペニスに当てるくらいの、強烈な振動が必要かもしれませんね。
ピストン機能
オナ郎の14cm程のペニスサイズで、入口を体にギュっと密着させてストロークすると、奥が少しつっかえてしまうくらいのサイズ感ですね。

ストローク幅もそこまで広くはないので、奥に届かせようとするよりも、少し空中に浮かせるようにしてストロークさせて上げたほうが、ペニスのちょうど気持ちの良い部分に当たりやすくて、奥がつっかえる事もないので、ある程度使いやすくて気持ちの良い使い心地になってくれる感じですね。

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内部の穴はそこまでガバガバという程ではなく、程よく密着してくれる感じはあるので、内部構造はある程度感じやすく使いやすいインナーパーツになっているのは良い点ですね。

ただ、内部構造を見ても分かる通り、横ヒダよりもイボパーツの方がペニスに当たりやすくなっているだけに、上下のストローク機能ではペニスへの引っ掛かりがいまいち悪くて、ストローク機能単体で使ってしまうと、「そこまで言う程気持ちよくはないな・・・」みたいな感想になってしまいますね。
回転機能
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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

せっかくなのでファイバースコープで内部の動きを撮影してみました。

前述した通り、イボの方が前に出てくる構造なので、回転させた時のイボっぽさみたいな感じがかなり強いデコボコとした刺激を与えてくれる挿入感になりますね。

力強く回ってくれる回転機能と、内部構造の狭さとイボの当たり方加減のバランスはなかなか良くて、ピストン機能よりかはよっぽど気持ち良い使い心地だと思います。

回転機能単体でも射精くらいは到達出来そうな気持ち良さではあるんですが、大きめな突起でやや固め素材のインナーパーツの構造では、この回転機能を最大限にまで引き出せているようには構造とはあまり思えず。「普通に気持ちよく使える」くらいの印象といった感想になってしまう感じですね。
回転+ピストン機能
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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

このモードがやはり一番実用性が高くて気持ちの良い使い方

になり、他のモードはもはや「一応単体で機能する」程度のオマケ的なモードに感じてしまう程、回転とピストンの組み合わせの相乗効果な一段階上の気持ち良さがありますね。

単純なピストン。単純な回転。これらだけの単体の機能だけではなし得ない、複合的な上下左右に暴れまわってくれる挿入感なんかは、10パターンある中のどのモードでも違った動きや刺激の変化を楽しむ事が出来るようになっています。

普通にオカズを見ながら動かしていれば自然と射精欲が込み上がってくる程には、そこそこ満足度の高めな気持ち良さがあるので、「とりあえずの電動ホールを試したいんだ!」という方であれば、そこまでガッカリする事なく、およそ期待通りの電動ホールらしい動きやら気持ち良さが楽しめるんじゃないかと思いますね。

総評

NOL GLEPIS BEAT(グルピス ビート)』から振動モードが追加されたとは言え、他のモードとの組み合わせはあまり意味をなしてはおらずに、

およそグルピス ビートと同じくらいの満足度

な感想になる感じですね。

インナーパーツの使い心地が少し良くなって、入口パーツがワイドになって密着状態で使いやすくなった・・・のが一応はグルピスビートから少し進化した点かな・・・といった感じではあるんですが、機能であったり動きはグルピスビ―トから大きく進化した・・・という感じはなく、

2025年版の微アップグレードされたグルピスビート

くらいの電動ホールだと思います。

オススメ度としては★4くらいがちょうどよく、このクオリティであれば十分オススメ出来る電動ホールの部類に入ってくれる感じですね。

オナホデータ

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平均価格:14,000円前後
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販売店はこちら

むしろここからの方が本命感のある他のオナホールを装着してみようのコーナー

この形状であれば、余裕で他のオナホールも装着出来るはず!

