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今回はキテルキテルの
『半熟サキュバス外伝 サキュ手裏剣オメガ』
『半熟サキュバス外伝 サキュ手裏剣シグマ』

のニ種類試してみました。

半熟サキュバス外伝 淫魔忍法サキュ手裏剣』の続編ですね。



「さて、一体キテルキテルの新作はいつぶりなんだ?」

・・・と、新作が出るたびに毎回同じ冒頭から始めたくなってしまうくらいに、リリースペースが激遅すぎて「オナホ業界の冨樫義博」とオナ郎に揶揄されているキテルキテル先生。



今年の3月には『ユニコーン覚醒ピンク 肉厚ロングver.』のレビューをしているんですが、過去作の素材違いな限定版だったので、一般流通での新作では2022年の8月に発売された『ポンコツガーディアンGigaSpike(ギガスパイク)LV1999』(これもリメイクっちゃリメイク)が最後になり、実に約1年以上振りとなる完全新作になりますね。

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今作は2017年にキテルキテルとホットパワーズがコラボした『半熟サキュバス外伝 淫魔忍法サキュ手裏剣』の続編という事で、内部構造の違ったものがニ種同時発売となっています。

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コンセプト的には『サキュ手裏剣』をベースにして、商品名にもなっている『Ω(オメガ)』や『Σ(シグマ)』の形にアレンジしたものがニ種類・・・という事になっており、本来であればこのくらい肉厚で注目度の高めなオナホであれば2日に分けてレビューしている所なんですが、素材硬度がほぼ同じなのに加えて、

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断面図で見る限りでは構造の違いがほとんど分からない

という、微々たる内部構造の違いになっているようなので、「いっその事同じ日に使い比べた方が挿入感の違いが分かりやすいだろう」というのと、「まとめてしまった方が分かりやすいだろう」という事で、二本同時にレビューしようと思ったわけです。

開封してみよう

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重量はどちらも約450g(誤差2g程)で、全長は約16cm。

造形は初代の『サキュ手裏剣』と同じような八角形ですが、重量は約100g程多くなっており、シリーズでは『半熟サキュバス外伝 超極強化サキュ手裏剣VV』と同じ型が使われているんじゃないかと思います。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

素材の方も(多分)同じものが使われています。

外層素材には柔らかめな素材が使われており、「スンッ!」と鼻に来る独特な臭いがそこそこについており、油っぽさの方はかなり気になるくらいについている素材ですね。

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固さ加減の説明の詳しい表はこちらから

外層素材の固さレベルは『-2』と『-3』とで、かなり迷うくらいの固さ加減になっています。

内層の素材にかなり固いものが使われており、外層に少し弾力が加味されてしまっているので、もしかすると実際には『-3』くらいにはあるのかもしれません。 

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入り口の造形も同じで六角形の珍しい形が採用されています。

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こちらが入り口からの構造の比較となる画像。

ぱっと見た感じだけで言えば『シグマ』の方が縦ヒダが多い構造のように見えますね。

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こちらが片側だけの比較画像で、どちらも『サキュ手裏剣』の流れを汲んでいるようなウェーブの強めな横ヒダが付けられていますね。

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反対側を比較してみればその違いは一目瞭然で、裏返して初めて「あぁ、こういう構造の違いになっていたのか・・・」とようやく納得出来た感じです。

『オメガ』の方はやや厚めの横ヒダが付けられている構造。
『シグマ』の方は『ヴァージンループ』を彷彿とさせるような極細の横ヒダに縦ヒダがついた構造・・・といった違いがあるみたいですね。

『オメガ』の方に挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

これは果たしてサキュ手裏剣を進化させたものなのだろうか・・・?

と、ふと疑問に思ってしまうような挿入感になっていますね。

ゾリゾリ感がかなり強めの横ヒダの刺激に加えて、縦なのか横なのか良く分からない波ヒダ的なサムシングがベロっとめくれてくる様であったり、奥まで挿入した時にはそれらがグニュリと潰れて絡んでくる様なんかは確かにサキュ手裏剣の名残・・・というか、ほぼそのままな特徴を引き継いではおり、基本的に"良いオナホ"の部類には余裕で入ってくるオナホールだと思います。

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「進化した」と言われている部分が、ご覧の通りドシンプルな横ヒダ系の構造になっており、どちらかというと"足し算"ではなく、"引き算"によって改良されているオナホールになっているわけですが、ペニスの上部の接地面積や密着感が増えた事によって、

横ヒダのゾリゾリ感がアップして攻撃的な刺激の挿入感になっている

という変化が感じられるような挿入感になっていますね。

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「変化を感じられる」という意味では、サキュ手裏剣の異なるバリエーションとしての役割は果たせているんですが、逆にもう一つの変化としては

