今回はピーチトイズの
『20HAND→BIG(トゥーゼロハンドビッグ)』
試してみました。
『20HAND(トゥ−ゼロハンド)』のビッグ版ですね。
『20HAND(トゥーゼロハンド)』
2021年の登場から5ヶ月程連続で月間ランキングの一位をキープした後に、
「間違いなく2021年のMVPホール」
とオナ郎が評価した、2021年を代表する素晴らしいオナホール・・・だったはずなんですが、その独特な入口の形状のせいなのか何なのか、相次ぐ「避けてしまった」という耐久性不足の問題が報告されてしまい、いつの間にやら時代の流れと共に消えてしまったオナホールとなってしまいましたね。
「こんなに良いオナホなのにもったいない・・・」ということで、例外的にも耐久性をしっかり検証してみるとという特別記事まで作った思い出深いオナホールなわけですが、今回はそのビッグ版が登場したということで「およそ★5が基準となる評価だろう」という期待が高すぎる所からレビューをさせて頂きましょう。
昨今ではオナホールの”ビッグ版”をとりあえず出しておく、みたいな風潮はやや落ち着いてきた感じもあるので、どちらかと言えばタイミング的には少し遅すぎたまであるかもしれない『20HAND(トゥ−ゼロハンド)』のビッグ版。
通常版ですら550g程もある十分な大型サイズだったのに対して、今作では「740g」にまで重量を増やしており、正直前作で十分秀逸なバランスだっただけに740gはちょっと蛇足な重量では・・・?とも思ってしまうサイズ感ですね。
重量以外にも通常版からの変更が入っているようなので少しまとめてみましょう。
- 550g→740gの重量アップ
- 入口形状の丸穴化
- ツートン二層→変則極厚二層の変更
耐久力不足で「割ける裂ける避ける」と言われまくってしまった入口部分は、昨今のピーチトイズからの熱く感じる「絶対に裂けるとは言わせない丸穴形状」に変更されているようですね。
3つ目は前作は前半と後半でほんの少しだけ違う素材を使ったツートン形状になっていたのに対して、今作では『包福Z』で登場した『変則極厚二層』っぽい感じの形状を採用している点ですね。
この変更は正直挿入感に大きな影響を与えそうなポイントなだけに、「十分実績があったわけだし、前作と同じツートン仕様で良かったのでは・・・?」と思ってしまう所ですが、それよりもさらに内部構造の良さを引き出したり、肉厚アップ版に適した二層素材への変更なのか。
ただ単に「同じような仕様でビッグ版を作るのもなつまらんな・・・」という変化を好む制作者のエゴから飛び出したものなのか。ピーチトイズの場合はどちらのケースもありえそうではありますね。
開封してみよう
公式の重量では『740g』との記載がありましたが、実際に量ってみると約806gと逆サバ読みな大きめの重量になっていました。長さは約17.5cm程で、重量のわりにはそこまで長すぎないサイズ感ですね。
穴の長さは約14.5cmくらいになっています。
※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。
外層素材は少し固めで臭いや油っぽさは少し気になるくりあにはついている素材が使われています。
固さレベルは『+1』と同じくらい。
『レビュー内の素材の硬度をもう少し具体的な数字で表現していこう宣言』の記事内で『20HAND』の硬度を確認した時は前半が『-1』で後半が『+1』くらいとのことだったので、前作の後半部分に使われていた素材と、今作の外層素材はおおよそ同じくらいの固さだったみたいですね。
入口はいかにも頑丈そうな大きめの丸穴仕様になっています。
内層部分には柔らかい素材が使われており、指で触った感じだと『-1』くらいだと思います。
本来ここまで肉厚なオナホだと裏返しはかなり危険な行為なんですが、とりあえずは入口の広さと素材の固さもあって多少は大丈夫だろうと決行してみました。(良い子のオナホユーザーは裏返しは基本的にはやめておきましょう)
内部構造は『20HAND』と基本的には全く同じ構造・・・ではあると思うんですが、オナホが大きくなった分だけ微妙のヒダ山の高さやら、ヒダ間の距離なんかは変わっているはずですね。
挿入してみよう
※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。
もちろん前作が非常に優れたオナホールなだけに、多少の仕様が変わったとは言え重量が大幅にアップした大型版が必要以上に悪くなる・・・ということはなく。
なんだったら余裕で平均点以上は叩き出しているであろう良いオナホールではあると思うんですが、
前作程に、数ストロークするだけで「★5だな」と即決出来てしまえる程の素敵さはない