という事でさらなる快楽を得る為に、別のオナホールも試してみる事にします。

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固定台の内径は6.4cm程なので、筒型形状のオナホであれば隙間は多少出来こそはすれども、中型サイズのオナホであれば入らないって事はないでしょう。

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固定台の底面から縁の所までは約10cmなので、

11cmくらいの長さで6cmくらいの幅のオナホであれば理想的

という事になりますが、11cmはかなりのショートサイズなので、ぴったり適合するオナホはなかなかないでしょうね。

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少しまえにご登場頂いた『ヴァージンループ エイトロング』は少し長いサイズなので、本体からアホほど飛び出るサイズになってしまいます。

エイトロングの幅は5.5cmとなり、これでは少し隙間が出来すぎてしまって安定しませんね。

試しに動かしてみましたが、暴れまわって自らの身体をひねりだすような危険な動きを見せてきたので、すぐに停止させました。

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オナ郎の作業スペースに現存するレビュー済みのオナホで言えば『リリス・スパイラルウェーブ』が、キャッサバを免れて生存していたので、試しに装着してみました。

リリス・スパイラルウェーブの幅は約6cm程なので、ほんの少しの隙間はあれども、わりとジャストフィット感のあるサイズになってくれました。

リリス・スパイラルウェーブが11cm程のサイズであればシンデレラフィットしてくれたんですが、スパイラルウェーブの長さは16cm程もあるので、少し本体から飛び出してしまいますね。

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これだと、蓋の部分が本体と干渉してしまうのでまともには動きそうにありません。

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いっその事、蓋の方は外してしまえば干渉する事はなく、ぱっと見ではわりとまともに動きそうな気配がありますね。

わずかに隙間があったので、ティッシュペーパーをスペーサー代わりに使って動かしてみたんですが、激しい動きにティッシュペーパーがついてこれずに、数秒で外れてしまうのでティッシュ大作戦はだめですね。

「ペニスを挿入すれば、数ミリくらいの隙間は自然と埋まるので、スペーサーがなくても大丈夫なのでは?」

という圧倒的閃きを得て、スペーサーなしで思い切って試してみました。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

いけるな。

狙い通りスペーサーがなくても空回りする事はなく、回転+ストロークと共に実用性レベルの動きを見せてくれますね。

オナホの入口の面が自分の皮膚と接触して摩擦が起こってしまうので、使う時はもう入口の面にまでローションをたっぷり塗りたくってあげた方が快適に使う事が出来ます。

この状態でも十分「普通のオナホに回転とストローク機能を付与する」という使い方が出来て、フィットサイズのオナホであれば破壊せずに使うことも出来るのでオススメなんですが、本来の電動ホールの動きのように「筒を密着させて内部で自在に動かす」みたいな動きにはならずに、少し制限がかかっているような使い心地になってしまうのが口惜しい所ですね。

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なので、最大限電動ホールの動きの恩恵を受けようと思った場合は、画像のようにいい感じの所でカットしてあげる必要があります。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

快適すぎワロタ。

電動ホールの機能を100%活かしながらも、インナーパーツでは不可能なオナホオナホした挿入感も味わえる・・・という至福の動きが可能になってくれますね。

別にこの後半部分は評価には影響させないのでレビューしてもあれなんですが、ちょうどリリス・スパイラルウェーブのスパイラルにウェーブした構造と回転の動きの相性が良すぎて、デフォルトのインナーパーツより数段上の気持ち良さを味わう事が出来て大満足なオナニーになってくれました。(逆にストロークはちょっと微妙かも)

使ったのはレギュラー素材だったんですが、もう一つ柔らかいソフトでも良さそうだし、ハードでも刺激がさらにくっきりしそうで良いかもな・・・と夢が膨らむ使い方ですが、一応はレギュラー素材であればちゃんと使う事が出来た・・・とだけ報告させていただきます。

どうせ使うのであれば、ぜひとも他のオナホールを取り付けて楽しんで頂きたい電動ホールではありますが、『NOL GLEPIS BEAT(グルピス ビート)』で十分楽しめている方には、買い替える程ではないものかもしれませんね。