片側が横ヒダになった事で、波ヒダのグニョつき具合が減っている

とも感じてしまう挿入感になってしまっており、変化こそは感じられてもそれが続編としての「プラスな要素」になっているのかと言われれば、ちょっと違うような気もしますね。

非対称型の構造になっているので、例えば「横ヒダ部分を下側にして挿入すればまた違った挿入感も味わえる・・・」というのが狙いの一つでもあるとは思うんですが、どうも裏スジ側にシンプルな横ヒダが当たる感触だけではいまいち物足りない挿入感になってしまいますね。

なおかつ上部の波ヒダ部分のアクセントが強すぎる為に、余計に裏スジ側の刺激がシンプルすぎてつまらなく感じてしまったりと、結局の所一番気持ち良く使う為にはサキュ手裏剣の名残を一番強く感じる波ヒダ部分を裏スジ側に持ってくるのが正解になってしまい、良く言えば

「ジョリヒダ感の向上で刺激がアップして使い手をより選ぶようになったサキュ手裏剣」

とも言えるし、悪く言えば

刺激が強くなった上で、特徴的な良さが2/5くらい消えてしまったサキュ手裏剣

とも言えるようなオナホールになっている感じですね。

柔らかい素材に包まれてはいるために、ゴリゴリしてきたり、圧迫感によるキツさみたいなものはないんですが、常に腹筋に力を入れながら厳しめの亀頭責めを受けているくらいにジョリジョリ感のエッジが強いオナホールになっているので、バリバリの横ヒダ系でハードなオナホールが好きな方であれば初代よりもこちらのオナホールが合うかもしれませんね。

ハードな刺激を体が受け入れ初めてくれればかなり高めな快感を味わえるんですが、一旦そのゾーンから逸脱してしまうと、厳しすぎる横ヒダの責め手にペニスの硬度がジワジワと下がってしまうようなピーキーな性能になっており、最終的な満足度としては★4くらいには十分楽したオナホール・・・くらいの評価になってしまいますね。

オナホデータ

M10350-01-670x半熟サキュバス外伝 サキュ手裏剣オメガ
平均価格:3,600円前後
1gの値段(nkp):約8円
刺激レベル:■■■■■(5段階:5)
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販売店はこちら

『シグマ』の方に挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

ほぼ一緒ちゃうんかこれ・・・。

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理屈で言えばこちらの方が細かい横ヒダになっているので、ジョリジョリ感のキメが細かくて繊細な横ヒダ系の刺激になるはず・・・なんですが、使用感の変化を見極めるために交互に使って見ても

今どちらのオナホールを使っているのかよく分からない

という状況に何度も陥ってしまい、「ほぼ同じだ」と言っても過言ではない微妙すぎる違いになってしまっていますね。

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理由としては、シリーズで異なる部分というのが断面図で見れば上部のわずかな部分しかなく、オメガのレビューでも言ったように、基本的にはサキュ手裏剣の名残側を裏スジ側に持ってくるのが正解な挿入感になってしまっている為に、大筋での挿入感の違いはほぼないというのが理由の一つ。

もう一つは、

ジョリジョリ感が強すぎて、そんな細かな刺激の違いを感じられる程にペニスの余裕がない

という点で、どちらのオナホールも腹筋に力を入れながら「うぉぉぉお」と亀頭責めを食らっているかのような高刺激なオナホールな為に、その圧倒的なジョリジョリ感の前には細かなディテールの違いが吹き飛んでしまっている感じですね。

「確かにわずかながらも、こちらの方が◯◯な気がする・・・」だとか、それっぽいセリフを吐いておけば、レビュワー的にも格好が付く所なんですが、真面目な話「俺は今からシグマの方を使うぜ!!」と確認してからしばらくストロークしていたら、「今どっちを使ってるんだっけ・・・」と、わざわざペニスを引き抜いて内部構造を確認する事態に何度かなってしまったので、ハイセンサーなペニスをお持ちの方であれば微妙な違いが分かるのかもしれませんが、オナ郎程度のペニスでは言語化出来る程に大きな違いを感じられない始末でした。

なのでオススメ度としてはこちらも同じく★4な評価となり、「どちらのオナホールが良いのか?」という問題に対しては

「なんとなく直感で気持ちよさそうな方を選んでおけば間違いないぜ!」

というのがオナ郎の回答になりますね。

オナホデータ

M10351-01-670x半熟サキュバス外伝 サキュ手裏剣シグマ
平均価格:3,600円前後
1gの値段(nkp):約8円
刺激レベル:■■■■■(5段階:5)
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販売店はこちら

※今回は二本同時のワイド版のレビューになりますので、明日の更新はお休みさせて頂きます。