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今回はハトプラ(G PROJECT)の
『NEW HON-MONO 人工感触』
試してみました。

次世代HOLE HON-MONO人工皮膚』の新素材版ですね。



『人工皮膚!ARGON素材!』

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オナホールの常識を覆してきそうな『人工皮膚』という強烈な名前と共にG PROJECTから2021年に登場したのがこの『ARGON』という新素材。















これまでにもたくさんの『ARGON素材』が使われているオナホールはレビューしてきたので、「どんな素材なのか?」をそもそも知らない人には過去レビューで詳しく説明されているので、そちらを見ていただきたい所なんですが、簡単に言えば

「人間の皮膚っぽいはちょっと言いすぎている感はあるけど、確かに触感は特殊でアウター素材としては非常に優秀」

くらいの感想で、とりあえずは落ち着いた感じですね。

そんな『ARGON素材』のリリースから三年の時を経て、G PROJECT(ハトプラ)が虎視眈々と人工皮膚素材の開発を行って、今作でついにアップデート版を発売してきたとの事で、どんな素材になるのやら楽しみにしながらレビューしていきましょう。

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とりあえず人工皮膚素材がアップデートされるというのであれば、それに採用してくるのは『HON-MONOシリーズ』になってしまうというのは、現在のハトプラのラインナップから考えると至極当然なチョイスではあるんですが、散々コスられ続けまくられているHON-MONOシリーズなだけに、「2024年以降もまだ君と向き合っていかなければいけないのか・・・」と考えると少しネガティブな感情が芽生えてしまいますね。

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「ARGON素材がアップデートされたらしい」という噂を聞きつけた時には、

「さらに人間の皮膚っぽい素材に近づいたのか?」

なんて事を思っていたんですが、説明を読んでみる限りでは「皮膚っぽさを加速させてきた」というアウター素材としての性能よりも、どちらかというと

「インナー素材としての膣中っぽさを感じられるような新素材」

になっているとの事で、人工皮膚の方向性をアウター素材からインナー素材にシフトチェンジしてきた・・・というのが今回の新素材の特徴になっているようですね。

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ちょうどこのARGON素材が初登場した『次世代HOLE HON-MONO人工皮膚』のレビュー内で、このような事をオナ郎が書いているんですが、まさに今作の新素材では

「リアルな挿入感を実現させる為の人工皮膚素材」

という解釈になったという事なんでしょうね。

実際商品名も『人工皮膚』から『人工感触』に変わっているので、目指すコンセプトは皮膚感ではなく感触という事なんでしょう。 
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次世代HOLE HON-MONO人工皮膚』のように、やけに固めな素材のグニュグニュとした旧ARGON素材はアウター素材による二層構造は使われておらず、子宮ゾーン以外の全てが『ARGON NEW AGINGゴム』で作られているようですね。

内部構造は初代の『HON-MONO』からずっと変わらずな同じ構造が採用されているみたいです。

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イラストは『紅林のえ(@kurebayashi_noe)』というイラストレーターの方が描かれているとの事でした。

開封してみよう

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重量は約408g、全長は約14.5cm。

重量やサイズ感は微妙な全長の違いこそはあるものの、『HON-MONO』や『次世代HOLE HON-MONO人工皮膚』と大体同じものが使われており、特徴的な造形もシリーズで引き継がれていますね。

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

さて今回のレビューで一番肝心になりそうな素材感の部分。

やけに粉っぽいというか何というか

従来の『ARGON素材』のようなグニュグニュとした固くて奇妙な質感とは全く違っており、素材自体はかなり柔らかめのものに変更されてはいるんですが、なんというか

パウダーでコーティングされているかのようなザラっとした軽いテクスチャー

になっており、臭いはゼロレベルで控えめ。サラっとした表面の質感で一見油っぽさも控えめなのでは?と錯覚してしまいそうになるんですが、しばらく揉んでいたら手に若干の油が映ってしまうくらいにはほどほど~控えめ気味くらいの素材感になっていますね。

なんというか、感覚的には

昔懐かしなトイズハートの『セーフスキン』をスーパーソフトにした上で、粉っぽさをマシマシにした

といったような質感の素材で、従来の『ARGON素材』とはかなり質感が異なるので、いっその事別の名前にしたほうが良かったんじゃないか?とまで思ってしまいますね。

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固さ加減の説明の詳しい表はこちらから

固さレベルは『-3』と同じくらいの柔らさかになっており、型崩れのしない固形感がありつつもしっかりとした柔らかさを保持しているちょっと不思議な素材ですね。

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入口はぴっちりと閉じた縦スジタイプの造形になっており、ここらへんも初代『HON-MONO』から引き継がれている伝統的な造形ですね。

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内部構造もシリーズで同じなので、入口から見える構造もだいたい同じようなものですね。

実はこうやって動画撮影時に入口を「くぱぁ」している段階で、かなり嫌な予感がしており、これ以降のレビューの方向性が大きく変わっていく事になります。

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前半部分は横ヒダ構造で、後半部分は少し固めの二層素材による子宮ゾーンが付けられており、本物の膣内と同様に、少し上側の部分に子宮ゾーンが付けられている・・・というのが初代『HON-MONO』からのコンセプトですね。