と感じてしまうような挿入感になっていますね。
少し前にレビューした『ヴァージンループエイトロングCOOL』しかり、本来であれば余裕で★5は取れて然るべきオナホールに、逆張りか、あるいは安易な★5を出し渋っているかの如く、通常版を超えられない評価になってしまって凄く恐縮ではあるんですけど、決して逆張りして格好をつけているわけでもなく、★5を出し渋っているわけでもなく、ペニスの声に正直に従うとそういう結果に至ってしまう感じですね。
内部構造は前作とほとんど同じではあるので、シンプルなジョリジョリとした安定の気持ちよさに加えて、言い塩梅で縦ヒダのグニョっとした感触がペニスに絡んでくるもの・・・というのは変わりはなくて、普通に★4を付けられるくらいには気持ちと心地の良い挿入感には仕上がっていると思います。
ただ、「どこかいまいちグっとこない挿入感」になってしまっている・・・というのも正直な所で、それがどういった所なのかを適切に言語化して説明出来る自信はあまりなくて、かなり感覚的な所で「なんだか・・・なぁ・・・?」と思ってしまうような非常に微妙な違いではあるんですが、なんとか頑張って歴戦のレビュワーらしく”それらしい結論”を導き出してみましょう。
なんというか、感覚的な説明をするとすれば
「ペニスとの密着感やオナホとの一体感がやや低くて、縦ヒダの動きが単調に思えてしまう」
といったような挿入感になっているわけですが、そうなってしまっている考えられる原因としては大きく二つあって、一つはサイズアップしたことによって穴の口径が少し大きくなってしまっているという点。
もう一つは外層を全て固めの二層素材にしたことで、外層素材だけでオナホの形がある程度固定されてしまい、内圧がかかりにくくなってしまっており、適度なフィット感であったり、縦ヒダがグニョグニョとペニスに絡んでくる感触が薄れてしまったのかな・・・とあくまで予想ではありますが、そう感じてしまう挿入感ですね。
イメージとしては「穴をかき分けていく」と言うよりかは、少し大きめの『しっかりとした筒』的なものにズボっとペニスを挿入させていく・・・みたいな感覚に近くなっており、いまいち縦ヒダがグニョグニョと蠢いてくる・・・みたいな印象もやや弱く、ちょっとばかりグニョついてくるくらいの縦ヒダな印象に成り下がってしまっている感じがありますね。
わりと目新しい変則二層構造の採用ではありましたが、素材差がそこまで大きなものではないので、大きなギャップ感が得られるわけでもなく、外層素材の「頑張って支えています」感が少し顕著に出過ぎてしまっている感じが、この場合は(決して悪いというわけではないにしても)前作のインパクトを超えたり、即決レベルの★5を叩き出せるようなバランスにはなっていないように感じてしまいました。
こうして文字にすると、結構なレベルでがっつりオススメ度が下がっているようなレビューになってしまいますが、「前作よりちょっと物足りないな・・・」と思ってしまった期待をやや下回ってしまった挿入感だと、どうしても「その時の率直な感情や感想」を頼りにレビューすると、こんな感じのネガティブ要素がメインの内容になってしまうのは、非常に恐縮ではありますが続編ゆえの宿命とも言える難しさなのかもしれませんね。
オススメ度としては★5には届かずな★4くらいがちょうどいい評価になると思います。
オナホデータ
20HAND→BIG(トゥーゼロハンドビッグ)平均価格:4,400円前後
1gの値段(nkp):約5.4円
刺激レベル:■■■■□(5段階:4)
コメント
それはオナホも同じということか……
ピーチトイズはkuu-souの挿入口や直近のプニハルコンみたいな伸縮性と耐久性に優れた柔らか素材の開発に力を入れるべきかもだ。
そうなるだけでも大きく使用感も変わる。
その上サイズも大ぶりにして、耐久性や肉厚感のアップを考えた?
素材&内部造形の組み合わせは難しいなぁ。
それでもがんばれ「ものづくり」
といったメーカーの通過儀礼のような現象にぶち当たってそう
それガンだよ
柔らかい部分の割合をもう少し増して
バキュームが効くともっと良かったかも…
個人的にはあまりそそらない
ただこの肉厚なら外側を固くする必要はなかったと思う。外も内も-2程度のが出たら試してみたいな
よう短小
ソフト素材がもう少し厚ければ心配なく買えるんだけどなぁ…。
ぱっとみ、肉厚気泡なし入口裂けなさそうだし良さそうだなぁ
それをリメイクした結果評価が落ちるっていうのはキキーモラオルタとかでもあったけど、やっぱりその辺難しい塩梅なんだろうな
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