こうやって裏返した段階で、

かなりジョリジョリザラザラとした触感が手に伝わってくる

という前回『NURE-MAN[ヌレマン]』のレビューで体験した砂っぽいザラザラ感が、裏返した段階ですでに伝わってくる仕様になっており、「とりあえず普通に挿入すればろくな事にはならんだろう・・・」という予感がしてならないですね。

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アップで撮影した画像がこちら。

この小さい小粒のようなもの全てがザラザラとした砂のような固い触感を生み出してしまっていますね。

このまま挿入しても『NURE-MAN[ヌレマン]』のように残念な結果になることは分かっているので、今回は使用前に念入りに洗剤を使って洗ってから挿入してみる事にしました。

挿入してみよう

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※GIF画像です、読み込みに少し時間がかかるかもしれません。

事前の入念な洗浄が功を奏してか、まだザリザリとする砂っぽい触感は内部にほんのりと残ってはいるものの、挿入感を大きく邪魔してくるという程ではなく、「ギリギリアクセントとして楽しめる」か、「ちょっと邪魔なようにも感じてしまうノイズ的な存在なのか」の微妙なラインでペニスをザリザリと刺激してくる挿入感で収まった感じですね。

一旦そこらへんのザリザリ感を無視してレビューしてみるとすれば、内部のヒダがプリっと引っかかる触感が明らかに増しており、蛇腹系とは言わないまでもかなり大ぶり感のある横ヒダのダイナミックさを柔らかい素材で味わえる挿入感になっています。

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後述する諸事情により今回はキャッサバ画像が用意できませんでした。

ある程度のまったり感はあり、エッジ感の高めな横ヒダがペニスをコスってくる様なんかは、自然と射精を促してくれるようなヒダ系ならではの気持ちよさはあるんですが、その分『HON-MONO』や『次世代HOLE HON-MONO人工皮膚』で感じられていたような、

繊細なバランスのまったり感とヒダ感と子宮感というのが、かなり大雑把になってしまった

ようにも感じてしまいますね。

特に子宮ゾーンのプリっとした斜め上に滑り込んでいくようなアクセントは今回も健在なんですが、前半部分との刺激のギャップ感があまり生まれておらずに、良い表現をすれば

「誰もが分かりやすいヒダ感や子宮感を味わえるようになったオナホール」

であり、少しネガティブな表現をすれば

「やかましくなったHON-MONO」

みたいに感じてしまうオナホールですね。

そういった意味では、従来のHON-MONOシリーズでは「少し刺激が弱すぎてイマイチだった!」だとか「よくわからんかった!」といった方には、今作の方が刺さりやすいオナホールではあるかとは思うので、乗り換えるだけの価値はあるかと思うんですが、従来のオナ郎が評価したような「繊細なバランスの上で成り立っている丁寧な挿入感のオナホール」みたいな点が好きだった方には、ちょっと大雑把なバランスが鼻に付いてしまうかもしれませんね。

オススメ度としては★4か★3かで迷ってしまうくらいの評価になり、前述したザリザリな謎仕様を加味して評価すれば★4にはまず届いておらず。かといって★2をつけるほど挿入感に不快な影響を与えていたわけではないので★3くらいが妥当な評価になるんじゃないかと思います。

オナホデータ

M10673-01-670xNEW HON-MONO 人工感触
平均価格:3,600円前後
1gの値段(nkp):約10円
刺激レベル:■■■□□(5段階:3)
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販売店はこちら

キャッサバ画像が用意出来なかった諸事情によるオマケレビュー

「お湯で洗えばザリザリ感は消える!」

みたいなレビューがFANZAのレビューに書いてあったので、ある程度使い終わったあとにものは試しにという事で、お湯で洗ってみる事にしました。

ちなみにオナ郎の家では、蛇口からかなり熱いお湯が出るので「ちょうどええわ!!」と思いつつも、何気なしにジャバジャバと洗っていたら、なんという事でしょう。

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あれだけ綺麗に並んでいた横ヒダは、高熱のお湯によってジワジワと破壊された後、まるで魔改造されたかのようなグチャグチャの内部構造に生まれ変わったのでした。

お湯を集中的に当てた部分のザリザリ感はかなり消えてくれていたので、「お湯で洗うとザリザリ感は消える」というのは間違ってなさそうなんですが、温度に注意しないとオナ郎のようにオナホに不可逆で短命な魔改造を施してしまう事になるので注意が必要です。

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「これはこれで気持ち良さそうやんけ!」

と、持ち前のポジティブさを発揮して挿入してみれば、あれだけシンプルでダイナミックだった前半部分の横ヒダに、グニュグニュとした複雑な触感が加わって正直かなり気持ちの良い挿入感になってくれたので、

「オナホに高温のお湯をいい感じでかけてあげると、いい感じの魔改造が出来る(ただし寿命と引き換えに)」

というマメ知識を今日は皆さんに覚えて帰って頂ければ幸いです。

それはともかく、ハトプラはこの素材のザリザリとした不具合(みたいなもの)が、現時点でのロット差や仕様になってしまっているのであれば、今後のレビューが毎回同じような不具合からの減点評価になってしまうので、一刻も早く修正していただきたい所ですね。